11月の忘年会はどうかと思うけれど、最近はとっとと早めに
済ましておこうというケースが多い。
確か去年も11月から始まって12月早々に終了してしまい、
年末になると酔っ払う機会がなくなった。
もちろん、今から忘年会とはいえないので「○○兼忘年会」である。
今年は先週の土日から始まった。
私は会社人ではないので、「○○兼忘年会」は週末だ。
今週からは泊りがけ「○○兼忘年会」が2週も続く。
時間はあるが、金のない地域人としては、厳しい季節だ。
それでも「人が一番」だから、声がかかれば出ていく。
酔っ払えば会話の中身など憶えていないことが多い。
しかし、土曜の「○○兼忘年会」での会話には考えさせられた。
話相手は、政治を生業としている人である。
本人は自称「中道右翼」という。
歴史観など私とかなり違う人だが、東アジアの問題では意見が
一致した。
話の展開は以下のようになった。
小泉氏の靖国参拝に対して「韓国、中国の反発」が少ないのではないか。
一時に比べれば比較にならないほど少ない。
一方、欧米からの批判は強くなった。
なぜか?
東アジアの国々は右傾化した日本に大変な脅威を感じ始めている。
日本はかって「発狂」(司馬遼太郎好みのことば)した国だ。
そのような状態に追いこむことは避けなければならないと考えたの
ではないか。
先の総選挙の自民大勝の要因のひとつに、昨年の中国の反日暴動がある。
それに対する反発を表面化させなかった日本国民は、自民圧勝という
形で意志表示をした。
ゆえに、小泉氏の靖国参拝の結果も支持率上昇につながった。
その経緯をみて「韓国、中国」は、これは単に「小泉批判」では
済まないと考えた。小泉氏を支える日本国民との問題と把握した。
ことは格段に複雑になった。
今までは日本国の指導者批判だったが、その指導者にたいして過半数の
国民がシンパシーを感じているという現状を踏まえて、自国に対する
「脅威」を事前に防ぐ方策を考えなくてはならないわけだ。
だからといって、日本が複雑で高度な外交をするわけではない。
日米同盟を強化していく以外の戦略はない。
日本という国は、国民が思っている以上に、東アジアの国にとっては
「巨大な国」である。
日本に対する反発が極端な場合は反日暴動になる。
日本を、できれば意識の外に置いておきたいが、街角に立てば、
いやでも日本企業の看板が目に入ってくるし、日本車も走っている。
このような隣国とどのような関係を築いていくか。
今までのような靖国批判では日本国民の心の届かないことが
明かになった。
「韓国、中国」は、今、新たな模索をはじめた。
そして、私たちは「韓国、中国」を始め東アジアの国々と
どのような関係を構築していくか。
小泉政権時代はもうどうしようもないのか。
なにか進展策がないのか。
とにかく、数多くの話し合いの場が設定される必要があるだろう。
単に「後小泉政権」の最重要課題であると逃げるわけにはいかない。
済ましておこうというケースが多い。
確か去年も11月から始まって12月早々に終了してしまい、
年末になると酔っ払う機会がなくなった。
もちろん、今から忘年会とはいえないので「○○兼忘年会」である。
今年は先週の土日から始まった。
私は会社人ではないので、「○○兼忘年会」は週末だ。
今週からは泊りがけ「○○兼忘年会」が2週も続く。
時間はあるが、金のない地域人としては、厳しい季節だ。
それでも「人が一番」だから、声がかかれば出ていく。
酔っ払えば会話の中身など憶えていないことが多い。
しかし、土曜の「○○兼忘年会」での会話には考えさせられた。
話相手は、政治を生業としている人である。
本人は自称「中道右翼」という。
歴史観など私とかなり違う人だが、東アジアの問題では意見が
一致した。
話の展開は以下のようになった。
小泉氏の靖国参拝に対して「韓国、中国の反発」が少ないのではないか。
一時に比べれば比較にならないほど少ない。
一方、欧米からの批判は強くなった。
なぜか?
東アジアの国々は右傾化した日本に大変な脅威を感じ始めている。
日本はかって「発狂」(司馬遼太郎好みのことば)した国だ。
そのような状態に追いこむことは避けなければならないと考えたの
ではないか。
先の総選挙の自民大勝の要因のひとつに、昨年の中国の反日暴動がある。
それに対する反発を表面化させなかった日本国民は、自民圧勝という
形で意志表示をした。
ゆえに、小泉氏の靖国参拝の結果も支持率上昇につながった。
その経緯をみて「韓国、中国」は、これは単に「小泉批判」では
済まないと考えた。小泉氏を支える日本国民との問題と把握した。
ことは格段に複雑になった。
今までは日本国の指導者批判だったが、その指導者にたいして過半数の
国民がシンパシーを感じているという現状を踏まえて、自国に対する
「脅威」を事前に防ぐ方策を考えなくてはならないわけだ。
だからといって、日本が複雑で高度な外交をするわけではない。
日米同盟を強化していく以外の戦略はない。
日本という国は、国民が思っている以上に、東アジアの国にとっては
「巨大な国」である。
日本に対する反発が極端な場合は反日暴動になる。
日本を、できれば意識の外に置いておきたいが、街角に立てば、
いやでも日本企業の看板が目に入ってくるし、日本車も走っている。
このような隣国とどのような関係を築いていくか。
今までのような靖国批判では日本国民の心の届かないことが
明かになった。
「韓国、中国」は、今、新たな模索をはじめた。
そして、私たちは「韓国、中国」を始め東アジアの国々と
どのような関係を構築していくか。
小泉政権時代はもうどうしようもないのか。
なにか進展策がないのか。
とにかく、数多くの話し合いの場が設定される必要があるだろう。
単に「後小泉政権」の最重要課題であると逃げるわけにはいかない。