良寛さんは西国修行から越後に帰ってきて最初に泊まったのは糸魚川です。
そこで病臥に伏したようです。長旅ですからね。
そこから北国街道を北上し柏崎、出雲崎に向かいます。
地図のブルーのラインです。
グリーンのラインは高速道路です。今回は高速利用はありません。
柏崎では番神堂を訪れました。
佐渡に流された日蓮が赦免された折に船が難破しこの地に流れ着いたと言われています。
左手奥に刈羽原発が白く見えています。
江戸期の彫刻など素晴らしいです。
日蓮の像です。
柏崎は貞心尼が移り住んだ街です。今回は旧跡を訪問することができませんでした。
柏崎と言えば、刈羽原発がありますが現在は停止中です。記事にあるように核テロ対策に不備がありました。
最近のニュースでも知事が3つのプランを検討すると言っています。経済的な効率をポイントに上げています。
海岸沿いに走っていくと原発敷地を大きく迂回していきます。
敷地の周りを「出来立て」と思われる2重の鉄条網が張めぐされていました。
確かに地上からは侵入できないでしょうが、ミサイルなどが撃ち込まれればひとたまりもありませんね。
柏崎から出雲崎までは20km程度だと思います。車の中から海岸に押し寄せる白波の大きさに驚きました。
出雲崎に道の駅に着きました。ここは波消しブロックがあるので海岸は穏やかです。
遠くに見える山は国上山です。良寛さんが寄寓した五合庵がありました。
では良寛さんの生地である出雲崎を見ていきます。
まず、良寛記念館にいきます。海に面した裏山にあります。
国上山にある五合庵を再現していました。
記念館が建てられた経緯が掲示されています。
「良寛と貞心尼師弟展」が開かれていました。
短い時間ではとても消化しきれない内容でした。目録を購入しました。
それから『良寛ーその人と書〈五合庵時代〉』小島正芳著も。
記念館の裏手には、山本家のお墓があります。良寛のお母さんが眠っています。
出雲崎町マップです。
中央下に良寛記念館。
隣接して良寛と夕日の丘公園。眼下には良寛堂です。
次回、紹介させていただきます。
お読みいただきありがとうございました。
ウクライナに平和を!
中東に平和を!