岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

【政局】議員が走り出した。

2005-07-29 10:55:03 | 国民と国会と政治
あまり政局のことを書くことはないのだけれど、
真夏の夜の占いと思って書いてみましょうか。

当事者である議員の皆さんもまったく見当がつかないらしい。
小泉氏に近い山拓、森の両氏もわからないという。
本当にそのようにもみてとれる。
取り合えず、選挙の準備を始めなくてはと各党が動き出しているのは
確かだから、この走りだしがある一定以上のスピードになれば、
解散総選挙とならざるをえない。
例えてみれば、飛行機が助走を始め、離陸スピードに達したら、
離陸するしかないことに似ている。

さて、解散総選挙の離陸ポイントとは何か。
もちろん、お金がどれだけ使われるかによるだろう。
先の総選挙から2年も経っていない。ということは、
議員さんが、せっせと貯金をしてきたとしても
(一部の富裕議員は別だが)、資金は足らないと思う。
今、選挙をしなければならないとすれば、長い助走は
無理ということになる。

さっさと解散して、即選挙となればなんとかなるという
算段だろう。最悪のパターンは、郵政法案は可決したが、
小泉氏は死に体状態。
花道を探して右往左往となると、議員さんの資金はもたない。
そこで解散の大合唱となる。

個人的希望:
今の時点での総選挙はお金の無駄。選挙関連の費用総額が
いくらになるか知らないが、少なくとも数百億円には上る
だろう。大変な費用である。
本来4年に一度でいい総選挙を、二度もしないでほしい。
また、各党も政策を含め、選挙の準備ができていない。
ということは、各党の主張、論点が明確にされない状態で、
レベルの低い選挙戦が行なわれることになる。

もちろん、選挙で儲かる業界は報道、印刷等々多いのだが、
動機が不純な儲けだと思う。

それにしても、いろいろ考えてみると、既に引くに引かれない
状態まできている雰囲気はある。

以下は岩清水の希望的観測です。

可能性:
1.郵政否決解散→20%
2.郵政可決、それでも解散→20%
3.来年以降(秋)解散→60%

もし3になった場合は、自民党の議員さんはどのように
1年間を過ごすのでしょうか。
とても興味があるのですが。

※今日から、東北に行きます。
帰ってくるのは、8月に入ってからです。
またお会いしましょう。

最新の画像もっと見る