連休明けを目処としていましたが、終わる見込みはなくなりました。
どんどん先が見えなくなっていますね。
出口が難しいと言われていましたが、北海道の再流行をみるとその感を強くします。
例えば、観光関連でもGWがかき入れ時で、その後も初夏の旅行や修学旅行のシーズンです。
経済の中心は個人消費です。
これでは耐えられない会社や人々が急増します。
政府は指針を打ち出さない状態が続いています。
「連休中は自宅に居てください」を訴えですが、連休明けにどうするのか。
継続だけでは駄目です。
どのようになれば、活動を少しづつでも始めるのか、指針を示さないといけません。
感染予防をどのように進めるのか。
検査は?治療薬は?
社会的活動はどのようにして再開するのか。
また、どのようになれば、方針変更をするのか。
具体的に数値を上げてほしいのです。
予測できないことが多いのは確かですが、
なにごともきっちりと説明して、判断に誤りがあれば、またきっちりと説明して変えていく。
(期待しています。頼みますよ)
学校も9月新学期という声が大きくなっていますが、慎重に議論がなされるべきだと思います。
9月スタートが世界的に多いというのは理解しています。
現在は国や多くの企業の会計年度と連動しています。
また、当事者である学生や生徒は反対している人が多いようです。
そうでしょう。
今までも大学入試改革で散々な目に遭っているのですから。
9月入学で新型コロナが収束しているかどうかということもあります。
その意味では本当に戦時ということを思わざるを得ません。
第二次世界大戦当時、学生・生徒は学習できませんでした。
(たとえ戦場に駆り出されなくとも、勤労奉仕として軍需関連の労働力となりました)
そして、戦後に学び直しができた人もいれば、教育が中途半端で終わった人も多くいます。
かつてたどった経過は避けなければなりません。
しかし可能性はゼロではありません。
次代を担う若者が担わなければならない社会、それは今の中高年が担ってきた社会とは比較できないほど困難なものです。
そのためにはしっかりと「人生と社会の基礎」を学んでもらわなければなりません。
今の社会を維持できるかではなく、近未来を見通した望みある社会づくりのために。
お読みいただきありがとうございました。