岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

3年間、1日3回食事を作ってみた結果は?

2014-01-11 06:06:54 | ケアラーのために
3年前、「介護離職」をしました。
その日からは介護と家事の生活になりました。
両親専属のホームヘルパーと成年後見人になったわけです。

ヘルパー業務は、生活支援と身体介護です。
男性介護者には調理が困難な家事だと言われています。
私も働いている時期にはほとんど調理をしたことはありませんでした。
大変なことだとは思っていましたが、人類の半数の方は調理をしているのですから
できないはずはありません。
すでに仕事で時間を拘束されるわけではないので地道に学べば3人分ならなんとかなると考えました。

ただ両親が「柔らかな和食」を好むので、私の食生活と異なります。
3人が同じものを食べるわけにはいきません。
ご飯の炊き方も違います。
電気炊飯器も2台必要でした。

献立の基本は、ご飯と具だくさん味噌汁、豆腐利用でした。
それにタンパク質の多い肉か魚をプラスすることになります。

初めは揚げ物や煮込みものに挑戦しましたが、徐々にシンプルなものになって行きました。
素材の味で十分なようです。
NHK朝ドラ「ごちそうさん」のようにはいきませんね。

かつては咳き込みことが多かった両親もほとんど咳き込まなくなりました。
その理由がなにかは分かりません。
料理の違いがあるのかどうか。

実は私自身の血の流れもよくなったようです。
これは薬局にある「血流測定器」で定期的に図っています。
3年前は、年齢に比べて血流が悪いという判定でした。血管が硬化していたように感じました。
波形が小さいのです。
現在は、2段階ほどよくなって、年齢に比べて血流がよいとなりました。
波形が大きくなりました。
血管が柔らかくなっているのではと勝手に判断しています。

昨年、夏に父が特養入所。秋には母が同じ法人のケアハウスに入所しました。
母は毎日、父のところに通っています。
これで私は楽になるかなと思っていました。
しかし、そうでもありません。
新しい問題がいろいろと出てくるものです。

ブログに書ける範囲で書いていきたいと思います。
ただそれでは根幹に関わることは書けないのではないかと問われます。
そうなのです。
それが筆が進まない理由なのです。

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