岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

公示日

2005-08-30 22:27:34 | 国民と国会と政治
2005年8月30日。
間違いなく21世紀の重要政治的エポックとして記録されることに
なるだろう衆議院選挙の幕が切って落とされた。

もちろん、政局が大幅に動いても、人の心はそうは変わらない。
人の心のあり様までかわることはない。

しかし、政治は人の生き方のかなりの部分を規定することに
なる。
政治家は、否定的に見られることが多いが、その政治家が、
時には、小選挙区1区分以上の権力を持つ。

50万人の人口を抱える小選挙区50万人分の権力を
持っていることになる。
一個人の50万倍の権力を持つということは、有権者は
自らの権力を議員に提供している結果である。
議員は50万人の代理人である。

総理になれば、1億人以上の人間の法定代理人である。
その法定代理人を選ぶことに繋がるのが今回の選挙である。

おろそかにしてはいけない。

※写真は穂高岳のシルエット。

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