北京五輪の終了を待って行動を開始しましたね。
プーチンはすでに十分な果実を受け取っており軍事介入をしないのではというのが専門家の考えでした。
ただプーチンが議会から一任されていることから彼の頭の中次第であり、
現状では見当がつかないということです。
ロシアは選挙のある国ですが実質は北朝鮮と近い状態ですね。
経済的にも大国からは程遠く、誇れるものは軍事(宇宙付き)だけです(ガスも)。
スポーツも地に堕ちました(プーチンは怒っているでしょう)。
兵力にしても陸軍全体で90万人と言われ、そのうち20万人が集結しています。
長引けば経済的な負担、兵士のストレスも増します。
普通ならばさっさと果実を獲って、手打ちにしたいと考えるでしょう。
果実とは、ウクライナの一部の併合です。
今日の2地域の国家としての承認と平和維持名目の介入だけでは足りません。
(NATOを縛ることはいくらなんでも無理とわかっているでしょう)
今の時点でウクライナは西洋諸国に支援を要請しました。
ウクライナ自身も一歩踏み出しました。
西側諸国には経済制裁以外に対抗手段があるのでしょうか。
もちろん、経済制裁は予想通り効果的でしょう。
国民に負担を強いるからです。
しかし、それに耐えている国が現在も複数あります。
短期的には効かないということです。
プーチンの頭の中にあるのは、国民が納得して歓迎してくれる結末です。
そのような相手としか国民を見ていないでしょう。
彼の見果てぬ夢(かつての超大国)は、かなうはずありません。
目の前にある冷徹な現実を直視するしかありません。
最後の仲介者は中国しかありません(嫌なことですが)。
プーチンの兄貴は習近平です。
米国には耐えられないことですが現実的だと思います。
お読みいただきありがとうございました。