岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

医療ソーシャルワーカーに聞かれて、忘れていることの多さに気づく。

2017-10-22 15:31:54 | ケアラーのために

私もソーシャルワーカーの端くれとして、相談を受ける場合に色々と今までの人生についてお聞きする場合がありました。

今回は聞かれる立場になりました。母親についてのことです。

母親はどのような人生を歩んできたか、病歴はどうだったのか。それはいつのことだったのだろうか。

これに答えることは思った以上に難しいかったのです。

母親自身は断片的にしか答えられない。しかも私からみても明らかに事実と反すると思われることを話す。まあー私だって確証のないことが多い。

母親は現在、特別養護老人施設に入所していますがその前には同じ建物のシェアハウスに入っていました。父親はその施設のデイサービス、ショートステイ、特養と利用し看取り介護をしていただきました。

ですから、両親とも個人ファイルがあり、私が知らないような情報も保持しています。

看護師の方が面接に同行していただいたので十分フォローしてくれました。

これではいけない、私自身も両親の履歴を年表しておこうと考えはじめました。

業務で使っているフェイスシートにも母親の履歴を書いておく必要があると思いました。

NHKで放送している「ファミリーヒストリー」に出演される人々も家族の歴史については断片的にしかしらないことがほとんどです。

私たち一般人は自ら「ファミリーヒストリー」を探し記録しておくしかないのですね。


最新の画像もっと見る