拘置所の独居房の生活が長くなり尋問が続くと、
自白さえすれば、ここから出られる…
こんなことがあっていいのか、元警察官の原田宏二さんに聞くと、
自白が証拠の王!!
尋問担当者は、指揮官に厳しく叱責される。
無罪の糸口は…
母親は、当日のことが思い浮かぶものがないかと探した。
携帯の通信履歴をたどると、
午後4時26分に送信していた。
午後11時前に父親が駅に迎えに来てくれていた。
寿司を食べて、サッカーのテレビ観戦をしていたのだった。
その間に写真を撮って、当時の彼女に送っていた。
平山弁護士は、喜んだ。
裁判が始まった。拘置所から裁判所に行くことになる。
見せしめの意味もある。
屈辱に耐えて被告席に座った。
平山弁護士が有力なアリバイを持って弁護を始めた。
しかし…
その5につづく