岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

この選挙は泥試合か、それとも。

2005-08-11 10:09:38 | 国民と国会と政治
公認、非公認をめぐって表裏とも大変な騒ぎになっている。
確かに選挙結果によって、政界再編どころかの話に
なりそうだ。

後1ヶ月、短いようでかなりのことができる時間だ。
目下、先手を打ち続ける現自民執行部が話題の中心だか、
候補者を立てる作業の中で、県連との摩擦が表面化する。
県連は、自民党の体質そのものだから、執行部の
意向通りには動かない。

「分裂」と「ねじれ」の選挙となる。
この場合は「郵政」が争点の中心とはならない。
もっとドロドロした。人間関係が「忠誠」。「裏切り」、
「恩」、「義理」というレベルでの闘いだ。

例えば、京都府を見てみよう。
ここはいまだに野中氏が中心に座っている。
当然、後継者も「反対派」。
先の参院議員選の当選者も「反対派」。
ではここに新たな党の公認者が出せるか。
出せば、府連は完全分裂。
出さなければ、今の強行路線は頓挫する。

われわれも興味半分のこの選挙選をみていてはだめだと
思う。
はたして民主党が「受皿」になりえるマニフェストを
つくることができるか。
ライバルの失点を指摘するレベルから飛び出せるか。
すなわち、現状の岡田氏の主張から飛躍できるかである。

「たなぼた選挙」という考えを持っているとは思えないが、
もし少しでもそのように思っているなら、
民主党は初めての敗北をきすことになるだろう。

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