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消費税3%アップでこれだけの騒動になるとは、本当に驚いた。
これは単なる集団的自衛的行動なのか。
いろいろな要素があるだろうが、ビッグイシュー(4月1日発売号)の浜矩子教授の「政策災害だ」という意見にはうなずいた。
さすがです。この原稿を書かれたのは3月上旬までだろうけど、タイトルの「駆け込み需要の強さが示す消費増税の災害効果」は
見事に的中している。
まさに国民も企業もてんやわんや。
確実に反動が見込まれる駆け込み需要などを喜んでいる人はいないだろう。
災害への備えを学んでいる国民の防衛力はしっかりしている。
例えば、3月中にガソリンを満杯にして、4月に入ったら極力乗らないというわけだ。
実際、4月になったとたん、道はガラガラになりスーパーもガラガラになった。
ところが、マスメディアはそのことを報じない。
売れないという店の声は取材しない。
経済にマイナス効果があるということだろうか。
しかし、起こっていることを伝えるのはメディアの使命ではないか。
増税前でも厳しい生活を強いられていた国民がこのような行動をとることは当然である。
災害がくるのがわかっていて何もしないという人は日本にはいない。
今回の災害は、まさしく国がやるべき政策をなおざりにしてきたため起こった政策災害である。
政治の失敗を転嫁されたのだ。
その上、増税分を社会保障費に全額回まわすというのは大ウソですぞ。
夜桜で飲んだ酒 冷たい夜風に くしゃみとなって 飛んでいく
最後に坂本教授の一言。
「未来ですか?まあ、あと20年も持たないんじゃないですか、この世界は」