岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

「改革の本丸は、官僚改革」

2009-08-22 06:12:20 | 国民と国会と政治
自民党にできないこと。できなかったこと。
これが「官僚主導の政治」の変革でしょう。

今回の選挙でさまざまな争点が言われていますが、自民党の「責任力」には、
この視点が欠如しています。
今までできなかった官僚改革は、もう今の与党に任せられないということでしょう。

与党が財源論で野党を批判しても、説得力はありません。
国民も切羽つまっているのです。
争点にはならないのです。

政権交代が実現すれば、今度は新与党にとってイバラの道です。
しかし国民に約束したことはなんとしても実現しなくてなりません。
これは大変なことです。
新政権は、憲政史上最大の課題(重荷)を背負うことになるでしょう。

かつて、郵政選挙の大勝で与党は、奢り慢心しました。
結果が今の惨状です。
今回、野党が圧勝して同じ愚を繰り返すことがあれば、国民にとっては、
もう救われようがないのです。

前回は夢に浮かされて投票にいった人が投票場で列を作りました。。
今回は、わらにすがる思いで、投票に行くのではないでしょうか。
わらにすがる思いだから、マニフェストの出来など、それほど重視していないといえます。
このことが、最後まで与党には理解できなかった。

ゆえに選挙の行方が今後変わることはないでしょう。
その意味では、もう無風状態にあるといってよいでしょう。

このようなことが起こるのですね。

※水面に映るスポーツの塔。ランドマークの重要性がわかります。

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