岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

『洛東 龍池山 大雲院 祇園閣』 初参拝しました。

2013-09-07 20:56:22 | 京都・奈良
場所は八坂神社の南隣です。
気になっていた祇園閣です。
特別公開(~9月30日)をしていましたので拝観いたしました。
初めてです。

上の写真が祇園閣です。
祇園祭の山鉾を模して造られているとのことです。
この建物の登楼できるというので勇んでいきました。



祇園閣は、大雲院の境内にあります。

大雲院は、織田信長と長男、信忠の菩提寺です。
碑が建っています。
なんと石川五右衛門の墓もあるのです。
石川五右衛門と言えば、知恩院の三門に住んでいたという話もあります。
その知恩院も近くにあります。

大雲院の境内は、かつて大倉男爵の別邸の場所でした。
その大倉男爵が建てたのが祇園閣です。
昭和3年のことです。

その後、昭和48年に大雲院が寺町四条からこの地に移転してきました。
寺町四条の跡地には高島屋が建っています。
高島屋が西に拡張したのですが、その土地に大雲院があったのですね。

その頃、当地は大倉家から高島屋に所有が代わっていました。
土地の交換がされたようです。

祇園閣は、室内、展望とも撮影禁止です。
ともに素晴らしいのですが、実物を見ていただくしかありません。
内部壁面は、敦煌の壁画を中国人の葛新民氏が書いています。
展望は知恩院の山門からの眺め以上かもしれません。









墓地の入口です。



織田親子の碑です。



石川五右衛門の墓です。





旧大倉家別邸の建物です。

今月中公開されています。
お薦めです。


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