北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

美唄の豪雪事情

2012-02-18 23:45:53 | Weblog
 昨夜は美唄の温泉交流施設「ゆ~りん館」に泊まって、今朝札幌へと戻ってきました。

 今年の積雪は災害だと言われていて、特に岩見沢市での豪雪の様子はよくテレビなどでも放送されているところです。

 しかしすぐお隣の美唄市もまさに同様で、新篠津、美唄、岩見沢、三笠とこのあたりは軒並み例年にない異常な降雪状態となっています。

 昨夜は講演会場からゆ~りん館までバスで移動しまたが、同乗していた知人がある交差点まで来たところで、「ああ、今やっとどこを走っているか分かったよ」と声を上げたのですが、実は道路の両側がどこもかしこも雪山で壁のようになっているために、家並みや遠くの景色が見えていなかったからなのでした。

 また、バスで移動中にある建物の前で止まった時に、「ここは昔映画館だったのですが、廃業した後にこのままになっていたところ、この大雪で後ろの方が少し潰れかけているんです。危ないので対策を考えているところです」と説明を受けました。

 今朝になってテレビを見ると、「昨夜11時過ぎに、美唄市内の元映画館の建物が雪の重みで屋根が崩れて倒壊する事故がありました…」と放送があり、飛び上がりって驚きました。


   【これはひどい有様…】


 余程タイミングが悪ければ、私の乗ったバスも巻き添えになる可能性があったのです。

 私の友人はこの状況を見て、「また一つ青春の思い出の建物が消えたなあ…」としみじみ寂しげに語っていました。 

 もっとも、建物の前に駐車していた二台の車が、この建物倒壊で潰された、とのことで、被害を受けた皆さんには改めてお見舞いを申し上げます。


    ※    ※    ※    ※


   【空知神社もこんなに雪が】



 この冬の美唄市での降雪量をずっと積算して行くと、もう13.5メートルほどになっているのだそうで、これまでの観測史上最も雪の多かった昭和44年のシーズン14メートルに迫る勢い。

 まだ冬が一ヶ月続くことを思うと、記録更新はほぼ間違いないのではないか、と思われます。

 さすがにこれだけ続くと、雪に慣れた道産子と言えども疲労困憊で気力も尽き果てそうです。

 市職員の方も週末になると部所によらずにかり出されて除雪の支援に当たっているのだとか。

 JRの駅では、軽作業員のおばちゃんたちまでスノーダンプを抱えて保線作業にあたっていました。


   【どうぞ気をつけて】


 どうぞ皆さん、お気をつけて。

 まだまだ冬は続きます。体調万全で備えてください。
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