個人的感心から関わっている、日本都市計画学会の幹事会がありました。
北海道支部長で、北海道大学観光学高等研究センター教授の西山先生から、東京の本部での会議の様子が紹介されて、「この学会をそれぞれの支部でどのように活性化するかが課題だ」という話がありました。
都市計画学会の会員は、2000年までは増加してきましたが、その後は減少傾向が続いています。
「どのような魅力と地域への貢献が必要か」「都市計画学会に入っているメリットは何か」というテーマですが、西山先生とは地域に貢献した方が良い、という意見で一致しています。
会合後終わった後で、「飲みに行きましょう」という提案をしたところ、西山先生、私、そしてもう一人の全部で3人。
しかし少人数だからこそ濃密な会話もできるというものです。
都市の崩壊を目の当たりにしてコンパクトシティづくりに舵を切ったアメリカの諸都市の話。
そうしないと将来はないとわかっていてもできない日本の諸都市の話。
地域を活性化させる観光の力と、その実績を国際貢献として外国の振興にも使えるという話。
会合の後で飲みに行って、こんなに濃い話ができるということは、この学会に参加している最大のメリットの一つなんじゃないかな、と思わせてくれます。
お酒が入っていることで、話はあちこちに飛びますが、そのどれもが珠玉の時間。
「いっそのこと、酔いどれシンポジウムで、お酒を飲みながら酔っ払い親父の好き勝手な語り合いでも企画したいですね」と言って、皆で笑いあいました。
今日は随分ためになる話が聴けました。
いい大人なら、身になる飲み会が勘で分かるようになるものですね。