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夕べの網走は吹雪模様だったのですが、道東では道路の通行止めが続出するほどだったのだとか。いや、結構降っていましたよ。写真は北見市上空からの雪景色です。
今日は
■窓側を取るべき風景
■ガーデンアイランド北海道 の2本です。
【オホーツク地域戦略セミナー】
9時20分の女満別発新千歳空港行きの飛行機に乗って札幌へ戻る。昨日新千歳を飛び立って窓の外を見ていると、まさに日高山脈の美しい山々がすぐそこにあるように素晴らしい風景が広がっていた。
折角故郷北海道の美しい山々の上を飛んだというのに、山の名前や地理感が全くない事に改めて気付いて寂しくなった。長野県の松本に住んでいたときはいつか離れる事を前提に生活していたので、何でも体験してやろうという思いを強く持っていて、誘われるままに北アルプスの表銀座と呼ばれる山登りを3泊4日で楽しんで、槍ヶ岳の頂上まで登ったのだった。
だから松本空港から飛行機が飛び立ったときは、どれがどの山か、ということが手に取るように分かり楽しかったのだ。
それが故郷の山の名前も知らないとは実に情けない事だ。改めて勉強と山登りがしたくなったのだった。
昨日網走の方と飛行機からのきれいな風景の話をしていたら、「そういえばJAL機関紙にある機長のエッセイとして、『女満別空港は飛行機に乗るときに絶対窓側の席を取る価値のある空港だ』なんてことが書いてありましたよ。ここから飛び立つときに見られる風景は機長から見ても絶品なんですね」と教えてくれた。
多分それはお世辞ではなくて本当の事だということが、私も実感として分かる。網走へ行くのには晴れていれば、ちょっとお金を足してでも飛行機の旅にする値があるのだ。お試しあれ。
【ガーデンアイランド北海道】
知人が北海道を花の島にしたい、というガーデン・アイランド・北海道という活動に取り組んでいて、いろいろと相談をしてくれる。
この取り組みは、家庭のオープンガーデンや商売をしている園芸や産の庭、公園や緑地など、とにかく地域を花で飾りたいという人たちが官民にかかわらず集まって、ツアーを組んだり花にまつわる様々な取り組みをしようと言う思いで集まっているものだ。
しかしそういう活動をしたいという思いの人はたくさんいるにもかかわらず、これを束ねたり、統一的な運動に展開したり、道民運動にまで盛り上げるなどと行った戦術と専門にその事に取り組んでくれる人材が少ない事でなかなか世間に火がつかないでいるのである。
しかし自治体レベルでも少しずつ参加したいという意向のところが出てきつつあるそうだ。まさにこれからが正念場と言う事だろう。
掛川に赴任したての頃に榛村市長とスローライフイベントを仕掛けようと、例によって夜も更けてから話し込んだ事があった。そのときにイベントを盛り上げるときの雰囲気として榛村さんは「まずはとにかくボッチ(核)になるお金が必要なんです。そのお金で絶対何かが出来る、ということになれば『じゃあ手伝うよ』という人が出てくる。そういう人が現れれば『じゃあこの予算を回しましょうか』ということも出てくる。それが人づてに伝わると『じゃあこのイベントはお宅に合わせましょうか』というような上昇気流が生まれてくるんですよ。そういう勘所が分かるようになると、仕掛けるのが上手になりますよ」と教えてくれたものだ。
スローライフの時の掛川市のように不退転で「絶対にやるんだ!」という決意を固めるところがあれば、そこを中心に物事は回り始めるものだ。人だろうと自治体だろうと、そういう求心力が大事なのだ。
そういう求心力を作り上げるのが難しい。それはもう半分は才能の領域かも知れないが。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_uru.gif)
今日は
■窓側を取るべき風景
■ガーデンアイランド北海道 の2本です。
【オホーツク地域戦略セミナー】
9時20分の女満別発新千歳空港行きの飛行機に乗って札幌へ戻る。昨日新千歳を飛び立って窓の外を見ていると、まさに日高山脈の美しい山々がすぐそこにあるように素晴らしい風景が広がっていた。
折角故郷北海道の美しい山々の上を飛んだというのに、山の名前や地理感が全くない事に改めて気付いて寂しくなった。長野県の松本に住んでいたときはいつか離れる事を前提に生活していたので、何でも体験してやろうという思いを強く持っていて、誘われるままに北アルプスの表銀座と呼ばれる山登りを3泊4日で楽しんで、槍ヶ岳の頂上まで登ったのだった。
だから松本空港から飛行機が飛び立ったときは、どれがどの山か、ということが手に取るように分かり楽しかったのだ。
それが故郷の山の名前も知らないとは実に情けない事だ。改めて勉強と山登りがしたくなったのだった。
昨日網走の方と飛行機からのきれいな風景の話をしていたら、「そういえばJAL機関紙にある機長のエッセイとして、『女満別空港は飛行機に乗るときに絶対窓側の席を取る価値のある空港だ』なんてことが書いてありましたよ。ここから飛び立つときに見られる風景は機長から見ても絶品なんですね」と教えてくれた。
多分それはお世辞ではなくて本当の事だということが、私も実感として分かる。網走へ行くのには晴れていれば、ちょっとお金を足してでも飛行機の旅にする値があるのだ。お試しあれ。
【ガーデンアイランド北海道】
知人が北海道を花の島にしたい、というガーデン・アイランド・北海道という活動に取り組んでいて、いろいろと相談をしてくれる。
この取り組みは、家庭のオープンガーデンや商売をしている園芸や産の庭、公園や緑地など、とにかく地域を花で飾りたいという人たちが官民にかかわらず集まって、ツアーを組んだり花にまつわる様々な取り組みをしようと言う思いで集まっているものだ。
しかしそういう活動をしたいという思いの人はたくさんいるにもかかわらず、これを束ねたり、統一的な運動に展開したり、道民運動にまで盛り上げるなどと行った戦術と専門にその事に取り組んでくれる人材が少ない事でなかなか世間に火がつかないでいるのである。
しかし自治体レベルでも少しずつ参加したいという意向のところが出てきつつあるそうだ。まさにこれからが正念場と言う事だろう。
掛川に赴任したての頃に榛村市長とスローライフイベントを仕掛けようと、例によって夜も更けてから話し込んだ事があった。そのときにイベントを盛り上げるときの雰囲気として榛村さんは「まずはとにかくボッチ(核)になるお金が必要なんです。そのお金で絶対何かが出来る、ということになれば『じゃあ手伝うよ』という人が出てくる。そういう人が現れれば『じゃあこの予算を回しましょうか』ということも出てくる。それが人づてに伝わると『じゃあこのイベントはお宅に合わせましょうか』というような上昇気流が生まれてくるんですよ。そういう勘所が分かるようになると、仕掛けるのが上手になりますよ」と教えてくれたものだ。
スローライフの時の掛川市のように不退転で「絶対にやるんだ!」という決意を固めるところがあれば、そこを中心に物事は回り始めるものだ。人だろうと自治体だろうと、そういう求心力が大事なのだ。
そういう求心力を作り上げるのが難しい。それはもう半分は才能の領域かも知れないが。
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酔狂が似合う素材なら盛り上がる気がしますがね。スローライフだってそうだったじゃんね。
「花」と一言で言い切ってしまった後の、あまり幅がない世界ということかもしれませんね。とにかく花、花、花、ではもたないということでしょうか。
花に「なんちゃって」を加えるにはどうしたらよいでしょう?食べ物?お色気?買い物?んー、なんか突拍子もないもののほうが合うかもね。なんだろ?
まっすぐな事を重うと、まっすぐな人たちばかりが集まる傾向にあるけれど、仲間も専門家ばっかりではなくて、多様な方がいいわね。
自分自身にそういう幅のある視点がある人はよいけれど、幅がないときは幅の向こうにいる人に頼んでしまう度量も必要なのかも。私の本の表紙なんて正にそんな感じ。あの「なんちゃって感」が大事なんだろな。
管理人さんがおっしゃっていたように、上手な戦略を持って取組めるところは取り組み、「北海道を美しくしていきたい」という気持ちを全道で盛り上げていけたらと思います。
これからもよろしくおねがいしますね。
GIHも花に特化しすぎずに、すこしおちゃらけた要素が必要なのではないですか、という意見をいただいています。どう思いますか?
私も一時の「IT」とかみたいに「花」ばかりがクローズアップされることには「?」です。
もちろん花自体に罪はないし、キレイだし、悪いものではありませんが・・・。
GIHは誤解されていることがとても多い気がします。
詳しく理解されたわけではない方が「本州から何万株も花を持ってきて一時のイベントで終わらせるなんて不毛だ!」とお叱りをいただいた時には「そんなこと言ってないでしょ!!」とキレそうになってしまいました。(笑)
私達は大会場の博覧会をするつもりもないし、ガーデニングのイベント、普及活動をしようとしているわけでもないんですよね。
「じゃあ何?」って言われると、今のところ風呂敷を広げすぎてて一言では言えない感じです。
「いろんなところを花(だけじゃなく)や緑で飾ろう。飾ってるところはみんな少しずつ上質にしよう。」っていう運動、ですかね。
本質はそんな感じで、もっとおちゃらけを、考えなくては!!