偉大なアウトドアフィッシングガイドの大師匠が天に召されてしまいました。
偶然にも今日の出張先がお通夜の会場ということで、身支度を整えられるようにして参列することができました。
各界の多くの著名な人たちも北海道で釣りをするときは彼のガイドで楽しい思いをされたと聞き及んでいます。
私の思い出はとにかく「優しい人」。
いつもニコニコしていてゆっくりゆったり話すその口調にも常に優しさが感じられました。
僕のような釣りの素人にも丁寧にいろいろなことを教えてくれました。
「いつかがっちりガイドしてほしいです」と言った時に「いつでもどうぞ、一緒に行きましょう」と言ってくれたのは3年前の事でしたが、もたもたしているうちにとうとう叶わなくなってしまいました。
思い立ったときにすぐに行動に移さなければ、願い事はどんどん叶わぬ夢になってしまいます。
ここのところコロナの所為で様々なアウトドアイベントが軒並み中止に追い込まれ、会えずにいたアウトドアの友人たちとも、こんなところですれ違ったり会えたりしたのは、彼の最後の置き土産でしょうか。
お通夜の儀式が始まる前に、会場の前方にスクリーンが下りてきて生前の様々な写真がスライドで紹介されました。
僕にもこんな魚を釣らせてほしかったなあ。
今日のお通夜には、小学校中学校で同級生だったというお坊さんが彼の故郷の芦別から駆けつけてくださって導きの供養をしてくださいました。
「アウトドアが好きだった彼には、これから先は空を自由に飛び回ってどこにでも行けるように、という願いを込めて戒名を送りました」とのこと。
耕雲翔然信士
澤田耕治さん、行年67歳。 もっといろいろなことを教えて欲しかったです。
心からご冥福をお祈りします。
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