北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

江差でヒラメ釣り~初の海釣り釣果は

2017-09-16 23:55:55 | Weblog

 朝早くに札幌の家を出て一路道南の江差町を目指します。

 今日は江差の知人(Yさん)が船を出してくれるというので、江差沖でヒラメ釣りに挑戦です。

 先方から、「小松さん、台風が近づいていて日曜日は危ないから、とにかく早く来て早く始めましょう」と連絡が入り、早出をしたおかげで、現地到着は昼前。

 なんやかやで丁度昼の12時くらいに、Yさんの全長6m、ディーゼルエンジンのボートで江差港を出港しました。

 江差のすぐ沖で釣り始めるかと思いきや、ボートは沖合を南下しながら、波を切って走ります。

 天気は快晴、今日の海は1mくらいの波で穏やかな方でしょう。

「船は強いですか?」と訊かれて、「強くはありませんが、よく効く酔い止めの薬を飲んだので大丈夫です」と答えます。


 30分ほど走ったところでようやく船はポイントに到着。エンジンを切って、「じゃ、始めましょう」といよいよ釣り開始。

 私もヒラメ釣りは全く経験がないのですが、バケと呼ばれる400gくらいの錘の先に、冷凍オオナゴの餌をひっかけて、タコベイで頭を隠し、オオナゴの胴体に針をひっかけます。

 オオナゴを食べに来たところで針にひっかかるという仕掛けです。

 後はこれを海に落とし込んで、ラインの出た長さがわかるリールで海底に到達したら、そこから2~3メートル巻いたところを棚として、仕掛けを大きく上下にしゃくって海底の魚を誘います。

「海底にベタ置きじゃないんですね」
「ヒラメもカレイも、底にいて上を見ていますから、あまり下過ぎると彼らの視野に入りません。少し上で揺らすことで、みつけられる確率が上がります」

 なるほど。ただ、400gのバケを大きく揺らすのは結構な体力が必要です。

 同行した妻もやらせてもらいましたが、こちらは無理と判断したYさんは、「奥さんはシステムを変えましょう」と、船に固定する電動の竿とサビキの仕掛けに変更。

「これならあたりがあればリールを巻くだけで上がってきますからね」


 と、そういっている矢先に私の竿にぐっとくる当たり感。

「強く引かずに、自然に巻き上げてください」と言われて、ぐいぐいと引くと…、おー!、バケのさきに平たい魚がかかっています。

 船に引き上げると「これはミズクサガレイですね。この辺にはたくさんいますよ」と教えられた一枚をゲット。これは幸先が良い。記念すべきボート釣りでの初釣果です。

 その時間からはずいぶん好調で、次々にカレイがかかります。

 妻の竿の方にも当たりが出て、こちらは一度に3枚もゲット。調子が良い。


 そのうち私の竿に、一際力の強い一匹がかかりました。んー?これは重たい。

 ぐいぐいと上げると、一見それまでと同じくカレイに見えましたが、こちらは目が左にあるヒラメ。ついに念願のヒラメもゲットできました。

「いや良かった!わざわざ札幌から来てもらって、釣れなかったらどうしようと思ってました」とYさんも喜んでくれました。

 やがて船を移動させてポイントを変えながら釣りを続けると、私の竿にはソイがかかり、妻の竿にはアブラコもかかってくれました。

 その後私の竿にはもう一匹ヒラメがかかってくれて、ヒラメは二匹に。あとのカレイは10枚を超えたところで数えるのをやめました。

 3時過ぎに釣りを終えて、船は江差港に帰港。

 釣果も私にとっては大量の部類で、最高の初船釣り経験となりました。


       ◆ 


 今日宿泊させてもらったのは、Yさんの会社の寮でした。

 今日の江差町は、江差追分の全国大会がこの週末にあるというので、町内の宿は全く取れなかったので、「うちの寮に泊まってください」と宿泊場所も用意してくれたのです。

 Yさんからは、「私が朝釣ったヒラメを女房に刺身にさせて差し入れしますから」とヒラメの刺身をいただき、さらに寮の台所をお借りして、カレイの大きな奴は私がさばいてカレイの刺身にして味比べ。
  どれも新鮮でおいしかったのですが、やはりヒラメは身に味があるという感じでこりゃうまいわ。

 

 実に良い釣りを楽しめました。

 北海道の海は豊かです。
 

  

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« オータムフェストでラーメンを | トップ | 江差の五月は江戸にもない~... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事