北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

顔が真っ赤 ~ 今年もライフィッシングも今日で最後

2017-10-09 23:28:52 | Weblog

 

 秋深いキャンプは、熊も出ず無事に終了。

 スクリーンテントさえ張れば、暖かく過ごせるのであとはイスとテーブルとランタンとバーナーがあればいいかな、という感じ。

 寝るのは車の中で車中泊。もう我が家のキャンプの形はパターンが決まってきました。

 
 朝ごはんも国岡米にして、二人で二合をペロリ。食べれちゃうなあ、すごい。

 
          ◆ 


 キャンプ場の横には小さな川が流れていて、夜などは流れの音が心地よく素敵な環境でした。

 朝に撤収をしていたら、管理人と思しきお年寄りがやってきたので、「この川は何か釣れるんですか?」と訊いてみました。すると、「ニジマスが釣れますよ。下の温泉宿の主人がニジマスを放流していて、それが居ついたみたいでね。キャンプをして釣りをする、という人も結構いますよ」とのこと。

 それでは今年のフライシーズンの最後を飾ろうと、フライフィッシングの用意をして川へ入ってみました。

 川は水量が少ないのですが、歩いているとたまに「淵(ふち)」という、流れの緩やかな深みがあって、近寄ると結構大きな魚影がさっと逃げ出してゆきます。

 魚がいることはいるのでしょうが、気配を感じ取られてしまった後にドライのフライで出るかどうか。

 この川は川幅が小さい分、イタドリやヤナギの木などが多く、なかなかうまく竿を振らせてくれません。

 苦労しながら流れを遡行していると、後ろから「出た!」という妻の声。先にヒットしたのは妻の方でした。

 苦労しながら釣り上げてみると、体長28センチの結構なニジマス。婚姻色で体側はもう真っ赤になっています。

 なんと妻はその後も、私が探ってみて魚が出てこなかった淵で、同じく28センチのニジマスを引っ張り出しました。

 後からやってきて、先行者がいじった場所で釣り上げるとはなかなか大したものだなあ、と感心です。


 かくいう私も、(これがボーズじゃ立場は逆転してしまう…)と半分焦りながら、キャストを繰り返しなかなか釣れなかったのが、最後にようやくポンポンとニジマス二匹を釣り上げて、同数釣果に持ち込みました。

 もっとも、私のニジマスは25センチと24センチだったので、大きさでは妻に負けました。


   【何度計っても25センチどまり…】

 
 キャンプ場からの帰り道に海釣りもしたのですが、今日はフライの一日でした。

 もうドライフライの季節もおしまい。良い川だったなあ。今年も最後に良い釣りができました。

 

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秋深いキャンプと国岡さんのお米

2017-10-08 22:30:24 | Weblog

 この時期にしては気温も比較的高く、天気も良さそうということで妻と二人きりで積丹方面へキャンプに来ました。

 最近はコテージキャンプが続いていて、シンプルなキャンプが少なかったのですが、使い慣れた道具を積み込み、しかも道中で釣りができればなお良しというぶらり旅キャンプです。

 キャンプ場は日本海に面した泊村の盃(さかずき)野営場。さすがにだーれもいなくて、気持ちが良い秋の夕暮れです。


       ◆  


 ここへ来る途中でちょいと遠回りをして蘭越町へ立ち寄って、憧れの米農家である国岡さんのお宅を訪問。ネットではやり取りをしていたものの、実際にお会いするのは初めてでしたが、会うなりすぐに奥様ともども打ち解けてくださって、ご自慢のお米を分けてもらいました。

 私の友人たちはみな国岡さんからの国岡米をもう食べていて、ある者は吠え、ある者は「米だけで茶碗6杯いけました」と言うほど、うまい米と大評判なのです。

 私も今日国岡さんに会えてようやくお友達になることができました。

 
       ◆  


 キャンプ場では肉料理にしようと、厚めのビーフを焼いてお酒とともに楽しむひと時。

 もう食べられない、というほどに肉を食べてしまってから国岡さんの「ゆきさやか」という品種のお米を二合炊いてみました。

 このゆきさやかは、高級ブランド米の「おぼろづき」、「ゆめぴりか」の食味レベルを保ったまま、両者の欠点を補った品種なんだそうですよ。

 さて、炊き上がった「ゆきひかり」ですが、本当に美味しいこと比類なし。お腹一杯だったはずなのに、うめぼしときゅうりの漬物で、一合半をぺろりと食べてしまいました。

 美味しければお腹がいっぱいでもこんなにご飯って食べられるものなんだと感心しました。うまいお米は幸せです。国岡さん、本当にありがとうございました。

 さあて、明日は何が釣れるかな?

 

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校訓は「知と和と粘り」~中学校の開校70周年同窓会

2017-10-07 23:45:45 | Weblog

 

 卒業後44年を経て、旭川で開かれた中学校の開校70周年の同窓会に出席してきました。

 旭川市立明星中学校は、旭川で最も卒業生を輩出している中学校なのだそうで、今日は約200人ほどが集まりました。

 卒業時の我がクラスは、3年に一度いまだにクラス会を開いているつながりがあって、それなりに参加していましたが、それにしても他のクラスの人や学年が異なると、もう誰が誰だかわからなくて、つい知っている人たちで固まってしまいます。

 会は、主催者である同窓会長挨拶、現在の校長先生からのメッセージ披露がありましたが、今の中学校は「3学年で10クラス、360人」という紹介がありました。

 我々の学年は、卒業時で9クラス372人が卒業したので、今の中学校全体の人数が一学年でいたのでした。

 校歌も歌いましたが、40数年ぶりにもかかわらず歌えて、自分自身に感心しました。

 
 同窓会の後には、同じ学年による同期会も開かれて、こちらには32人が参加しましたが、我がクラスからは12人参加。

 当時のクラス担任の先生は、我々より20歳上の年齢で、今日も参加してくださいましたが、担任当時は35歳だったとのこと。

 今の自分よりもずっと威厳があって大人だったと感じるのはなぜでしょうか。

 久しぶりに旭川の街並みを見ながら、ノスタルジーに浸った時間でした。

 みんな、健康第一でまた会おう!


  【校訓は「知と和と粘り」だったなあ】

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ほんの少し前の数字が物語ること

2017-10-06 23:55:55 | Weblog

 ほんの少し前に起こった事実を少し振り返ってみたいと思います。

 長かった自民党政権が倒れて民主党が政権を奪取し、3年後に再び自民党が巻き返して自公連立で政権を取り戻すという政治劇があったのはほんの数年前の出来事です。

 当時の民主党が政権を取った時には事業仕分けなどテレビ映えするドラマチックな政治ショーもありましたが、それ以外にも実に多くの変化がありました。

 世の中の多くの人たちは表面的な政治劇を楽しんだかもしれませんが、その時に何が起きたのかは数字が如実に物語ります。

 私が勤務する(一社)北海道舗装事業協会では、道内の道路の舗装工事の状況を調べていますが、政権交代時には大きな変化がありました。

 その代表例が、国道の補修・修繕工事の推移です。

 ちなみに、「道路補修」とは、穴が空いたりひび割れたりした部分だけをつぎはぎに直す工事のこと。ちょっとガタガタしますが、ひび割れなどそれ以上の劣化を防ぎます。

 また「道路修繕」とは、何百メートルかにわたって傷んだ表面を薄く削り取って新しいアスファルトを敷いて締め固めるもの。一見すると新しくなって、走っていて気持ちの良いものです。

 下のグラフは、(一社)舗装事業協会調べですが、北海道開発局が国道を維持管理するために発注した、道路補修・修繕工事の金額をグラフにしたものです。


                            【(一社)北海道舗装事業協会調べ】

 

 民主党政権が誕生したのは、平成21年9月に鳩山由紀夫内閣が誕生して、本格的に民主党による政権運営が始まりました。

 その中では翌年の平成22年の予算配分についても数多くの政治的判断が下されましたが、その代表的なキーワードは「コンクリートから人へ」であり、その結果がまさにこのグラフです。

 平成21年までは道内の国道を補修・修繕するのには約70億円ほどの予算が年間で使われていましたが、政権交代が行われた翌年の平成22年からはこれが激減。補修と修繕を合わせても13億円と5分の1以下に削減されました。

 民主党政権は、特に公共事業がお気に召さず、なかでも持てる資産の維持管理には特に冷たかった印象があります。(個人の感想で、その度合いには個人差があります)

 印象に個人差はあっても、道路の維持管理にはお金をかけなくても良い、という判断があったのでしょう。結果はこの通り。

 政権を維持していた3年間というもの、道路の維持管理はひたすら我慢でした。

 申し上げたいことは、「このことが舗装業界にとって痛手だった」という業界の我田引水的な擁護論ではなくて、その結果は道路の傷みと言う姿になってはっきりと住民生活や道路利用者の不便と言う形で表れてきているという事です。

 自民党に政権が戻ったときに、「さすがにこれじゃいかん」ということで、補正予算がついて瞬間風速的に事業量が伸びましたが、3年間もこの予算枠で運用されたら、そこでの浮いた予算は別なところに配分されているわけで、おいそれと元へは戻せないのが国の予算の悲しいところ。

 その後はじり貧が続いているのが現状で、一気に元の予算水準にはとても戻せません。

 ここ最近、皆さんのお住まい周辺の国道の走行環境はいかがですか?良くなったと感じていますか?次第に悪化していると感じませんか?


          ◆ 


 これだけ道路の補修にお金をかけないでいる時期が続いているという事は、道路が直されないままに劣化し、それが全体として静かに進行し、社会の質が低下しているということにほかならないのだと思います。

 こういうことを身近なところで感じているので、私たちは「公共事業を削減してその費用で他の政策を行う」ということを堂々と言う政治家は、本当に地方の現実を知らないか、あるいはもう十分に出来上がってしまって維持管理費も潤沢にねん出できる"大都会"しか見ていないのではないか、と疑いたくなってしまいます。

 社会インフラの多くが先人たちの苦労で出来上がってきて、それらは将来にわたって維持されるのも公共事業の枠のなかの仕事です。

 社会が全体として機能するという事の、その現実を広い視野で見てほしい。全てはやがて自分の身に降りかかるのですから。

 一部に「道路の予算をいくばくかJRに回せば鉄道網は維持できるのではないか」という意見もあるようですが、我々からしたら、そんなことをすれば鉄路も道路も成り立たない"共倒れ"になる危機感を感じます。

 我々が「道路を良くしたい」と言うのは、社会に対する責任感があるからです。

 

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危険な産業と言わすまいぞ

2017-10-05 23:21:34 | Weblog

 全国建設業労働災害防止大会に出席しました。

 各地区で毎年開催される建設業労働災害防止大会の全国大会で、北海道での全国大会は11年ぶり。

 豊平区の「北海きたえーる(北海道立総合体育センター)」を会場に、全国から参加者を迎えて開催されました。

 私自身、「きたえーる」に来るのは初めてで、地下鉄駅から地下道で直結の体育館は素晴らしい建物でした。今度はバレーボールなどの催しがあれば来てみようと思います。

 労働災害ということになると、交通事故から転倒、転落など様々な要因でけがや死亡事故が発生します。

 労働災害による死亡事故は、かつては年間4千人を超えるようなときもありましたが、一貫して右肩下がりに改善され、昨年の平成28年はこれまでで最小の928人でした。


   【厚労省ホームページより】

 しかし今年は、昨年同月比で全産業で悪化しています。死亡事故も約三分の一は建設産業によるもので、その建設産業でも昨年同月比で20%も多くなっています。

 今回の全国大会では、二日間にわたって様々な安全への取り組みが紹介されます。

 ともすると慣れが生じてついおろそかになる安全対策。建設産業の3Kの一つは「危険」ですが、このKをいつかそう言わせないようにしたいものです。

 こういう事業をきっかけにして、日常生活の中でも緩んだ気持ちを取り戻さなくては。

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私もしがらみの中にいる

2017-10-04 23:10:45 | Weblog

 

「しがらみ」って、漢字で書くと「柵」、つまり「さく」のこと。

 現代社会ではそれが転じて、「引き留め、まとわりつくもの」「じゃまをするもの」という意味でも使われます。

 社会が大きく変化しないのは、既得権益をもっている人たちの反対により、社会が変えられないから、という見方があって、しばしば選挙が近づくと「しがらみの打破」を訴えて有権者の歓心を得ようとします。

 既得権益を持っていない側から見ると、既得権益を打破して欲しいし、既得権益を持っている者からすると、その権益は守って欲しい。

 仮に権益が守られないとわかっていても、激変をどう緩和するかと言う条件闘争にもちこもうとします。

 しかし現実的な社会は、まさにそのしがらみをどのように調整して、変化を軟着陸させるかと言うところに高度な調整能力が求められるもの。

 過去の経緯を一切無視して、エイヤッ!とやれるならこんなに楽なことはありませんし、それは何も考えなくても良いことと同じです。

 そのしがらみからの脱却をした典型的な例が、民主党政権時代の事業仕分けでしょう。

 ターゲットにされた制度や事業について、わずか20分程度の説明を官僚から受けて質疑応答、出席委員の多数決で存廃が決められました。そこに至る行政あるいは政治的な経緯は斟酌されないままに、判断が下された印象でした。

 当時の事業仕分けのテレビ中継を見ていて、あの公開処刑とも言うべき政策判断の場は、しがらみからの脱却というよりは、不勉強なままに廃止の答えありきの出来レースではなかったか、という印象を強く持ったことを今でも覚えています。

          ◆  

 社会の変革が遅い、という批判もありますが、実際の国民の気持ちが付いて行かなければ、やはり社会は変わっていかないものです。

 そのうえ、自分に都合の悪い改革は、改悪として批判する。しがらみから脱却されたら困るときは批判する側に回るのは、常に我々も利害関係者の中にいるということそのものだ、ということです。自分も何らかのしがらみの中にいるのです。

 さてさて、少子高齢化、財政のひっ迫、外国の脅威からの自国の防衛、環境問題やエネルギー問題など、どれも単独で解決できるものではなく、全てが有機的に絡み合っている現代社会の諸問題の行く末のあるべき姿について、私たちはどう判断すればよいでしょうか。

 感情的にならずに、冷静に、しかし真面目に、事に当たりたいと、私は思います。

 

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縁の下に光を

2017-10-03 22:35:51 | Weblog

 今日は(一社)日本建設機械施工協会北海道支部主催の現場見学会で、現在通行止めが続いている国道274号日勝峠の工事現場を視察させてもらいました。

 昨年の北海道は、8月17~23日の一週間に三個の台風が上陸し、特に台風10号が北海道に近づいた30~31日にかけて、日勝峠の高知付近で連続雨量が488ミリという観測史上1位の猛烈な雨が降りました。

 そしてこれが下流に下ってくる過程で、河川の流量が増し、水位が上昇し、橋や川の護岸などに甚大な被害をもたらしました。

 この雨は極めて局所的で、峠の下ではそれほど強い雨とは思わなかったそうで、いわゆる「線上降水帯」が峠にかかったために起きた水害なのだそうです。

 見学ではまず、「道の駅 樹海ロード日高」の近くにある、日勝峠災害復旧インフォメーションセンターへ立ち寄り、被害の全体像を眺めます。

 被災箇所は大小合わせて66カ所に及び、橋も三カ所が落橋していて、水の力の恐ろしさが伝わってきます。

 現場の職員たちは、被害状況を把握するために、自転車、ヘリコプター、ラフティングとあらゆる移動手段を使って、被害の全体像を捉えましたが、一か月もかかったそうです。

          ◆  

 見学箇所は、千栄(ちさか)集落に近い千呂露(ちろろ)橋。ここでは対面交通可能な仮橋がかけられていて、千呂露橋は現在橋脚の建設中。こちらは仮橋の状態で開通を迎えそうです。

 橋の下を流れる沙流川の護岸はこれから管理者である北海道の建設管理局が工事を始めるそうで、工事の無事を祈ります。


 さて、先ほどの災害復旧インフォメーションの外には、「R274日勝峠災害復旧関連工事推進協議会」という、この復旧事業に参加したすべての建設会社のチームスタッフの写真が飾られています。

 終わればまた解散する名もなき技術者たちですが、その努力にこうした形で光を当てているのは素晴らしく、関わった人たちの誇りに繋がることでしょう。

 我々の日常と便利が誰によって支えられているかを顧みる良い機会となりました。

 開通日も迫っています。工事の安全を祈ります。

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地方と大都会の分断が起きるのか?

2017-10-02 23:55:55 | Weblog

 かつて掛川にいた時に仕えていた榛村市長さん(当時)は、「小松さん、大政治家と言うのは都会ではなく地方から出るのはなぜかわかるかい?」と訊かれました。

「わかりません」と言うと、「都会は、住民の生活が似たり寄ったりなので、福祉だとか環境だとか、一つの主張を声高に叫ぶだけで当選できるんだ。しかし地方へ行くと、農林業、漁業、商業、工業、環境、福祉、教育など、さまざまな利害が相反する人たちや産業界を相手にして、その言い分をよく聞きながら、バランスを取っていく必要がある。どうしたってそれぞれの分野のことをよく勉強しない限り、まっとうな議論ができない。だから世間と言うものがどういうバランスで成り立っているかが良くわかるから政治家としても成長する。だから視野の広い大政治家になってゆく人が多いんだよ」

 都会には、農林漁業のような問題もなくて、利害調整もそれほど幅が広いわけではありません。

 専門家が生きるのは都会の特徴です。


          ◆  


 さて、連日、猫の目のように変わる政治情勢から目が離せません。

 くっつくのかと思いきや、くっつけない人たちが独立して新党を立ち上げる。自分自身の政治信条やこれまでの発言に忠実に生きるとそうなるという点で、却って清々しく映ります。

 一方で、希望の党の党首の小池東京都知事は、愛知県知事、大阪府知事とともに三都府県知事で会談を行い、東京の25選挙区と大阪の19選挙区で、希望と維新の間で候補者が競合しないように協力するとのこと。

 先日の東京都議会議員選挙では、小池知事率いる都民ファーストが選挙で自民党を圧倒して席巻した勢いを保てば、東京都でも希望の党が勝利を収める期待は高まります。

 また逆に、大阪府では維新の党に大きく有利になり、お互いに大都市圏を率いる党の力が大きくなりそうな勢いです。

 しかしこれをそのまま考えると、大都市圏を地盤とする党が力を増すようなことがあれば、地方創生という課題に反して、大都市に有利な政治情勢に向かいそう。

 社会が大都市と地方部が、政治的に分断されるようなことが起きるのでしょうか。

 地方に住む者にとっては未来が気になります。

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キットカットが流行るわけ

2017-10-01 23:51:44 | Weblog

 

 時節柄、立場もあって様々な政治的会合に出かけます。

 そろそろいろいろな候補の事務所開きなどの連絡が来るので、スケジュールを調整しながら、出られる会合には出るようにしています。

 そろそろボルテージも上がってきて、どの陣営も興奮モードに突入でしょう。

 そんな会場で流行っているのが、袋入りチョコレートの"キットカット"です。

 受験の応援グッズとしても有名ですが、「キットカット」=「きっと勝つと」という語呂合わせで勝利につながるようにと言う願いが込められています。

 特に女性の支援者が持ち寄ってきていて、私も二袋もらいました。

 政局は一寸先は闇です。「朝に紅顔、夕べは白骨(Morgen rot, abend tot)」という諺がありますが、昨日までの枠組みが一日経てば変わってしまう。

 ダイナミックとも言えそうですが、国民の目にはどう映るのか、ちょっとドキドキします。

 自分たちの未来を面白がらずに、自分たちの乗っている船の問題だと思って欲しいものです。

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