北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

朱鞠内湖のワカサギ釣り解禁初日

2021-01-10 21:49:31 | ワカサギ釣り

 ワカサギシーズン初日。
 
 快晴の朱鞠内湖は、朝日に映る雪原節減がとてもきれいです。

 朝日を浴びて温度が上がると夜中に樹木の小枝に積もっていた雪が解けてはらはらと落ちるのですが、それがまた幻想的。

 とはいえガツガツしていない私たちの釣りは、レイクハウスでゆっくりと食事をとってからおもむろに湖畔へ向かいます。

 湖畔に着いてみて、思った以上に多い車の台数にびっくり。

 いくら初日とはいえこれほど多くの人が押し寄せてこようとは。

 今日のポイントまでスノーモービルで移動する途中には、早朝から釣りを始めているテントが並んでいて実にカラフルです。 

 
 モービルならひとっ走りなのですが、大きな沢の奥地のポイントへと向かい、そこからテントを張る場所を選定します。

 やみくもに場所を定めるのではなく、魚群探知機を使って先に魚のいるポイントを狙うのが定石なのですが、今日は夜半からの雪が厚く降り積もっていて、あちこち穴をあけまくるのが結構大変。

 いくつかトライしてみた穴も魚影がほとんど見られず、あまり期待できない釣りの始まりです。

 テント中でも魚探には魚影がほとんどなくて、おずおずと仕掛けを投入。

 すると間もなく魚影が少しずつ見えてきました。

 はじめは妻の方が調子が良く、魚影も濃くなってきます。

 今日のポイントは水深7.4mでしたが、水深3~6mの中層にずっと魚の群れが回遊して切れずに続きました。

 一度に2匹以上がかかる多点釣りも結構出て快調に釣りは進みます。

 休みや飲食もそこそこに頑張ればまだまだ行った感じがしますが、リゾートワカサギ釣りの我々夫婦ですから、そこはほどほどな感じ。

 それでも私が189匹で妻が140匹と、シーズン初めとしては幸先の良い結構な釣りになりました。

「初日はあまり釣れないなんじゃないかな」と言われた予想を良い意味で裏切ることができました。

 それにまた、地元の漁組の方と話をしていると、今日のお客さんの入りが予想をはるかに超える大入りで驚いたとのこと。

「日中もずっと来る方の車が途切れないんですよ。例年より少しは増えるかな、と思いましたがこれほどとは、いや、大変でした」


    ◆


 コロナのために今年はセンターロッジでの食事提供はないし、例年設置していた大きなパオも今年はないそうです。

 コロナの影響を受けながらも、ワカサギ釣りはまだまだ伸びる予感がします。

 安全に気を付けながら、今年も北海道の冬を楽しみましょう。

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ワカサギのシーズンインは朱鞠内湖から

2021-01-09 20:08:15 | ワカサギ釣り

 今年もワカサギシーズン開始は聖地朱鞠内湖です。

 昨年は早朝に家を出て湖畔に8時半に到着してからの一泊二日の旅でしたが、今年は今日からレークハウスに泊まって明日からの釣りに備えようというのです。

 しかし朱鞠内湖へ向かう道は、ネットの天気情報では日本海に近いほど雪雲が多いということから、ルートを内陸へと移すことにして、行きは高速道路を使うことにしました。 

 ところが出発地の札幌はピーカンの晴天だったのに、高速道路に乗ろうとするところで情報板に『奈井江砂川インターから先が吹雪のために通行止め』の文字が。

 奈井江で一般道に降りてからも、粉雪が降りしきる場所が何か所かあって、大型車とすれ違う時には視界不良になったり、道の左側に吹き溜まりがあってすれ違いに苦労するなど、疲れるドライブとなりました。

 夕方4時過ぎにようやく湖畔のレークハウスに到着しましたが、いやはや、しょっぱなから冬の洗礼を浴びることになりました。

 
    ◆


 宿では今日の宿泊者は我々を含めて9名。

 シーズン初めなのでまだこんな感じなのか、コロナで出渋っているのでしょうか。

 漁組の中野さんにもお会いすることができました。

 中野さんからは、「ようこそ、初日はワカサギは釣れにくいですが頑張ってください」と、ちょっと含みのある激励が。

「初日は釣れにくいんですか?」
「ええ、今はサクラマスがふんだんに回遊しているので、それを恐れてワカサギが落ち着かないんです。ワカサギも良いですが、サクラマスも結構いいサイズが釣れますよ。サクラを少し減らしたところでワカサギが釣れてきますから、そちらもチャレンジしてみてはどうですか」

 そうなんだ、初日ならわんさか釣れるとばかり思って期待していましたが、サクラに妨害されるのでは困ったものです。

 まあ釣果はともかく、一級の冬リゾートを味わうといたしましょう。

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冬は家を空けにくい ~ 雪よどうか降らないで

2021-01-08 23:10:32 | Weblog

 

 道東やオホーツク方面ほどではありませんが、札幌も一塊の雪が降りました。

 昨夜も一掻きしておいたのですが、朝にはごらんのとおりたっぷりの雪。

 私の住む街区では公共の除雪車が滅多に来ないか来ても遅いので、住人たちが自分の敷地の地先の分は雪を自主的にのけてしまいます。

 このまま出勤するわけにもいかず、朝5時半から1時間ほど雪かきをしましたが、幸いなことにその後日中は雪が降らなかったので助かりました。

 北海道の冬の暮らしで困るのは、雪が降れば雪かきをしなくてはならないために、旅行などで家を空けることに躊躇してしまうことです。

 実は明日からワカサギ釣り旅行に行こうと思っていて、その用意をしていて、ホワイトガソリンがないことに気が付きました。

 慌てて買いに走ったのですが、ホワイトガソリンを夏のキャンプ道具と思っているホームセンターには置いていません。

(まずいぞー)と車を走らせて駆け込んだのは釣具屋さんのフィッシュランド。

 幸いなことに店に品ぞろえがあってようやく買い求めることができました。

 ついでに仕掛けやら錘やらを買い足して明日の用意は完了。

 いない間に雪が降らないでと祈るばかりです。

 

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もはや名言 ~ 「言葉は空中に消えちゃうんだよ」

2021-01-07 22:42:43 | Weblog

 

 用事があって訪ねた訪問先で、我々を担当してくれている方が面会するなり「東京のコロナ陽性が2400人超えですって!」と興奮していました。

「えっ!出てくるときにネットを見ていたら2000人超えとありましたが、2400人ですか。まずいですね~」
「まずいです。改めて気を引き締めなくてはね」

 話題はどこへ行ってもコロナですが、最近の東京を中心とした陽性者の伸び率には愕然としてしまいます。

 そして彼はおもむろに「それにしても菅総理の言葉の弱さにはちょっとがっかりですわ。原稿を読むだけでは言葉はともかく中身と心が伝わってこないよね」と浮かない顔。

 と、その一方で「でもトランプさんほどカリスマ性があっても、デモを扇動するようじゃ困るよね(笑)」とアメリカのデモ隊による議事堂占拠にうんざりした様子。


 私が掛川で仕えた故榛村純一市長は、「政治家が言葉でその場をやり過ごすようなことをしているから政治が良くならないんだ」と言っていました。

 だから榛村さんは「10人以上で15分以上話をするときは必ずレジメを渡すようにしている」と言って、そのとおりに会合があるたびにその場に即したレジメを配っていました。

 私はその場面を最初に見たときに驚いてしまって「そんなに証拠を残したら、後から『あなたは以前言っていることと違うことをしているじゃないか』と言われたらどうするんですか?」と訊ねたものです。

 すると榛村さんは「はは、そのくらい真面目にレジメを読んで話を聞いてくれりゃあ立派なもんだよ。もし僕が言った言葉の通りにしなかったとしたら、そこにはちゃんとした理由があるのだから、その理由をじっくり説明してあげたいね」とこともなげに言いました。

 自分の言葉に責任を持つという姿勢を行動で示すこと、それこそがまさに榛村さんが唱え続けた"生涯学習の実践"であると思い知らされたものです。

 掛川での3年間を経験してから、私も榛村さんに私淑して、自分が講演をするときは榛村さんのスタイルに似せたレジメを配布するようにしています。

「言葉は空中で消えちゃうんだよ。そのときは覚えていたつもりでもそんなことはすぐに忘れてしまう。しかしレジメを渡せば、それを家に持ち帰った時に家人が見るかもしれない。そうやって情報を地道に伝える努力が必要なんだよ」

 これってもはや名言レベルの言葉だと思いました。

 そういう言葉を大事にする理想像がありながら、それを真似て実践できる人が少ないのはなんとも残念だなあ。

 

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本人確認は現代社会の基礎常識

2021-01-06 22:08:12 | Weblog

 

 私が契約している生命保険会社を名乗る女性から電話で連絡があって、「直接お会いして契約内容の確認をしたい」とのこと。

 ときどき連絡してくる方とは違う名前なので一瞬いぶかしく思ったのですが、年に一度のいつもの確認でした。

 職場へ来てもらって、会って話をしてみると、普段の担当者と違う理由は「私はダブルカバーという役回りなので…」とのこと。

 契約先の人を地域単位で担当している人とは違う部署が契約確認をするということは、一人が見逃しても異なる目線でいわゆる「フェイル・セーフ」が働いているという事でしょう。

 かつて保険金の不払い問題があった時から、コンプライアンスとして実施している対面での契約確認だそうで、そういわれてみれば、別に入っている保険会社からは本人確認の知らせは全く来ませんね。

 こういう真面目な保険会社かどうかを見極めることって案外大事です。

 その担当者は現在契約の内容をプリントアウトして持って来てくれましたが、それが正しいかどうかを確認・チェックするのは全てタブレット上でサーバーとリアルタイム通信をしながら行います。

 本人確認できた相手を目の前にして、直接会社のサーバーとやり取りをすることが最もセキュリティが高いのですから、それも当然と言えるでしょう。

 
     ◆


 いろいろと手続きを終えたところで雑談です。

「保険って結局申請主義でしょう。ということは申請しないと保険は降りてこないのですよね。とすると保険の受取人には、こういう保険に入っていますよ、という情報は共有していないといけなんでしょうね」
「まさにおっしゃるとおりです。実は契約者様が亡くなって、それと知らずに電話をしたときに受取人の奥様が電話口に出たとして、『ご用件は何ですか』と訊かれても『ご主人様の保険のことです』とは言ってはいけないんです。それも契約者様情報の守秘義務なものですから」

「えー、じゃあ言われないと保険が下りることも知らせないんですか」
「さすがにそこは会話の中で、触れていただけるように導いたりしますが、相手の素性も確認しないといけませんしね」

 保険情報はあくまでも契約者の情報だ、ということはわかっていても、紋切り型にやられることにはやや抵抗も感じます。


 保険に関する自分の情報は、ネット上でもアクセスできるのですが事前登録してあるIDとパスワードを使わなくてはいけません。

「こういうIDやパスワードは妻に知らせておかないと、突然死んだりしたら困りますよね」
「はい、でもパスワードはやはり自己管理が原則だと思います。それも個人情報なので」 

 
 自分自身の保険や契約内容って、一覧にして情報共有をしておくほうが良いですね。

 情報の共有とセキュリティという相反することを同時にやり遂げなくてはいけないのがこの複雑化した現代社会を生きるということなのでしょう。

 現代社会の常識は情報社会の拡大とともにいよいよ複雑で膨大になっています。

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「好きなようにしたいんじゃ」

2021-01-05 23:43:02 | Weblog

 

 元旦に会ったばかりですが、夕方に両親の家を訪ねて様子を見に行きました。

 この数日間に降った家の周りの雪は契約業者がちゃんと運搬排雪をしてくれていたので安心。

 ところが「何か変わったことはあったかい」と訊くと、「昨日病院へ行ってきたよ」と母。

「なに、どうしたの?」
「いや、爺ちゃんの膝が痛いのと手術の後の眼科検診があったのさ。S(弟)に頼んで来てもらったさ」

 弟はお正月明けから完全在宅勤務になったので、比較的時間が自由になるのです。

「爺さんの膝はそんなにひどいのかい?」
「うん、昨日ちょっと降った雪の雪かきも『膝が痛い』って言ってできないのさ。で、私も右の膝が少し痛かったから、一緒に整形病院に行ったのさ」

「病院に行けば治るの?」
「二人とも膝に水が溜まって痛いんだから、水を抜けば楽になるの。私はちょびっとだったけど、じいちゃんは100ccくらい抜いたよ」

 会話が安心できるのはすっかり母親の方になりました。

「もう爺ちゃんが頑固で困るわ」と母。

「何があったの?」
「整形外科病院まで歩いていくってきかないのさ。ワンメーターなんだからタクシーで行きなさい、って言っても、『もったいない』ってタクシーじゃ行かないんだって。それでSに頼んだんだけどね」

「頑固は老化の証なんだな」
「まあひどいよ。車を止めるところの屋根から『雪下ろしをするんだ』ってきかないし、灯油が足りなくなっても買いに行かないで、『外のタンクから取るからいい』とかさ。まあ言う事聞かない!」

 先日は病院から歩いて帰ろうとして家の目前で行き倒れになりかけた父。

「爺ちゃん、どうなの?婆ちゃんの言う事を聞いた方が良いんじゃないの?」

 すると父が放ったのは「俺はもう好きなように生きるんだ」という一言。

「好きな様にって言っても、周りに迷惑をかけないことが前提でしょ、もう」と母もあきれ顔。

 長年連れ添た夫婦でも、いや長年一緒にいたからこそ、お互いの粗が見えるようになってしまうのでしょうか。

 父に似ている、と言われてきたこの私ですから、私も年を取ると頑固になるのでしょうか。

(まだまだ俺も若い)とか、(自分の方がちゃんとわかっているんだ)という思いは、年を取れば単なるおごりなのでしょうか。 

 「人の振り見て我が振り直せ」という諺が心に沁みる年になりました。
 

 

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暖房トラブル ~ 北海道の冬は寒いぞ

2021-01-04 20:21:25 | Weblog

 昨日、近くに住む娘から「ごめん、今晩泊めてくれない?」という電話がありました。

 一日から二日にかけて、婿さんと孫も一緒に泊まってワイワイやっていたのが帰ったばかりなのに「今日も泊めて」とは?

 聞けば「住んでいるアパートで、部屋の外に置いてある専用の灯油タンクから灯油が漏れていてストーブが使えなくなった」というのがその理由。

 どれだけ漏れたのか、と思いきや、アパートの3階で部屋の外にあったホームタンクの一部が錆びてそこからポタリポタリと漏れが出ていた程度なのだそう。

 ただ年始の時期で修理業者は来られず、「消防署に連絡したら来てくれた」とのこと。

 幸いタンクは土の上ではなくコンクリートの床の上だったので土壌汚染は発生しておらず、環境には影響がないそうです。

 しかし消防署員はとりあえずタンクから灯油を抜いて「今日はもうタンクは使えませんね」とのことで、暖房の無い家から我が家まで避難してきたというわけ。

 タンクの修理は今日のはずですが、さてどうなったのやら。


    ◆


 今日から仕事始めで、職場の社員全員が顔をそろえました。

 年末年始の話をしているうちに、「帰ってきたら水道が凍ってました。水道を落として帰らなくて失敗した」と嘆く単身赴任者が一人。

 さらに「昨夜帰ってきたのですが、なぜか石油ファンヒーターが点火しなくて、夜ずっと寒い思いをしていました。管理人に言ってあるんだけど、今日中に直るだろうか」と不安げな二人目の単身赴任者。

 冬に住まいのトラブルがあるというのは本当に悲しくなってしまいます。

 どちらさまもご用心を。

 

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テレビコンテンツもまだまだ負けていないな ~ 箱根駅伝の情報サービス

2021-01-03 21:16:18 | Weblog

 

 お正月の風物詩の一つである箱根大学駅伝。

 今年は第97回目だそうで、1月2日、3日の二日間にかけて日本橋~箱根間で往路107.5 km、復路109.6 km、計217.1 kmのコースを初日二日それぞれ5人ずつの選手がタスキをつないで走るレースを楽しみました。

 今年はコロナの影響を考えて沿道での声援は控えるように、という触れが回されて、さすがに沿道の観客は少ない中、それでも運営側の懸命の努力で開催されたのは立派でした。

 見どころは昨年優勝の青山学院大学に対して、その他の19校が挑むなかでの優勝の行方で、今年も接戦が期待されて大いに盛り上がりました。

 初日では伏兵の創価大学が往路優勝を果たす一方、昨年優勝校の青山学院大学がなんと12位に沈むという思わぬ展開となりました。

 二日目も創価大学は快調にタスキをつなぎ、最終10区の選手が走り出したところで2位に3分以上の差がついており、誰もが「これは創価大学の初優勝か」と思いました。

 ところが最後の最後で大どんでん返しがあり、2位で10区のタスキを渡した駒澤大学が残り2kmのところで逆転しそのまま優勝。

 最後はテレビにくぎ付けになって手に汗を握る展開になり、大いに興奮しました。


   【駒沢、大逆転!】


    ◆


 ところで、このレースの中継は地上波のテレビでも流されましたがネットではTverでも同時配信されました。

 その際、ネットでの配信ではリアルに進むレースにあって、各大学、各選手の成績やタイム差などのデータがとても丁寧に表示されて、非常にわかりやすく好感が持てました。

 この手の情報サービスは、ネットの方がお手のものと思われがちですが、今日のレースに関しては、テレビのdボタンでのデータ提供が一目で全体が見られてわかりやすかったことに感心しました。

 その一方、ネットでの箱根駅伝公式サイトでの情報提供は、いちいち画面をスクロールしないと全体が見られなかったりしてかえって不便。

 かつては手すきの受け渡しをする中継所でのタイム差くらいしか表示されなかったのが、今では中継所と中継所の間にあるチェックポイントでのタイム差も表示がされて、お気に入りの大学や選手が追い付いたり追い付かれたりする様子が手に取るようにわかります。

 スポーツ中継での時々刻々変わるリアルタイムの情報提供って、ライブ中継の醍醐味でもあり、非常に魅力的なコンテンツであると改めて感じました。

 運営サイドのこのような努力によって、まだまだスポーツコンテンツはより魅力的な番組になりえるのだと感じた次第。

 やれることってまだまだありますね。

 やはり自分に限界を作らないほうが良いみたいです。

 テレビコンテンツもまだまだ負けていませんね。

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正月の変わらぬ風景は家族麻雀 ~ 親は老いる

2021-01-02 23:26:53 | Weblog

 

 実家の両親の唯一と言ってよい楽しみは麻雀です。

 普段は町内会の人たちが集まって地域の会館で週に2回の麻雀大会を楽しんでいるのですが、このコロナのせいで開館は閉鎖。普段の楽しみがなくなりました。

 町内会の麻雀大会以外にも、私の弟と彼の高校生になる息子、つまり私の甥っ子がほぼ毎週土曜日の午前中に訪ねて卓を囲んで楽しんでいます。

 今年は高校受験だというのに甥っ子は大の麻雀好きで、冬休みの特別講義の合間を縫って両親のもとに通っています。

 正月三が日の今日二日は、ほぼ快晴の朝に車を走らせて、私も参戦して今年の運試しです。

 普段は参加している母親ですが、こういうときは雀荘のおばちゃん役で、「おばちゃん、コーヒー」「おばちゃん、みかん頂戴」といってこき使っています。

 思えば、中学生時代から始まった家族麻雀は、もう50年になろうかという歴史があります。

 父には「人とできないのであればテレビゲームの麻雀ゲームを持ってこようか?」と言ってみましたが「もうそういうのはわからないからいいよ」とのこと。

 さすがに90歳ともなると新しいことは始められないのでしょう。

 "雀荘のおばちゃん"に用意してもらったお昼ご飯を食べてさらに続きをやろうとしたところ、父は「あれ?僕はどこに座っていたかな」と言います。

 弟はこともなげに「こっちだよ」と座っていたところを指さしますが、もうそんな風景にも慣れているのでしょう。

 あと何度こうやって笑いながらいられるものか。

 麻雀がだんだん貴重な時間になってくるお正月です。

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あけましておめでとうございます ~ 変化を嫌う脳とのバトル

2021-01-01 22:55:16 | Weblog

 皆様明けましておめでとうございます。

 札幌は今日も大した雪が降らず、穏やかな新年を迎えることができました。

 ただ気温が以上に低く、初詣のおみくじを縛り付けるときに手袋を脱いだだけで手が痛くなるほどでした。

 これこそまさに北海道方言の"シバレル"であります。

 
    ◆

 
 今年の年末年始は、ハレの日ではあるものの豪勢な料理を作るでもなく、豪華なおせちを取るわけでもなく、あまり日常と変わらずに過ごしました。

 今までなら「伝統」とか「歴史」などの重みを感じて、「やっぱりこれだけはやっておこう」と思うような事柄でも、「コロナだし仕方ないや」という言い訳が成立してしまう今日この頃です。

 不要不急を止める方向に変わっているのか、止めてしまったことは不要不急だったと思うようになっているのか、言葉遊びのようではありますが、なんだか世間の風向きが変わりつつあります。

 よく言えば、伝統や歴史と言われて非効率なことも我慢していたのが、我慢しなくてもいいんだ、と開き直ることができている過程なのかもしれない、ということ。

 今までなら踏ん切りのつかなかったことを変えるチャンスだと思えば、思い切って日常に変化をもたらすのも良いように思います。

 変化を嫌うのは、脳の「現状維持バイアス」なんだそう。

(今が安全なのに、どうして危ないかもしれない変化をもたらそうとするの?そんなの止めようよ)と考える頑なな脳こそが、変化させない障壁になっているというのです。

 それを理解したうえで、簡単には脳のこだわりに負けない自分でありたいものです。

 今年も思い立ったことはまずやってみようの精神で臨みたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 写真は長野県大町市の市野屋商店の干支新酒のラベル。今年は丑年なので「牛」という漢字が描かれています。

 まずは一杯どうぞ。 


 

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