ワカサギシーズン初日。
快晴の朱鞠内湖は、朝日に映る雪原節減がとてもきれいです。
朝日を浴びて温度が上がると夜中に樹木の小枝に積もっていた雪が解けてはらはらと落ちるのですが、それがまた幻想的。
とはいえガツガツしていない私たちの釣りは、レイクハウスでゆっくりと食事をとってからおもむろに湖畔へ向かいます。
湖畔に着いてみて、思った以上に多い車の台数にびっくり。
いくら初日とはいえこれほど多くの人が押し寄せてこようとは。
今日のポイントまでスノーモービルで移動する途中には、早朝から釣りを始めているテントが並んでいて実にカラフルです。
モービルならひとっ走りなのですが、大きな沢の奥地のポイントへと向かい、そこからテントを張る場所を選定します。
やみくもに場所を定めるのではなく、魚群探知機を使って先に魚のいるポイントを狙うのが定石なのですが、今日は夜半からの雪が厚く降り積もっていて、あちこち穴をあけまくるのが結構大変。
いくつかトライしてみた穴も魚影がほとんど見られず、あまり期待できない釣りの始まりです。
テント中でも魚探には魚影がほとんどなくて、おずおずと仕掛けを投入。
すると間もなく魚影が少しずつ見えてきました。
はじめは妻の方が調子が良く、魚影も濃くなってきます。
今日のポイントは水深7.4mでしたが、水深3~6mの中層にずっと魚の群れが回遊して切れずに続きました。
一度に2匹以上がかかる多点釣りも結構出て快調に釣りは進みます。
休みや飲食もそこそこに頑張ればまだまだ行った感じがしますが、リゾートワカサギ釣りの我々夫婦ですから、そこはほどほどな感じ。
それでも私が189匹で妻が140匹と、シーズン初めとしては幸先の良い結構な釣りになりました。
「初日はあまり釣れないなんじゃないかな」と言われた予想を良い意味で裏切ることができました。
それにまた、地元の漁組の方と話をしていると、今日のお客さんの入りが予想をはるかに超える大入りで驚いたとのこと。
「日中もずっと来る方の車が途切れないんですよ。例年より少しは増えるかな、と思いましたがこれほどとは、いや、大変でした」
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コロナのために今年はセンターロッジでの食事提供はないし、例年設置していた大きなパオも今年はないそうです。
コロナの影響を受けながらも、ワカサギ釣りはまだまだ伸びる予感がします。
安全に気を付けながら、今年も北海道の冬を楽しみましょう。