北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

雪国のドライブを安全に

2021-01-20 22:56:38 | Weblog

 

 今日から明日で、北見・網走への一泊二日出張です。

 出発するときの札幌はまあまあ晴れていて、(出張を昨日からにしなくてよかった)と思っていました。

 しかし北海道は南北に長い。

 北上する高速道路の途中では、岩見沢近辺や旭川近辺に強い雪雲があって、降りしきる雪のために10m先が見通せないホワイトアウトになりました。

 先行の車が舞い上げる粉雪も災いして、まったく前が見えません。

 特に高速道路は一般国道に設置されている「矢羽根」と呼ばれる道路幅を示すサインもありませんから、まず道路の横幅がどこなのかがわからず、おまけに前も見えない。

 もしも前の車が止まっていたならば確実に追突していたと思われるようなひどい状況で、久しぶりにハラハラする運転でした。


    ◆

 
 ようやく天候の回復した遠軽・北見地域に入ってきて、営業挨拶のために訪れた道路維持事業者さんと会話をしました。

「途中の高速道路にホワイトアウトの箇所があって、追突するんじゃないか、追突されるんじゃないかとひやひやしましたよ。左右がどこまで道路なのかもわからず、左に寄り過ぎたときにランブルストリップがゴロゴロと音で教えてくれるがこんなにありがたいとは思いませんでしたよ」

 すると彼は「北海道でも、ホワイトアウトの時の運転方法は教えてくれませんからね」と言いました。

「ホワイトアウトの時の運転のコツなんてあるんですか?」
「はい、教科書のようなものに書いてあるわけではありませんが、コツがあるんです」

「それはどのようなものですか?」
「はい、まず車は止めないこと。ノロノロでもよいから動き続けること、これ大事です。そしてヘッドライトもハザードランプも点けて、とにかく前や後ろから見えるようにします。走る際には車の左側の雪堤を注視して、左の雪の壁との距離を保つように走るんです」

「ほう」
「ホワイトアウトの中では、路上のドライバーが皆訓練をしてこのような運転をすれば、大規模な衝突事故にはならないと思います」

「うーむ、確かにホワイトアウトの中では(前も同じようなスピードで走っているだろう)という思い込みが一番危険ですもんね。しかしそういうことって誰からも教わったことがありません」

「これは私自身の経験から導き出したコツなので、半分疑って半分信じるくらいが良いかと思いますが、できればそんな天気の時には外出しないのが一番良いですね(笑)」


    ◆

 
 話題は私の乗っている社有車の装備の話になりました。

「会社から与えられている私の車は一応新しい衝突安全装置が付いていて、レーダーで前方の車との距離が近くなると自動的にブレーキがかかるようにはなっているんです」
「ええ、私のもです」


   【黄色い丸の部分から電波が出る】

「そのレーダーが車の正面のエンブレムのところから電波を出しているのですが、吹雪の時はそこに雪がくっついてしまって、しばしば『レーダーが効きません』というサインが出るんです。ホワイトアウトで見えない時にこそレーダーが効果的なはずなんですが、それが効かないんです」

 まさにレーダーがあっても吹雪の時には自分の目も使えず、機械もダメという情けない状況になるのです。

「私もそれを不満に思っていました。車のメーカーは、レーダーの電波が出るところは雪を融かしたりするような装置をつけてくれて、積雪寒冷地仕様を強化してほしいものです」

 さて、このようなドライバーの願いはいずれメーカーさんに届くでしょうか。

 雪国の冬のドライブ、ご安全に!

 


 

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刺激、刺激、刺激やーい

2021-01-19 23:40:12 | Weblog

 

 通勤の時は大通り公園の11丁目の中を通ります。

 例年ならそろそろ10丁目公園に巨大な雪の壁ができて、雪像づくりが始まっている頃ですが、今年は静かなもの。

 地域のイベントにはできるだけ参加しようと思っている私ですが、今年ばかりはどうしようもありません。

 逆に、イベントなんてないのならただそれだけのことで、刺激も何もない日常が淡々と続くのもまた良し、と思うようになってしまいます。

 そういう考え方って楽だけれど、やはり人間というものは楽に流れてはいけません。

 苦労はしても、一生を生きる意味を感じるためには、心を尽くして楽しいこと、刺激的なことを求めて思い出作りに励む方が良いよね、きっと。

 それに、イベントに参加したときはやっぱりついでに飲みに行ったり外食をしたりして小金を使うものですね。

 私も家ではしがない小遣い父ちゃんですが、あまりにお金を使うシーンがないというのもイライラしてきます。

 先日はつい寄ったアウトドアショップのワカサギ釣りコーナーが充実していたのを見て、思わず小物類を買い込んでしまいました。

 昨年までなら(あると便利だけど、まあなくてもいいかな)と思っていた便利グッズですが、刺激を求める心につい感覚がマヒして財布のひもが緩んでしまいました。

 ワカサギ釣りの道具はますます充実しそうです(笑)。
 
 

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テレビのモザイクが解決

2021-01-18 23:50:03 | Weblog

 

 昨年10月に、「テレビ画像にモザイクが入り始めた」という記事を書きました。

 その後、ビデオレコーダーを購入した電気屋に持ち込んで診てもらったところ極めて正常で、お店ではちゃんと映るのでした。

 ということは、やはり問題は我が家の受信環境か。

 その後しばらく様子を見ていたのですが、始めはEテレだけだったモザイクが他のチャンネルでも出始めて、黙っていては改善する様子がありません。

 これまでは手稲山の前にドーンと建てられたマンションの協調アンテナで受信していたのですが、そこからの受信感度がだいぶ落ちている様子です。

 マンションに交渉しても良いのですが、アンテナ屋さんに聞いてみると、「自宅にアンテナを設置すれば大抵ちゃんと映りますし、万が一それでも映らないようであればケーブルテレビということになるでしょう。アンテナを立ててそれでも映らなければ料金はいただかなくていいですよ」とのことだったので、思い切ってBSアンテナの支柱に八木アンテナをつけてもらいました。

 

 

 案の定、その後はモザイクもなくしっかりと映るようになり事態は解決。

 もしかしたら、訳知りの方には「もっとこうしたら安かったのに」とか「こういう手があったんじゃないか」といったベターな方法があったかもしれません。

 しかし、日常の暮らしって全てにおいて完璧な情報が手に入るわけではないから、「ああすればよかったかな」と過去を悔いてばかりいても仕方がありません。

 なので、少しのお金で手早く結果オーライになったのだから良かったじゃないか、と思うくらいが丁度良い。

 思い悩んでいることがあったら、さっさと解決してしまって次の悩みに立ち向かいましょう。

 日常の不具合をなくすのも名もなき家事の一つ。

 人生はこういう些事の積み重ねなんです。
 
 

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老親の病院問題 ~ QOLが一番高いのはどれだ

2021-01-17 22:32:20 | Weblog

 

 朱鞠内湖ワカサギ釣りのお土産を持って実家の様子を見に行きました。

 よもやま話をしているうちに母親が、「最近お父さんの通っている病院が変なんだよ」と言い出しました。

「どうしたの?」
「コロナなのにだんだん次の通院期間が短くなっているんだよ」

 聞けば、年末に通院した際にはお正月を挟むということもあって、35日分の薬が出たとのこと。

 それが年明けに行ったところ「次は七日後に来てください」と言われ、その次は「次は五日後に来てください」と言われ、薬もその日数分しか出してもらえなかったとのこと。

「コロナだからあまり頻繁に行かないほうがいいと思うんだけどねえ」
「ふーん、通院のスパンが短くなっているというのは気になるね。症状が悪化しているわけじゃないの?」
「いいや、お医者さんは『だんだん数値は改善していますね』と言っているって言うんだもん」

 その病院は普段から投薬が多いことで知られているのですが、父のもらう薬も8種類に及び、やはりちょっと多い感じがします。

 しかしどうも父は性格的にお医者さんに詳細の説明を求めるようなことはできない様子。

 次もあまり短期間に呼ばれるようなら私か弟が同行して、どのようなことなのかを一緒に聴くようにしなくてはいけないでしょう。

 しかし病院が変わることが新たなストレスになったりして、日常の安寧が崩れることは全体としてはかえって行けないのかもしれず、QOL(=生活の質)を一番高くする良い解決の方策はどういうことなのかに悩みます。

 親の高齢化問題はこういう形でも現れるのですね。
 

     ◆

 一方母の方は、白内障の手術を成功裏に終えてから「世の中が明るくなった」と手放しの喜びよう。

 視力も1.0と1.2になり、新聞を読むのに眼鏡もいらないそうです。

「日本の医療はすごいと思うけど、その逆の思い出もあるしね」と言います。

「え?どういうこと?」と訊くと、「肩が上がらなくなった時のことさ」と2~3年前のことを話してくれました。

「あるとき肩が痛くて、左手が『前へ倣え』より上に上がらなくなったのさ。それで近くの整形外科へ行って検査したらMRを撮ってくれて、『肩の腱板が切れている』って言われたよ」
「ああ、そんなことがあったね。そういやその話のその後はどうなったんだっけ?」

「先生がMRの画像を見せてくれて、『ほら、こことこことここの3か所の腱板が切れている。ただもう高齢で手術をしてもリハビリは大変だし、治る保証もない。腕がとりあえず前までは上がるのなら、それで我慢してそのまま過ごす方が良い』っていう診断だったんだよ。(ああ、もうこんあ状態で一生過ごすのか)ってちょっとショックだったけどね」
「それでどうなったんだっけ?」

「なんもさ、一週間たったら腕がすっと上にまで痛みもなく上がるようになったよ。一体あの写真はなんだったんだろうね?(笑)」


 まあとにかく治ったのだからあまり文句も言わずに置きましょう。

 さて問題は父の通う病院ですが、対外的な交渉をするうえではそろそろ後見人が必要みたい。
 
 弟との連携が必要です。

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コロナのために古着も回らない

2021-01-16 23:43:15 | Weblog

 

 年末年始の家の片付けで出た様々な余剰品を処分しようと思っています。

 札幌市はリサイクルサービスがそれなりに充実していて、資源物は市内の回収拠点に自分で持ち込めば無料で回収してくれます。

 今回は頑張って、もう着ない服はもちろんまだ着れそうな服でも思い切って嵩を減らそうと、ゴミの袋に入れていつでも持ち込めるようにしていました。

 「さて、それでは古着をリサイクルに出そうかな」と思って市のホームページを見てみると…、なんと!「現在古着の受け入れを停止しています」とありました。

 

 理由は「昨今の情勢により令和2年5月16日から受け入れを停止」とありましたが、もちろんコロナの蔓延に違いありません。

「不要になった古着は、不要不急の場合を除き、事態が収束するまでご自宅で保管いただきますようお願いいたします」とあるので(リサイクルはできないのか)と残念に思いました。

 しかし文書をよく読むと、上記の後に、「なお、ご自宅等での保管が困難な場合などは、『燃やせるゴミ』として排出してください」とありました。

 なあんだ、燃やせるゴミとして出す分にはそれはそれでOKとのこと。

 ただやはりまだ着られる服とあれば、少しでも再利用ができるのであればそうしたいな、という思いは残ります。

 古着と同様に古布も受け入れ停止しているようですが、それ以外の、小物金属や小型家電などの資源物は受け入れいているようです。

 さて、事態が収まるまで家の中に補完すべきか、はたまた燃やせるゴミとして出してしまうべきか、予想しなかった悩みが増えました。

 いろんなモノやコトが回らないなあ、コロナめ!

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冬は遊べ ~ 昔は落とし穴なんか作ったもんじゃ

2021-01-15 22:58:56 | Weblog

 

 幼いころ、小学校2~3年生の冬休みに家の前の道路に落とし穴を作りました。

 当時は稚内に住んでいたのですが、当時は家の前の道路を除雪してくれるようなサービスはなく、道路は雪が降るたびにうず高くなってゆきました。

 自動車交通がそれほど頻繁でもなかったので、家の前には車は入ってこなかったのでしょう。

 だから、道路に雪が数十センチ以上も厚く残っていても誰も何も問題にしなかったのです。

 落とし穴は、その熱く積もった道路の雪を掘って作りました。

 スコップで直径7~80センチで深さは50センチくらいの穴を掘り、新聞紙をぴんと張って雪で押さえ、その上に粉雪を薄く振りかけて新聞紙を隠します。

 片方の長靴を脱いで、そっと振りまいた雪の上において足跡までつけました。これならまず落とし穴とはわかりません。

 するとちょうど折よく近くの官舎の遊び友達がやってきました。

 落とし穴を挟んだ対角線上に立って「おおい、ちょっとこっちへ来て」と言っておびき寄せます。

「なあに~」

 そう言って近寄ってきた友達は、「わっ!」と叫びながら、見事に落とし穴に引っかかりました。

 今なら怪我でもしたら大変な騒ぎになったかもしれませんし、下手をすれば親が家まで怒鳴り込んでくるかもしれません。

 しかしあの落とし穴にはまるかどうかをわくわくドキドキしながら見つめていた瞬間は今でもはっきりと頭に浮かぶ、強烈な印象があったのです。

    ◆

 なぜそんなことを思い出したかというと、今はそんな落とし穴を作れるような道路自体がないんだな、と思ったからです。

 そもそも最近の機械除雪では、雪を黒い舗装が見えるくらいまで掻いて行くので、厚い雪を道路に残すような維持管理などしていません。

 それが効率的な車社会の求める道路維持管理水準であり、公共サービスとしては社会のニーズに応えることへのプレッシャーがかかっているからです。

 考えてみれば昔は冬に雪が降り積もるのは当たり前で、それを何とかかんとかやりくりしながら暮らすのが冬の生活だったのです。

 物置の屋根から滑って飛び降りたり、一番強くてかたいつららを見つけては友達のつららと勝負したりもしました。

 北海道の冬は、その冬を遊びましょう。

 今はもうできなくなったことも多いかもしれませんが、今できる冬の遊びを存分に遊び、そして子供には遊ばせましょう。

 そしていくつになってもはっきり覚えているような強烈な思い出を作ってあげましょう。

 冬は子供にとって、思い出作りのチャンスの季節です。

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これってネット詐欺? ~ SAPICAの高額請求

2021-01-14 23:26:15 | Weblog

 

 私が札幌市内での通勤に利用しているのはSAPICAという電子マネー。

 札幌圏の地下鉄・バス・市電で乗り降りの際にセンサーにピッ!とタッチするだけで清算ができるお手軽なカードです。

 札幌圏の公共交通では、PasmoやSuicaなど大抵の交通系カードが使えるのですが、SAPICA最大のメリットは、札幌市営地下鉄・バス・市電の利用で利用金額の10%がSAPICAポイントとして溜まり、そのポイントでまた支払いができるということ。
 (210円支払いの場合は、210ポイント以上ある場合に使える)
 
 還元率は10%ということは市営交通が10%引きで乗れるのと同じことで、かなりの高割引率です。

 このカードは記名にすることで、紛失したり使えなくなったりした場合には再発行をしてもらうことができ、元の残金も復活してもらえるという安心設計。

 さらに金額が不足するときの備えとしてクレジットカードに紐付けして、一定の金額以下になったら自動チャージをしてくれることもメリットです。

 これだとクレジットカード利用のポイントもさらにつけることができるのです。

 私の場合は、残り金額が1000円以下になったら1000円をチャージするという設定にして、もう何年も使っています。

 ところが先日クレジットカードの利用明細を見ていて、ふと首をかしげました。

 それはある特定の日に多額のオートチャージ金額の請求が発生していたこと。

 気が付いたのは、今年の1月4日になんと8000円ものチャージ金額という記録がありました。

(んん?1月4日は仕事始めだけど、一度に8000円ものチャージをした記憶はないぞ?)
 
 いぶかしく思って、その前の支払い明細を見てみると、12月3日に5000円、11月2日には4000円のまとまった請求金額が掲載されています。

 以前はチャージしたたびに1000円の請求があったことを覚えていたので、一度に1000円以上の請求はなかったはず。

 カードリーダーを使ってサピカーの利用記録を見てみても、1月4日に8000円ものチャージがあった記録はありません。

(え~、もしや詐欺?)

 もしも詐欺だったらどこに申し立てをするべきか、いやいや、まずは本当にチャージされていないかどうかを交通局で確認しないといけないのか、と頭の中はぐるぐると回っています。

 対応をどうしたものかと考えながら、SAPICAのホームページをよくよく読んでいると、意外なお知らせに気が付きました。

 昨年6月17日付のお知らせなのですが、そこには「SAPICAオートチャージの利用額に関しまして、クレジットカード会社から発行される請求書への掲載を、従来のチャージ毎から一カ月単位で合算しての表記へと変更させていただくことにしました」という記述がありました。

 

 つまり、月初めの数千円の請求というのはその前月にチャージした金額の総額ということでした。

 それならば月々の利用金額と整合が取れています。

 以前はチャージ毎だったのにいつの間にか合算に変わっているという情報を知らなかっただけの独り相撲でしたが、適切な請求金額で詐欺じゃなかった、とホッと一安心です。

 現代の世の中では、カードやスマホによる電子マネーが横行していますが、その詳しい取り扱いの説明なんてほとんど読まずにお気軽に利用している面があります。

 今回はSAPICAのホームページを読んでいて、改めて、公共交通以外にもセイコーマートやサツドラさんでも使えて、一定率のポイント(0.5%程度)が溜まるということを改めて知りました。

 突然の取り扱い仕様変更に戸惑うこともしばしばで、社会についてゆくのはなかなか大変です。

 ちょっとドキッとしましたが、良い頭の体操になりました(笑)。

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ちょっとした変化を支えるデザイナー ~ このコーヒーが面白い

2021-01-13 23:23:04 | Weblog

 

http

 今日から明日は函館出張。

 移動中にファミリーマートでコーヒーを買って飲みました。

 その際に気が付いたのは、紙コップにかぶせるプラスチックの蓋の変化です。

(飲み口が丸く大きくなっている…)

 私もこれまでは、プラスチックの蓋の飲み口が小さくて、飲むときに熱い液体がつくのを調整することに苦労していました。

 それも飲み口が小さいことが理由で、このように大きくしてくれると、飲むときに冷ましやすくなり(よく考えられているなあ)と思います。

 ファミマのコーヒーは最近飲んでいなかったので、いつからこのような改善がなされたかはわかりません。

 しかし、何もしなければ(ちょっと不便だな)と思うだけのことに、工夫を凝らしたデザインで応える取り組み。

 ある意味『名もなき工業デザイナー』の仕事なのかもしれませんが、我々の社会はこういうちょっとした工夫によって進歩してゆくのだな、と感謝したい思いです。

 身の回りのちょっとした変化を面白く感じた次第です。

s://old.reddit.com/r/onejob/comments/kmz6lw/it_was_almost_fine/

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上級者は見る視点が違う ~ ワカサギ釣りも道の世界

2021-01-12 22:18:10 | フライフィッシング

 今回の朱鞠内湖ワカサギ釣行では、偶然にもネット上での知り合いだったワカサギ愛好家と直接お会いすることができました。

 いつもワカサギ釣りのブログ記事に豊富な釣り情報を投稿してくださるので感心しながら読んでいた私としては、実に嬉しい出会いでした。

 そこで釣れないこちらとしては上級者を目の前にしてつい質問攻めにしてしまいます。

 まずは釣り場を決めるときの準備です。

「今日お見かけしたときは、なかなかテントをはらずにずいぶんあたりを探索していたようですが、何があったんですか?私は魚探で魚影のあるポイントを探そうとしたんですが、魚影が見当たらないままに場所を決めてしまいました」
「あはは、見ていたんですね。そうなんです、あまり様子のわからないポイントだったので、まずは入念な下見が大事なんです」

「やはり魚影ですか?」
「いえ、地形を見ていたんです」

「ち、地形ですか?」
「ええ、穴をあけて魚探を入れると水深がわかりますよね。何メートルかずれながら穴をあけて深さを測ってゆくと、急に深くなるところが見つかることがあります。そこは湖のポイントで言うところの『かけ上がり』というところですね。それがわかれば、その深いところを入念に見てみて魚の姿が浮かべばそこが今日のポイントというわけです」



「ははあ、最初から魚の姿を見ているわけではないんですね」
「ええ、ポイントがダメならいくら早く釣り始めて頑張っても釣れませんよね。じっくり時間をかけて良い場所が見つかれば、きっと良い釣りになりますよ」

 私も魚探を買ってから、穴の直下に回遊してくる魚の姿が見つかるのがうれしかったのですが、魚探の使い方はそれだけではありませんでした。

 魚探で湖底までの水深の変化を見ることで地形の変化を見定めるために使うとは!

 まさに『釣りは科学』。我々も少しは釣りになりましたが、これは単なる結果オーライでした。

 地形を読んで回遊魚の生態をも理解したうえで場所を決めることが良い釣りのための前提作業なのだとはまさに目からうろこです。

 とはいえ、実際には現地についちゃうとすぐに釣りを始めたくてそそくさと穴をあけてテントを張りたくなる自分がいます。

 そういう弱さも克服できなければいけないんだな。ああワカサギ道、まだまだ修行が足りんなあ!

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朱鞠内湖二日目は午前中だけの半日勝負

2021-01-11 23:21:17 | フライフィッシング

 

 レークハウス朱鞠内で宿泊をした今日は、全身の筋肉痛を引きずりながらの早朝早出ワカサギ釣りです。

 朝5時に起床して、釣り場が開場となる朝6時の少し前に宿を出発。

 駐車場に入る車で少し渋滞しましたが、6時10分には駐車完了で、すぐに荷物を積んだソリを下ろして昨日と同じポイントへ歩き始めました。

 遠くのポイントへは有料でスノーモービルでの輸送サービスがあるのですが、サービス開始は朝7時からなので、早朝組は徒歩で現地へと向かいます。

 モービルに乗った時は(ずいぶん遠いポイントだ)と思いましたが、歩いてみればたったの15分。

 これからは歩いてポイントへ向かうことにします。


    ◆


 釣りの方は陽が登った8時過ぎからは中層に魚探に魚影がずっと映り続けるという、昨日と同様の好条件。

 一度に2匹、3匹と複数の魚がかかる多点掛けの回数は減って、(昨日よりは少~し渋いかな)という感じですが、それでも一匹ずつでも拾っていけばよろしい。

 しかし今日は夜に孫の誕生会に招待されていて、釣りは11時で切り上げです。

 撤収して駐車場まで再び歩いて戻り、お昼過ぎには札幌への帰路につきました。

 結局釣っていたのは朝8時から11時までの実質3時間あまりでしたが、それでも私が138匹で妻が97匹とそれなりの釣りにはなりました。

 今回は、ワカサギ釣りのネット友達にも直接会えて、いろいろと教えていただける素晴らしい釣行でした。

 やはり場数を踏んだ方の言葉には重みがありますし、話を聞いているとますます良い道具が欲しくなりますね。

 朱鞠内湖でのワカサギ釣りのシーズンインでした。

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