著者は歯科医師と歯科衛生士。
なのに、なぜ「脳卒中」?かというと、
P.4 国立循環器病センターや大阪大学などの共同チーム発表
脳卒中で入院した患者の唾液を採取して分析した結果、
一部のミュータンス菌(虫歯菌)が脳内で炎症を引き起こし、
脳出血の発症に関与することが分かった
P.5 歯周病菌は傷ついた歯茎から血液に侵入し、全身を巡って悪さをしますが、
近年の研究で脳梗塞だけでなく、さまざまな全身の病気にも
大きく関わっていることが分かりました。
たとえば、
◎心筋梗塞 ◎認知症 ◎誤嚥性肺炎 ◎糖尿病
◎がん ◎動脈硬化 ◎敗血症
P.6 いずれの病気も、複雑な要因が絡み合って発症するもの。
が、要員のひとつが、
虫歯菌・歯周病菌であることは間違いありません。
上記断定法によると、「何でもかんでも要因のひとつ」じゃないの??
と、突っ込みたくなりますが、それはさておき
著者たちのお薦め対処法が、簡単なのでメモします。
理論的には
P.7 唾液の分泌を活性化すること。
そして唾液の「質」を高めること
P.8 その方法は、「アゴを押す」こと
P.47 つまり、「唾液を分泌する 唾液腺を刺激すること」
場所は、顎下腺、舌下腺、耳下腺
やるタイミングは、食事前、後、口の中が痛い時、
イライラしていいるとき、不安なとき、入れ歯が合わないとき