こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

ドジ(^^ゞ

2004-04-30 00:00:00 | 未分類
月末だということを、うっかり忘れていて、
図書館に本を返しに行ってしまいました(^^ゞ
必ず、館内整理日になっているのですが、忘れていましたよー。
返却ボックスもあるのですが、市外から借りている分もありますし、
古い雑誌類で傷めたくないので、出直すことにしました。

そのまま本屋に行ったところ、ひよこ舎だったかな?出版社から、
神林長平さんのショートショート集が出ていました。
平積みにされていず、背表紙だけを見ると、とても地味なデザインだったので、
最初は気付きませんでした。
値段も、1890円とかなり高め。一晩考えてから決めようと思い、
帰ってきましたが、すでに買う気になっています。
短編作家ファンの私が買わずして、誰が買う・・・そこまで力むことはないか(笑)
私は、神林さんの作品で話題になった著作よりも『親切がいっぱい』とか、
上のような著作の方が好きなんですね。
変わり者?
その他にも、今日の本屋は誘惑が多くて振り切ってくるのが大変でした。

ひとまず今回は『活字倶楽部 04 春号』に草上仁さんの『凶眼リューク 黒真珠の瞳』
の紹介記事が載っていたので、買いました。
私自身、この著作を気に入っているのですが、どう説明すれば
面白さを解ってもらえるのか、困っているのです。

キャラクターや設定の派手さで引き込む物語ではありません。
でも、ファンタジー世界の住人がたくさん出てきて、それぞれの種族らしい性格を持ち、
生き生きとそこに息づき、日常生活を営んでいます。

ある日、探し屋リュークがエルフの女性に依頼されたこと。真相をつきとめようと
調査をしていくうちに、周囲で不可解なできごとが起きます。
リュークはフィボと共に旅に出、謎を解決していくのですが、
真相をつきとめると、それは、この世界全体にかかわりあうことで、
やりきれない悲しみをも伴い「エルフの奥方、本当にこれで良いのですか?」
と問いかけたくなるものでした。

ファンタジーのようでありながら、話の進み方が、リュークのように
冷静に観察していくもので、やはり、ハードボイルドなんでしょうか?
不思議な読後感でした。


専務、そしてまぶだちの皆様、ネタバレさせずに感想を書いてみましたが、
いかがでしょうか?
ここの掲示板か、MLの方ででもご意見を伺えたら幸いです。
あ!関係者以外でも、ご意見、ご感想、お待ち致しておりますm(__)m
ついでに、著作を買っていただけると、もっと喜んだりいたしますが

コメント
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