こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

2024年10月19日(土)スギテツ・浅野祥コンサートin JR九州ホール

2024-10-21 20:10:08 | コンサート
10/19(土)に博多駅9階にあるJR九州ホールで開催された、スギテツさんと津軽三味線奏者の浅野祥さんのコンサートに行ってきました。

ただ今回は写真を撮っておりません(>_<)
忘れておりました。ごめんなさい。

「葦笛の“おどるポンポコリン”」「犬のおまわりさんの運命」「美しきドナウ河のさざなみ殺人事件」「扁桃腺上のアリア」などは定番の面白さで、お約束のヴァイオリンによるパトカーや救急車のサイレン、遮断機の警告音はもちろんの事、コンビニの入店音も楽しく聴かせていただきました。

今回生で、新幹線のボディと同じ技術で造られたアルミの打ち出しによるヴァイオリンも聴かせていただきました。いい音色でしたよ。

最後の方で炭坑節なども入ったりとなかなか楽しく面白い時間でしたし、鑑賞者の子どもたち有志による合唱もかわいかったです。

コンサート前の10時過ぎ頃には、博多阪急内の喫茶店で開催されているすみっコぐらしカフェにも行って、とかげのパフェもいただきました。
こちらです。とかげととかげ(本物)と一緒に撮っています。

本当はとんかつのランチもいただきたかったけれど、揚げ物は高カロリーかな?とスープストック東京の福岡パルコ店にて昼食にしました。効果のほどはともかく(^_^;)

久々の博多・天神散策で楽しかったです。
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『日本扇の謎』有栖川有栖

2024-10-17 20:07:58 | 読書感想
 
 
今回の有栖は、それまで手掛けていた短編の仕事が片付きそうとの事で、早速、珀友社の担当編集者・片桐から懸案の書き下ろし長編の着手を打診される。
とは言っても、構想どころか有栖ならまず初めに思い浮かぶタイトルさえ決まっていない状態。
そこで片桐は、有栖も好きなエラリー・クイーンの国名シリーズの一冊とされていた作品の邦題『日本扇の謎』を提案する。

ところが偶然にも、火村のフィールドワークで出くわした事件が正に、そのタイトルにふさわしいものだったのだ。

殺人事件はいつだって不条理で理不尽なものではありますが、せめてミステリの中では・・・と思っていたら、現実の殺人事件の不合理さに侵食されるようにあまりにもやりきれない真相で、よりつらく感じています。

それはこの物語がシーズン2に入って変化したためか、私の考えや感じ方が変化したせいなのか。

あと火村の下宿屋の婆ちゃんこと篠宮時枝さんですが、今まで名前が出てきたことがありましたっけ?
これも2シーズンになったからこその微妙な変化で、今後の二人に何らかの変化が出てくるのかな?とか、考えたりもしています。
私が覚えていないだけかもしれませんけどね(^_^;)
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『おせっかいな化石案内』芝原暁彦

2024-10-15 19:51:34 | 読書感想
 
日本各地の化石がある博物館の展示物の中で最も美味しい部分を抽出し、それについてひたすら解説した本だそうです。

まず日本でトップクラスの恐竜化石の産地、福井県の福井県立博物館に注目です。
2023年7月にリニューアルオープンしたそうで、フクイラプトル、フクイベナートル、フクイサウルスなどなど福井で発掘された恐竜が揃っていますし、リニューアルのおかげで最新の研究が展示に反映されていたりと面白そうです。

次は個人的に他の博物館をすっ飛ばしまして(^_^;)圧倒的アンモナイトとうたわれる(?)北海道の三笠市立博物館に行きたいです。
数も大きさの多様さも種類も豊富で、大人の男性の背丈よりはるかに大きなアンモナイトもあります。
壁にはアンモナイトの進化の歴史、ケースに入っていない展示物は触ってOKらしいですし、様々な展示物が読んでいても楽しく感じられます。
あと昔は異常だと考えられていた「異常巻アンモナイト」が実は異常ではなく、研究の結果規則性のある巻き方だと分かったとかで、大変面白く思いました。

続いては茨城県つくば市にある地質標本館にあるというニッポニテス・ミラビリスというアンモナイトにも興味津々です。

他にもチバニアンという時代に生きていたマチカネワニが展示されている大阪市立自然史博物館とか、フタバスズキリュウがいる福島県のいわき市石炭・化石館ほるるとか、気になる化石がいっぱいです。

まあ地元のいのちのたび博物館に今一度行ってみるのもいいかもしれません。
最近は休憩スペースもできているようですし、20年前は椅子すらなくて疲れ果てて二度と行かないと思ったのですよねえ(;^ω^)
なぜかお菓子の展覧会があるようですし、話のついでに行こうかな?
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コミックス『可惜夜行』都戸利津

2024-10-12 20:04:24 | アニメ・コミック・ゲーム
 
妖の都『冥月』から術師・玉綸を迎えに使者がやって来た。
しかし当事者の高橋亮はまったく身に覚えがない。
大体が、物心ついた時から目立つこともなく、覚えられないことに慣れすぎているのだ。
戸惑いながらも使者・暁と交流していくうちに、少しずつ考え方が変わっていく。

都戸さん初のファンタジーとのことですが、デビュー作から変わらないのはいつも根底に温かさと思いやりが満ちていること。
私にとって、大好きな漫画家さんの一人です。

ちなみに以前描かれた大正レトロミステリー『嘘解きレトリック』が、10/7(月)からドラマ化されるそうです。
この物語も面白いのです。
実写化されてより面白くなれていれば嬉しいのですが、さて?

(密林は電子書籍しか扱っていなさそうですので、紙の本がいい方は楽天などをおあたり下さい)
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『御乱心』三遊亭円丈

2024-10-11 19:28:33 | 読書感想
 
 
今さらながらですが、図書館で昭和61年発行の単行本の方を借りて読みました。

なるほど、これを読んだら先代円楽師匠(楽太郎さんの師匠のかたですね)を嫌いになるのが分かります。
円生師匠や弟弟子たちもすべてを、自分の様々な欲のために心身ともに不幸にしておいてあんまりです。
多少は円丈師匠の人の好き嫌いを入れるにしても、その心の傷の深さと闇を考えると読んでいてもつらすぎました。

もちろん、円楽師匠にも言い分はありそうですし(亡くなっていますが)文庫版には後日談の対談もあるようなので買ってみようかとも考えています。

私が子供の頃に、円丈師匠の新作落語がテレビ越しでも特別面白く感じたのは、執念もあったように感じました。
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