表は涼しいんですが、室内はやけに蒸し暑いです。
8月31日はお兄ちゃんの夏休みの宿題「自由研究」のお手伝いをしていました。
夏休みの宿題は出さないより出した方がいいという判断から出題するのでしょうか？小2では「自由研究」を自分一人でまとめることはできないですね～～～仕事をしている低学年をもつ親は子どもルームに預かってもらえて助かりますが、お弁当作りがあります。数日の夏休みがあっても帰省したりと通常より忙しくなります。そんなわけでついつい夏の宿題出題について考えちゃいました。つい先ごろ、文科省ではヤフオクなどのネットオークションへの読書感想文とか自由研究の出品を禁止したようですが・・・・。
さてさて、昨日9月1日は美樹ちゃん出演のオペラ「二都物語」にキヌさんといってきました。
YNO New Opera Series Vol.6
オペラ《二都物語》全3幕・日本語上演
2018年9月1日(土)14:00開演
武蔵野市民文化会館 小ホール
YNOというのは日本語でオペラを作るという団体のようです。
今回はディケンズの長い長い小説を日本語上演でオペラ化です。そのあらすじはこちらをご覧ください
開演前に作曲の山田香さんの解説で、舞台が暗転したら時が流れるです。言葉がわからなかったらメロディーを楽しんでくださいなどなど・・・
小ホールの舞台の主役はオルガンでした。
舞台自体はかなり狭い感じでしたが、オルガン奏者が弾く高さの部分を効果的に利用したり。客席の通路を花道のように利用することで、舞台を大きく見せていました前半は静かな美しい旋律で死んだといわれていた父・マネット医師と娘・ルーシーの再会、ルーシーとフランス貴族ダーネイの結婚、後半はフランス革命に巻き込まれたダーネーの死刑判決、悲しむルーシー、ダーネーを助けようとするルーシーの父マネット医師。実は、マネット医師は革命前に無実の罪でバスティーユ監獄に20年くらい閉じ込められていたので、革命側では英雄とされていた。ダーネイの死刑直前にルーシーを密かに愛するカートンが（原作ではダーネイとカートンはうり二つ）ダーネーと入れ替わり、静かに断頭台に向かう・・・。
美樹ちゃんは革命側の勇敢な闘志、今回の美樹ちゃんの髪型、衣装とも美樹ちゃんキャラにぴったり。壇上からセリフのような緩やかな歌唱で、力強く革命側のを盛り上げていました。～～
この舞台でも美樹ちゃんは圧倒的な存在感がありました。
フィナーレはブラボーの連発
美樹ちゃんとカートン役の古橋郷平さん
台本 小野千花
作曲 山田香
指揮 小森康弘
演出 大田衣子
ピアノ 谷合千ふみ
小太鼓 安倍梨々子
カーとン 古橋郷平
サーネイ 渡辺大
ルーシー 二見麻衣子
マネット医師 増原英也
ローリー 高崎翔平
テレーズ 磯地美樹
お針子 森川史
日本語オペラは難しいですね。
終演後、ロビーには大舞台の主役級のテノールさんたちが観客としていらしていたので、かなり注目されていた初演なんだななんて勝手に思いました。
「二都物語」を読むチャンスを与えてくださった作曲家山田香さんに感謝します。
