K RAUM  お料理を主に日々のことを書いています。

オペラ「ラ・フィアンマ」2013年7月27日

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原作:ハンス・ヴィエルス=イェンゼン
台本:クラウディオ・グヮスタッラ、
作曲1933年 o.レスピーギ
初演:1934年、ローマ・オペラ座

日本では今公演が初演

日時:2013年7月27日-28日各15:00~17:55
会場:新国立劇場中劇場
主催:東京オペラ・プロデュース



公演前日、ミキちゃんからのメール「・・・昨日ゲネでメイクされたけど、悲しい感じであります。 設定が120歳だって。ズタボロ着て、みんなにやいのやいの言われて呪いまくる・・・・」

(ミキちゃんごめん、勝手に公開しちゃって

美樹ちゃんの今回のオペラ「ラ・フィアンマ」に美樹ちゃん応援団のキヌさんと私が行ってきました。ラ・フィアンマLa fiammaは「炎」というイタリア語です。美樹ちゃん演ずるアニェーゼは不思議な力をもっていたので、魔女とされてしまい、幼児殺しの犯人として火あぶりにアニェーゼの娘シルヴァーナは義理の息子ドネッロへの愛の炎を燃す 火あぶりの炎と愛の炎が題名になったようです。



舞台は7世紀のイタリア半島ラヴェンナ。すでに西ローマ帝国は滅び、ゲルマン諸国もまだ安定しないころ、地中海世界は東ローマ帝国=ビザンツ帝国が大国として君臨していました。ラヴェンナはビザンツ帝国総督領でした。オペラ「ラ・フィアンマ(炎)」はラヴェンナの総督バジリオ、その妻のシルヴァーナ、総督の先妻の息子ドネッロ、総督の母エウドッシアの愛憎劇でした。総督はシルヴァーナとドネッロの熱愛関係を知ると心臓マヒで死んでしまう。そのため、シルヴァーナは魔女の烙印を押され火あぶりとなります。

○総督とシルヴァーナの結婚はアニェーゼの魔力、シルヴァーナとドネッロの熱愛はシルヴァーナの魔力に操られたと。
○ローマ教皇(ローマカトリック)は西ローマ帝国という後ろ盾を失い、一時コンスタンティノープル教会の保護下になっていたこと。
○コンスタンティノープル教会(ギリシア正教会)は当時台頭著しいイスラム勢力から、イコン崇拝等の偶像崇拝を軽蔑されたりと。
○○を絡めたお話でした。  (書いていてまとまらない

第一幕
美しいコーラスに始まりました。意地悪そうな総督の母エウドッシア、気が晴れない総督の妻シルヴァーナの登場・・・そして120歳の設定の美樹ちゃんアニェーゼの登場。美樹ちゃんは高音から低音まで、どの音域も安定して伸びやかにボリュームのある素晴らしい歌唱でした。今回の演技も満点
第一幕だけで十二分楽しんだ私でした。

イタリアオペラはアリアを歌い終わるごとに「ブラボー」の掛け声と拍手で舞台はストップすると思っていたのですが、この作品は20世紀前半のもので、新しい傾向なのか、ストーリー重視のようで、途切れなく物語は流れていました。
第二・三幕は盛り上がりが欠けているような感じがしましたが・・・・・。

終演後は楽屋へ直行

今回、美樹ちゃんは一人部屋でした。


磯地美樹(メゾソプラノ)
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