K RAUM  お料理を主に日々のことを書いています。

東日本大震災から23日目.24日目

2011年4月2日(土)晴
2011年4月3日(日)曇

2日
福島第一原発事故で漏れた放射能の海洋汚染は広がっています。
最前線で働く作業員のお食事は日に2回、お風呂にも入れずという劣悪なようです。さらに、携帯放射線測定器も不足していて、作業員全員が携帯できないようです。
メデイアの多くは作業員のことを東電社員と言っていますが、放射線のなかでの働いているのは下請けや孫請けの人たちのようです。被曝から何十年経ってからさまざまな症状がでるので作業員さんたちの健康管理が心配です。


3日
節電・節電とあかりやPCを消していますが、オーブンレンジを使ってしまう矛盾だらけの私です
4年前に住まいをリフォームしました。ガスの床暖、ガステーブルでよかったと思いました。当時はIHにできなくて残念だと思っていましたが・・・
第一日曜は区の集会室で勉強会をしています。節電のために暖房はなしでした。今日は真冬の寒さだったので、応えました。




東京電力福島第1原発の原子炉マーク1を設計した米ゼネラル・エレクトリック(GE)社の元技術者、デール・ブライデンバーさんに毎日新聞社が取材をした文を読んで涙が出るほど悔しくなりました。

http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110330dde003040003000c.html

ブライデンバーさんはGEでマーク1の安全性を再評価する責任者だった75年ごろ、炉内から冷却水が失われると圧力に耐えられる設計ではないことを知り、操業中の同型炉を停止させる是非の議論を始めました。原子炉マーク1が売れなくなるとGEでは議論を封印したとのことです。
そのため、ブライデンバーさんは76年、約24年間勤めたGEを退職しました。
ブライデンバーさんは退職直後、原子炉格納容器の上部が小さく、下部と結合する構造が脆弱で万一の事故の際には危険であることを米議会で証言しました。マーク1の設計上の問題は、米原子力規制委員会の専門家も指摘し、GEは弁を取り付けて原子炉内の減圧を可能にし、格納容器を下から支える構造物の強度も改善しました。GEによると、福島第1原発にも反映されとのことです。
ブライデンバーさんは福島第1原発について「補強しても基本設計は同じ。水素爆発などで生じた力に耐えられる強度がなかった」とみています。「東京電力が違法に安全を見落としたのではない」としながらも、「電気設備の一部を原子炉格納容器の地下に置くなど、複数の重大なミスも重なった」と分析しました。
アメリカ議会での証言を日本の政府は知らなかったのでしょうか。このことを見過ごしたことは当時の政権の責任を問いたいです。
また、「電気設備の一部を原子炉格納容器の地下に置くなど、複数の重大なミスも重なった」については、この事故を東電が免責として済まされない証拠になるのでは・・・
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