蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

あたらしい知人の輪

2006年01月07日 | 暮らしの積み木
「畏友と呼びうる友をもつことは、人生の至楽の一つといってよいだろう」と書いた紙が
ずっと文具箱の中にある。
いつどこで入手したか記憶にないが、なぜか捨てずに置いていることや物はありませんか?
ついにネットで調べてみた。続きがあって、
「つまり、畏友とは自分が常に『及びがたし』との考えを抱いている親友のことだ。」森 信三氏の言葉とありました。

友ではないが、安曇野に来て以来すごいな!と思える人々はたくさんいます。大工さんたちは勿論、地元の生活者の人の中にも・・・・・
その中で最近出逢った

その1
不思議な縁があるものだ。
隣村松川に昨年米作りをはじめた、神奈川県出身のIターン脱サラ農家の若夫婦が
住んでいる。
妻のshiさんは、私の大阪の勤務先で同僚だったM嬢と、数年前に松本市入山辺の山荘ピリカにて、
同宿の縁で飲み明かしたことがあると後で知った。

昨秋その友人M嬢が、偶然ふらりと山荘に来たのがわかり、2泊目を自宅へ招待して、
その不思議が溶けていったのである。
M嬢は細い体でキリマンジャロを走破し、おの体験記を小冊子にして配っていた。その新鮮さが現在私のHP旅紀行や建築日記を書くきっかけとなった。
縁は人を元気にする

米作り1年生の浦部さんのこと
写真左:有明山のふもとで米作り  
写真右・田んぼのアイドルアイン君はスタンバイOK!

「生産者として消費者の安心の為に農薬は極力使用しないほうがよい」
「松川村では慣行栽培で使用する農薬の基準を厳しく制限されており、減農薬米のレベルで生産している」
「肥料は有機肥と化成肥を組み合わせて使用する」
を実践して、100%コシヒカリを全て自家精米しておられます。
注文の際は、予約しておくとよりいっそう精米直後のおいしいお米を得られます。
電話:0261-62-1241 e-mail:azumino^rindou@r8.dion.ne.jp

その2
安曇野には都会からやってきた芸術家やクリエイター、生産者、レストラン・こだわりのショップなど、
聞くところでは100人はいるそうです

最近お世話になった、ちょっと風変わりな家具職人井上さん
広島からのIターンで、安曇野に少しくたびれた工房を構えて7年だそうで、手作りの棚や
工具掛けなどが処狭しと並んでいる。
風変わりな印象は、たぶんの~んびりした話し方とその人柄による人脈からきているのかもしれない。



昨年末、25年愛用のテーブルがいよいよガタがきた。トラブルの原因は引越し時にさかのぼる。
強力接着剤でだましだまし足を補強していたが、もう限界。棟梁の人脈に頼って、彼がやってきた。
年内納入の家具制作で忙しい!と言いながら12月24日午前中に仕上げてくれました。
工房を見学したいので、車で受取に行った次第。我が棟梁の技術の高さを褒められいい気分。
しかし仕上がりを見ると、美しすぎる修理の出来栄えに彼の技術力にも感服

写真左:さかさまのテーブル。修理箇所がわからないくらい美しい仕上がり
写真右:X-TRAILは薪だけでなく150×90センチのテーブルを運ぶスグレ車。右が井上さん

山の中腹の古ぼけた工房でほんわかした1時間でした。「端材がいっぱいあるよ。何か作りにおいで!」と
本気にさせる一言も。「いいのかい?」
とりあえずテーブルは大切に長く使います
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする