蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

現役かいな? 火の見やぐら

2006年02月14日 | つれづれ思うに
都会ではまず見かけないものに『火の見やぐら』があります。
安曇野に来て道すがら見かけるようになり、あれは現役か?と気になっていた



市役所の総務防災関連部署に聞いたところ、現在は春と秋の全国火災予防週間に、
訓練として鐘を鳴らすそうです。
今なら登って叩く代わりに電話で消防車を呼ぶほうが早い。確かに・・・
しかし別の利用法もあるらしい。使用したホースを掛けて乾燥するのだそうな。
確かに鉄塔は高い
写真にはないが、上の方に3個のスピーカーが方角を変えて設置されているのは、
近所の公民館活動の呼びかけなどに利用される場合もある。
デザイン的にはアルミかステンレスのバケツを逆さまに吊るしているようだ。

以前に安曇野とは別の村で見かけた鐘は立派でした
お寺にある鐘のミニチュア版のようで、音響を是非聴きたいものです



この村でもやはり普段使いはなく、全国火災予防週間の訓練として
朝6時と夜8時に鳴らすそうです。
村の高齢者の方には、訓練といえども半鐘が聞こえたらびっくりされないかと心配したが、
回覧板で事前通知しますので問題ありません! とのことでした。

ここの鉄塔の下部には、昔の消防信号を示した看板が残っていました
一般火災と山林火災に分類し、鳴らし方と余韻の秒数まで決められており、
近火信号、鎮火信号、応援信号となかなか細かい指示書である



今では少なくなりつつある相互扶助精神の名残りであろう
コメント (2)
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