2月18日(土)松本大学のシンポジュウムに参加した
出席者が60名と盛況だったが、人数が多すぎて自由討論形式では時間不足、消化不良気味だった。
出席者の殆どが、旅行業・宿泊業・美術館ほかの文化施設・農家・飲食業・サービス業などと
私のような好奇心家は少なそうそうな印象だった。
一種の産学協同のような、松本大学4月新規開講「観光ホスピタリティ学科」に連動し、
安曇野の低迷化傾向にある観光のあり方を討議するという主旨だった。
3月4日の第2回はこの自由討論(交流会)を踏まえ、出来る得る具体案を見出したいようだ。
私の場合以前の旅行者としての印象と、住んでみた上の感想とは少し隔たりがあるのは当然である。それは見えにくかったことが少しずつ見えてきたことであろう。そしてうわべしか観てこなかった元旅行者が、地元行政や県政に「うん?」と疑問を持つようになったことだ。
観光論理
人を呼び集める
→道路・建物・店(飲食店や物産店)を充実させる
→交通網を拡大する
→大きい道路を新たに作る
→やがていつの間にか環境・風景破壊が進む
少なくとも今ある状況をこれ以上破壊しないことが、エコ・ツーリズム、グリーン・ツーリズムに繋がるとおもうのだが、どうだろう。
行政側には、建物の屋根色ほか建築条件の整備と規制を図ってほしい。道路はこれ以上増やさないでほしい。
住民や各業者さん達だけでは限界があります。宿泊費が高くて家族4人で2泊3泊4泊と滞在型の実現などは難しいですね。ここらあたりの支援ができ、異業種交流を図るならネットワークを充実させ、相互と複合で観光客の経費負担を軽減する。
とここまで考えてきて、しかしやっぱりこのままの”自然がいっぱい安曇野”がいいなぁと嘆息する。
会場へ向かう道からの常念岳
「安曇野ブランド」に酔っている感は否めない。
長野県人特に安曇野という地域は、昔から自主独立の精神が旺盛なようです。歴史的に拾ケ堰構築や井口喜源治の研成義塾や義民騒動などそういう風土なので、移住組(Iターン・Uターン)の方々もその精神が好きということもありそうな気がします。
自由討論の中で、自然の他なんもない安曇野が好きだという意見に賛同できるし、それでは当シンポジュウムが前進できなくなるし・・・・。
県外からの移住者は私同様、多分自身の居心地のよさで充分なのだ。
しかし春からお客人がきます
2泊以上はしてもらい、住空間と安曇野の空気を満喫していただきます
料理がへたくそで気の毒だから、おいしい外食もしてもらいます
つまりB&B(快眠とボリューム朝食)もどきか?
あちこち脅迫的案内をせず、まずはご希望の場所へ運転手となる
そしてリピーターとしてお気に入りのお宿・店・施設を見つけていってもらう。
いかがでしょう?
付録
写真左:松本大学のすぐ隣のJAの建物。古い建物が現役です
写真右:そのすぐ裏の火の見櫓。とんがり帽子がステキです。
現役で、半鐘を鳴らし火事を教えてくれるって。すぐ下にある消防車が駆けつけるそうです。
のどかだねぇ
出席者が60名と盛況だったが、人数が多すぎて自由討論形式では時間不足、消化不良気味だった。
出席者の殆どが、旅行業・宿泊業・美術館ほかの文化施設・農家・飲食業・サービス業などと
私のような好奇心家は少なそうそうな印象だった。
一種の産学協同のような、松本大学4月新規開講「観光ホスピタリティ学科」に連動し、
安曇野の低迷化傾向にある観光のあり方を討議するという主旨だった。
3月4日の第2回はこの自由討論(交流会)を踏まえ、出来る得る具体案を見出したいようだ。
私の場合以前の旅行者としての印象と、住んでみた上の感想とは少し隔たりがあるのは当然である。それは見えにくかったことが少しずつ見えてきたことであろう。そしてうわべしか観てこなかった元旅行者が、地元行政や県政に「うん?」と疑問を持つようになったことだ。
観光論理
人を呼び集める
→道路・建物・店(飲食店や物産店)を充実させる
→交通網を拡大する
→大きい道路を新たに作る
→やがていつの間にか環境・風景破壊が進む
少なくとも今ある状況をこれ以上破壊しないことが、エコ・ツーリズム、グリーン・ツーリズムに繋がるとおもうのだが、どうだろう。
行政側には、建物の屋根色ほか建築条件の整備と規制を図ってほしい。道路はこれ以上増やさないでほしい。
住民や各業者さん達だけでは限界があります。宿泊費が高くて家族4人で2泊3泊4泊と滞在型の実現などは難しいですね。ここらあたりの支援ができ、異業種交流を図るならネットワークを充実させ、相互と複合で観光客の経費負担を軽減する。
とここまで考えてきて、しかしやっぱりこのままの”自然がいっぱい安曇野”がいいなぁと嘆息する。
会場へ向かう道からの常念岳
「安曇野ブランド」に酔っている感は否めない。
長野県人特に安曇野という地域は、昔から自主独立の精神が旺盛なようです。歴史的に拾ケ堰構築や井口喜源治の研成義塾や義民騒動などそういう風土なので、移住組(Iターン・Uターン)の方々もその精神が好きということもありそうな気がします。
自由討論の中で、自然の他なんもない安曇野が好きだという意見に賛同できるし、それでは当シンポジュウムが前進できなくなるし・・・・。
県外からの移住者は私同様、多分自身の居心地のよさで充分なのだ。
しかし春からお客人がきます
2泊以上はしてもらい、住空間と安曇野の空気を満喫していただきます
料理がへたくそで気の毒だから、おいしい外食もしてもらいます
つまりB&B(快眠とボリューム朝食)もどきか?
あちこち脅迫的案内をせず、まずはご希望の場所へ運転手となる
そしてリピーターとしてお気に入りのお宿・店・施設を見つけていってもらう。
いかがでしょう?
付録
写真左:松本大学のすぐ隣のJAの建物。古い建物が現役です
写真右:そのすぐ裏の火の見櫓。とんがり帽子がステキです。
現役で、半鐘を鳴らし火事を教えてくれるって。すぐ下にある消防車が駆けつけるそうです。
のどかだねぇ