星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
好きなもののこと すこしずつ…

ろくでなし野郎のBGM

2019-04-24 | MUSICにまつわるあれこれ
読書の話はまたにしますが、、 ほん(本)のちょっと音楽の話を…

昨暮あたりから1920年代~1940年代あたりのベルリンを舞台にした刑事ミステリを読みだして、、 もう数冊読み終えたのですが、、 今はこのフォトの下の作品を読んでいるところ。。 1930年のベルリン… (このシリーズは表紙が良いですね)




、、いろいろ 街の描写とか、 盛り場の雰囲気とか、、(以前にイアン・マキューアンの小説で書いた事のある>> 《気送管=圧縮空気を管に通して、それで離れた場所に手紙とか送る装置》 のあるダンスホールとか…) 

この気送管がなんとも《ベルリン》ぽくて、、  身に着けているドレスの羽飾りを一枚添えて、 (踊ってくださる?) とどこかのテーブルからメッセージが届く… 男はその色づいた羽を手掛かりに店を見渡して女を探す、、  ん~~めちゃベルリンぽい…


、、 でも この主人公警部、、 けっこうな《ろくでなし》なんですが… 笑


ろくでなし、、 なんだけど殺人課の警部、もちろんそこは仕事はする… (かなり協調性には欠けるが) そういうあぶない警部の私生活もけっこうあやうく(女性関係ね)、、 それで真夜中に
 
 (おセンチなく〇野郎。 自分を哀れむのはやめろ!) なんてコニャックをあおっているのが かわいい…

、、その おセンチな〇〇野郎が いつもレコードを聴いているのですが、 ベルリンでは手に入らないアメリカからの贈物の最新レコード、、 Fletcher Henderson のオーケストラと、 Coleman Hawkins のサックス…  


だから私も 探して聴いています。。 1920~30年代の録音を。 


 ***

明日も雨模様みたい…  

なのに 急にまたインフルエンザが流行っているのですって。。 わたしは一生懸命 漢方薬で咳を鎮めているところです…

、、 もうすぐ連休がはじまります。 我が家はあまり連休と関係は無いのだけれど、、 でも いくつか美術館には行きた~~い、、


いろんな楽しみが待っている人、、 お出かけする人、、 みんな元気で過ごせますように。