GW いかがお過ごしでしたか?
コロナ禍のあと、 ようやく自由に旅行など出来る連休になり、 一斉に出かけなければまるで休日を無駄にしているかのごとく行楽地やイベント会場の混雑ぶりをTVなどで報道していましたね、、 なんだか煽られてるみたいに… 笑
、、わたしはのんびりしていました。 お出かけは5日のラフォルジュルネのみ…
とっても気持ちの好い 暑さよりも清々しい日でした。 ラフォルジュルネの公式youtubeに、 開催3日間の各日のダイジェスト映像が載っていて、 編集もとっても素敵で 大人もちいさな子供さんもすっごく楽しそうに映っています。 見ているだけで幸せになれそうな…
https://www.youtube.com/@LFJTOKYO/featured
私もほかの予定や体調などがゆるせば もっと長時間、 別の日も行きたかったくらい プログラムを選ぶのに迷いました。 話題のピアニストさんや ラストイヤーの道義さんの公演も、、 とっても行きたかった…
でも迷いに迷って 今年はフランスのピアニスト ジャン=バティスト・ドゥルセさんの公演にしました。 92年生まれ、 即興演奏を得意とするピアニストさん。 今年出演のピアニストさんらの動画をそれぞれ観てみた中で このかたのピアノに最も詩情を感じたので決めたのです。
演奏は上記のプログラムを逆にして グリーグ、 ヤナーチェク、 シベリウスの順で演奏されました。 変化のあるグリーグ、 ドラマチックなヤナーチェク、 詩情のあるシベリウス という印象でした。 ジャン=バティスト・ドゥルセさんの音色は 落ち着きのある情感のなかにも(私が感じたところでは)男性的な凛々しい輪郭があって、 やはりドラマ性というか、 絵画的。
会場のホールGは ガラス棟の4階にあって 普段は会議室のようなつくりのお部屋。 なので残響音がほとんど無い。 ピアノのペダリングによって音の膨らみ、 揺れ、 停止、 そういう変化が手に取るように聞こえる。 グランドピアノの周りに椅子を並べた配置で、 近くは2~3mの距離で音を聴くというのも私には音楽室以来の体験。 とても良い体験ができました。
一度 どの曲だったか、、 エネルギッシュに弾きこなして 和音が伸びていって、、 そのときにまるでエレキギターのフィードバックみたいな音に変わった時があって(私の耳のせい…?) 増幅器など無い筈なのに、、 不思議でした。 ピアノを弾く方ならいろいろ発見があったことでしょう…
ラストのシベリウスは それぞれ樹木のタイトルが付いているように 音楽とともに自然を感じる楽曲で、 この日 国際フォーラムの広場に入っていった時、 新緑が風にそよいで 光を揺らしていた その情景ととても似合っていると思いました。
時間が限られているのでアンコールは無いと思っていたら、 インプロヴィゼーション と呟いて即興曲を弾いてくださいました。 グリーグ~シベリウスの今日の流れを損なわない音楽でした。
ジャン=バティスト・ドゥルセさんはこの日の午後、 小津安二郎の映画を上映しながら、そのイメージを即興演奏する という公演もされて、 当初どちらを観ようか本当に迷ったのですが、 小津映画との即興演奏も良かったようです。
***
この日、 ピアニストのお友だちは 小林愛実さん&群響のホールAの公演を観に行っていましたが、 ステージにスクリーンがあって 愛実さんが弾く手元などの映像も映し出されて とても参考になったと喜んでいました。 ホールAは大きな会場ですから このような見せ方もクラシックコンサートでは新しいですね。
私はジャン=バティスト・ドゥルセさんを観た後、 ホールEのカフェでランチをいただきながら、 ステージでの第九の演奏を聴くという贅沢なお昼休み。 ホールEはひろびろしていて、 赤ちゃん連れのご家族が食事をされたり、 年輩のご夫婦がビールを楽しんでおられたり、、。 地上広場ではキッチンカーの屋台も美味しそうなメニューで賑わっていましたね。
都会のまんなかで楽しむ クラシック音楽のフェス。 しかも連休中に朝から晩まで楽しめる。 ほんと素敵な音楽フェスです。 来年はもっと長時間たのしんでみようかな、、と思いました。
連休最終日の昨日は、 お家でのんびりしながら 4月末からの東京ドームと(この日のことはまたいずれ…)、 ラフォルジュルネの音楽の日々の余韻に浸っていました。
気持ち的に今度はJAZZ というわけで、 ARTE CONCERT の イタリアのジャズフェスの映像からこちらを…
Enrico Rava & Fred HerschPiacenza Jazz Fest
このトランペットとピアノが お休みの最後の昼下がりにとても心地良くて。。 あぁ~ 楽しいGWだったなぁ… と。。 このピアニストさん、 ブラッド・メルドーさんのお師匠さんなのですって、、 なるほど。 とっても心地良くこころに馴染む音楽でした。
私のGWは あとほんのちょっとだけ続きます。 あとひと公演。
素敵な週になりますよう…
コロナ禍のあと、 ようやく自由に旅行など出来る連休になり、 一斉に出かけなければまるで休日を無駄にしているかのごとく行楽地やイベント会場の混雑ぶりをTVなどで報道していましたね、、 なんだか煽られてるみたいに… 笑
、、わたしはのんびりしていました。 お出かけは5日のラフォルジュルネのみ…
とっても気持ちの好い 暑さよりも清々しい日でした。 ラフォルジュルネの公式youtubeに、 開催3日間の各日のダイジェスト映像が載っていて、 編集もとっても素敵で 大人もちいさな子供さんもすっごく楽しそうに映っています。 見ているだけで幸せになれそうな…
https://www.youtube.com/@LFJTOKYO/featured
私もほかの予定や体調などがゆるせば もっと長時間、 別の日も行きたかったくらい プログラムを選ぶのに迷いました。 話題のピアニストさんや ラストイヤーの道義さんの公演も、、 とっても行きたかった…
でも迷いに迷って 今年はフランスのピアニスト ジャン=バティスト・ドゥルセさんの公演にしました。 92年生まれ、 即興演奏を得意とするピアニストさん。 今年出演のピアニストさんらの動画をそれぞれ観てみた中で このかたのピアノに最も詩情を感じたので決めたのです。
演奏は上記のプログラムを逆にして グリーグ、 ヤナーチェク、 シベリウスの順で演奏されました。 変化のあるグリーグ、 ドラマチックなヤナーチェク、 詩情のあるシベリウス という印象でした。 ジャン=バティスト・ドゥルセさんの音色は 落ち着きのある情感のなかにも(私が感じたところでは)男性的な凛々しい輪郭があって、 やはりドラマ性というか、 絵画的。
会場のホールGは ガラス棟の4階にあって 普段は会議室のようなつくりのお部屋。 なので残響音がほとんど無い。 ピアノのペダリングによって音の膨らみ、 揺れ、 停止、 そういう変化が手に取るように聞こえる。 グランドピアノの周りに椅子を並べた配置で、 近くは2~3mの距離で音を聴くというのも私には音楽室以来の体験。 とても良い体験ができました。
一度 どの曲だったか、、 エネルギッシュに弾きこなして 和音が伸びていって、、 そのときにまるでエレキギターのフィードバックみたいな音に変わった時があって(私の耳のせい…?) 増幅器など無い筈なのに、、 不思議でした。 ピアノを弾く方ならいろいろ発見があったことでしょう…
ラストのシベリウスは それぞれ樹木のタイトルが付いているように 音楽とともに自然を感じる楽曲で、 この日 国際フォーラムの広場に入っていった時、 新緑が風にそよいで 光を揺らしていた その情景ととても似合っていると思いました。
時間が限られているのでアンコールは無いと思っていたら、 インプロヴィゼーション と呟いて即興曲を弾いてくださいました。 グリーグ~シベリウスの今日の流れを損なわない音楽でした。
ジャン=バティスト・ドゥルセさんはこの日の午後、 小津安二郎の映画を上映しながら、そのイメージを即興演奏する という公演もされて、 当初どちらを観ようか本当に迷ったのですが、 小津映画との即興演奏も良かったようです。
***
この日、 ピアニストのお友だちは 小林愛実さん&群響のホールAの公演を観に行っていましたが、 ステージにスクリーンがあって 愛実さんが弾く手元などの映像も映し出されて とても参考になったと喜んでいました。 ホールAは大きな会場ですから このような見せ方もクラシックコンサートでは新しいですね。
私はジャン=バティスト・ドゥルセさんを観た後、 ホールEのカフェでランチをいただきながら、 ステージでの第九の演奏を聴くという贅沢なお昼休み。 ホールEはひろびろしていて、 赤ちゃん連れのご家族が食事をされたり、 年輩のご夫婦がビールを楽しんでおられたり、、。 地上広場ではキッチンカーの屋台も美味しそうなメニューで賑わっていましたね。
都会のまんなかで楽しむ クラシック音楽のフェス。 しかも連休中に朝から晩まで楽しめる。 ほんと素敵な音楽フェスです。 来年はもっと長時間たのしんでみようかな、、と思いました。
連休最終日の昨日は、 お家でのんびりしながら 4月末からの東京ドームと(この日のことはまたいずれ…)、 ラフォルジュルネの音楽の日々の余韻に浸っていました。
気持ち的に今度はJAZZ というわけで、 ARTE CONCERT の イタリアのジャズフェスの映像からこちらを…
Enrico Rava & Fred HerschPiacenza Jazz Fest
このトランペットとピアノが お休みの最後の昼下がりにとても心地良くて。。 あぁ~ 楽しいGWだったなぁ… と。。 このピアニストさん、 ブラッド・メルドーさんのお師匠さんなのですって、、 なるほど。 とっても心地良くこころに馴染む音楽でした。
私のGWは あとほんのちょっとだけ続きます。 あとひと公演。
素敵な週になりますよう…