星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
好きなもののこと すこしずつ…

金と赤とがちるぞえな…

2013-11-24 | 文学にまつわるあれこれ(詩人の海)


銀杏並木の金、、 真っ青な空を背景に。。




サンタさんの赤、、 真っ赤な林檎も添えて。。

お友だちから貰ったスナフキンにも、 むりやりサンタ帽かぶせてしまいました、、 反則?(笑)

 ***


 あかしやの金と赤とがちるぞえな。
 かはたれの秋の光にちるぞえな。
 片恋の薄着のねるのわがうれひ
 「曳舟」の水のほとりをゆくころを。
 やはらかな君が吐息のちるぞえな。

 あかしやの金と赤とがちるぞえな。

     北原白秋 「片恋」


、、アカシアではありませんけれど、、 色づいた木の葉のかがやきを見ていると、、 この詩を思い出しました。。

、、「ねる」、、は 「ネル」(素材)だったのですね、、 こどもの時に読んだ記憶では わからなかったのでした。。。 

どんなに意味がつかめなくても、、 ひとたび心にとどいた詩は ずっと忘れないもの。。 そして あるとき 天啓のように も一度 言葉が降りてきます。。


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