東京都府中市の人口は子供の頃は10万人だった。それが今では22万人に増えていたが思ったより少ない気がした。というのも駅の近くには30階くらいありそうなマンションが幾つかあったし、7~8階の集合住宅も沢山あった。府中本町(ふちゅうほんまち)の西側だって田んぼと畑しかなかったのに随分前から家だらけ。これだけ居住スペースが増えてるし窮屈な感じがしたんだから人口は4~5倍くらいになってるのかと思ってた。
夕方5時頃、パン屋でパンを買ってそこの喫茶スペースでコーヒーを飲んだ。窓の外には小学生か中学生の子供が居るような人が沢山歩いていたけど肝心の子供というのがあまり見当たらない。そういえばその日は子供というのをあまり見なかった。若い人ばかりと思った店内も席の周りを見ると老人がちらほら。隣には小奇麗な服を着た老女が独りでカフェしてた。話し掛けたら何か面白い話が聞けたのかもしれないけど話しそびれて勝手な想像をしたりした。(あまりにも勝手な想像なのでここには書けない。)
伊勢丹から少し離れた所に同級生のいた商店があって話が出来た。店に居たのは後を継いだ兄。一緒に居た嫁さんはなんと住んでた家の近くの八百屋の娘だという。なので当時の様子を共有出来た。以前あった店で市内の別の場所で商売してる店もあるそうだ。また伊勢丹に隣接してる建物に幾つか昔の店名を見つけた。
よく新しい街作りなんて言うけど、久々に訪れた者としては街作りというよりはそれまで住んでた人達を追い出して別の人が占領してしまったとぼやきたくなる。丁度植樹祭で既にある木を全て切り倒して木の苗を植えるのと似てるなぁ。街並の変化よりも知ってる人が居ないと故郷っ気がしないんだなぁ、と期待したのと違う感傷気分になった。ダムの底に沈んだ村の元住民のような気分ってこんなもんなのかな、とも思った。
夕方5時頃、パン屋でパンを買ってそこの喫茶スペースでコーヒーを飲んだ。窓の外には小学生か中学生の子供が居るような人が沢山歩いていたけど肝心の子供というのがあまり見当たらない。そういえばその日は子供というのをあまり見なかった。若い人ばかりと思った店内も席の周りを見ると老人がちらほら。隣には小奇麗な服を着た老女が独りでカフェしてた。話し掛けたら何か面白い話が聞けたのかもしれないけど話しそびれて勝手な想像をしたりした。(あまりにも勝手な想像なのでここには書けない。)
伊勢丹から少し離れた所に同級生のいた商店があって話が出来た。店に居たのは後を継いだ兄。一緒に居た嫁さんはなんと住んでた家の近くの八百屋の娘だという。なので当時の様子を共有出来た。以前あった店で市内の別の場所で商売してる店もあるそうだ。また伊勢丹に隣接してる建物に幾つか昔の店名を見つけた。
よく新しい街作りなんて言うけど、久々に訪れた者としては街作りというよりはそれまで住んでた人達を追い出して別の人が占領してしまったとぼやきたくなる。丁度植樹祭で既にある木を全て切り倒して木の苗を植えるのと似てるなぁ。街並の変化よりも知ってる人が居ないと故郷っ気がしないんだなぁ、と期待したのと違う感傷気分になった。ダムの底に沈んだ村の元住民のような気分ってこんなもんなのかな、とも思った。
歩いていると小さな公園があった。誰も居ないその公園にこんなオブジェが。遥か昔、子供がまだ外でわいわい鬼ごっこしたり相撲取ったりして遊んでいた頃の影を見てるような、そんな気分。それとその直ぐ右側を見るとこんなものが。
団地内には木が沢山あって良い雰囲気。だけどペットを飼うのは勿論歩かせるのも禁止。都会って徒歩でたいていの用が足せるので便利。だから歳取ったら都会暮らしってのも良いと思っている。でもこれじゃぁ独り暮らしになってしまったら寂しそう。