権現岳(ごんげんだけ)は八ヶ岳連峰の南端の方にある標高2715mの山である。そこへヨメと日帰りで登って来た。登山口は天女山駐車場。連休のため満車だったので路上駐車。数10mだけだが余計に歩く。登ったのは13日(日)で良く晴れて風も無く穏やかだった。気温が一番低く風もある山頂を除いては半袖が丁度良かった。残念ながらこの日は長袖のポロシャツ。といっても下着は無し。
赤岳に登るのと比べると標高が低い分楽である。ところがここのところ登山道の傾斜が緩い富士山や浅間山に登ったためか随分と急斜面に感じた。登山道では初めは俺が先に歩いたけど、ヨメが後ろの方で歩くのが速いとか文句を言う。挙句にハァハァ言うから人聞きが悪い。他人が見たらまるで虐待みたいだ。30分くらいしてからヨメが先頭を歩くことになった。するとヨメはウォームアップが終ったせいかスタスタ歩き出した。
この近辺には何度も来たことがあるが天女山というのは登ったことも見たこともない。ふと天女と天然女は字が良く似てるけど全然違う存在なんだなとシミジミ。
樹林帯では柑橘系の何時もより強く感じた。シラビソか何かのヤニの匂いだけどこういうのもマツヤニと言っていいのかな。ナナカマドやツツジは紅葉してたけど、紅葉や黄葉を見るにはまだ早かった。といって10日後には終ってる所もありそうだ。
こんな標識があった。標高約2000mって一体何なんだ。約なんていうのは初めて見た。折角の大きくて立派な標識がこの一文字で台無しだ。
暫くすると約の無い標高2000mの石の標識。約は書いて無いけど今度は本当に正確なのか怪しいと思った。
雲が殆ど無かったので山頂からの景色は良かった。山頂付近では多少風が吹いてたが大したことはなかった。しかし連休初日の12日(土)は里でも風が吹いてたくらいだから山は相当なものだっただろう。
落書きには色々あるがこんな手間暇かけたのは珍しい。書いたのは清水君かな、それとも清木君かな。
ヨメは行動記録を必ずメモする。しかしそのメモは読まれることが無い。人呼んで write only memory ...
このオレサマは今ではメモはしない。時間をメモしたい時は写真を撮る。そうすると写真ファイルに日付が記録される。勿論日付だけでなく時分秒まで記録される。そんな写真ファイルの日付を見て簡単な備忘録を書いた。ちなみにヨメのメモはさぞ細かいかと思うかもしれないが、家に戻ってから記憶を頼りに書いたりするので…
場所 | 時刻 |
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ボッケ家出発 | 8:05 |
天女山駐車場出発 | 9:28 |
三ツ頭 | 12:00 |
権現岳 | 12:35 |
天女山駐車場 | 15:27 |