披露試写会は丸の内ピカデリーでやったし、東劇で一週間公開されるが、基本はCSの時代劇専門チャンネルとBSスカパーで放映されるためのドラマ。
とはいっても、画面の作りはごくしっかりしたもので、大画面で見て破綻はない。藤沢周平もの連続ドラマ化の第一弾。
御年82歳の仲代達矢主演というのが売りでもあり、実際それだけの年輪を重ねていないとできない役でもある。さすがに体力と膂力にまかせた立ち回りというのは無理で、一瞬で決まる殺陣にしているけれど、ただ演出(杉村成道)と脚本(小林政広)は特に後半やや説明的なスローモーションやフラッシュバックを多用していて、テレビで見るにはともかく集中度の高いスクリーンだとちょっとうるさく感じられた。
上映後に出演者一同と監督のあいさつ。司会進行がなぜか、えなりかずき。仲代だけ後部扉から入場し、適当に観客と握手しながら登壇する。当然ながら完全にVIP扱い(というかVIP以外のなにものでもないが)。
原田美枝子とはなんと「乱」以来30年ぶりの共演。仲代がまたいじめられる役ですと笑わせる。
桜庭ななみは監督とは「最後の忠臣蔵」以来ということになるが、当時17歳で今22(もうすぐ23)、それほど物理的な時間は空いていないが、まあ奇麗になったものと語る。リップサービスとばかりいえない気がする。実は場内からやたらでかい掛け声がかかっていた。
藤沢周平 新ドラマシリーズ 「果し合い」
本ホームページ
とはいっても、画面の作りはごくしっかりしたもので、大画面で見て破綻はない。藤沢周平もの連続ドラマ化の第一弾。
御年82歳の仲代達矢主演というのが売りでもあり、実際それだけの年輪を重ねていないとできない役でもある。さすがに体力と膂力にまかせた立ち回りというのは無理で、一瞬で決まる殺陣にしているけれど、ただ演出(杉村成道)と脚本(小林政広)は特に後半やや説明的なスローモーションやフラッシュバックを多用していて、テレビで見るにはともかく集中度の高いスクリーンだとちょっとうるさく感じられた。
上映後に出演者一同と監督のあいさつ。司会進行がなぜか、えなりかずき。仲代だけ後部扉から入場し、適当に観客と握手しながら登壇する。当然ながら完全にVIP扱い(というかVIP以外のなにものでもないが)。
原田美枝子とはなんと「乱」以来30年ぶりの共演。仲代がまたいじめられる役ですと笑わせる。
桜庭ななみは監督とは「最後の忠臣蔵」以来ということになるが、当時17歳で今22(もうすぐ23)、それほど物理的な時間は空いていないが、まあ奇麗になったものと語る。リップサービスとばかりいえない気がする。実は場内からやたらでかい掛け声がかかっていた。
藤沢周平 新ドラマシリーズ 「果し合い」
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