prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「ぬるぬる燗燗」

2015年10月14日 | 映画
新東宝配給の一応ピンクみたいな扱いの映画だが、元は関西テレビでやたら尖ったドラマをやっていたドラマダス枠で放映されたドラマの映画版。
この枠では黒沢清や万田邦俊、土方鉄人、磯村一路といった人たちの初期作品が並んでいる。

エロチックではあるけれど、それほど直接的な官能描写があるわけではなくて、むしろ奇跡を起こすお燗を出すドラマという変さ加減が眼目だろう。というか、テレビ発だからこういう変なものもできたのかもしれない。

酒場の名前が「夢殿」というのはかつて鈴木清順監督で企画され、ここでは主題歌の作詞を担当している大和屋竺が脚本に参加した映画企画のタイトルだったはず。そういえば藤田敏八も「ツィゴイネルワイゼン」組だったな。




10月13日(火)のつぶやき

2015年10月14日 | Weblog

コナンPART2 キング・オブ・デストロイヤー #1日1本オススメ映画 一作目より仲間のキャラクターを立たせ笑わせどころを増やした娯楽映画の骨法を心得た作り。監督リチャード・フライシャー。84年作だが早くも宮崎駿調が現れている。 pic.twitter.com/YKCtPs7HrX


「名編集者のウォルター・マーチがいいことを言った。『ドアの開いた空っぽの部屋に置かれた椅子をフィルムとビデオで撮ってごらん。フィルムだと誰かが来そうな感じがする。ビデオだと誰かが出て行った感じがする』」クリストファー・ノーラン blogs.indiewire.com/thompsononholl…

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クーゲルパンツァー なんだこの鋼鉄のダンゴムシは(驚愕)ドイツ製らしいということは判明しているが誰がどこで作ったのか全く不明な謎の車両。しかも満州で赤軍が鹵獲したので配備先はどうやら日本らしい。つくづく謎である。平行世界のものかな? pic.twitter.com/bQ8GqB298J

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中国戦線における捕虜の大量殺戮について。ぼく自身、当時の殺戮の現場を撮った写真を見たことがある。北海道の田舎町で、家の改修を行なった大工さんが天井裏から見つけたアルバムの中にあった。亡くなった先代が隠しておいたものらしい。遺族に見せるわけにもいかず、持ち帰ったという。

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その写真が南京で撮ったものかどうかはわからない。日本刀での斬首の瞬間、生首の写真等があった。所有者の出征時の記念写真から始まるアルバムの中に、ごく普通にこうした写真が混ざっていた。家族に見せられず、かといって捨てるのも忍びなくて天井裏に隠しておいたものなのだろう。

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そういう話は、1956年生まれのぼくの子ども時代にはいくらもあって、生き証人も健在だった。中国大陸での「虐殺」は当時の日本人のあいだでは「常識」だったといっていい。親戚のおじさんが酔うと中国人殺しの話を得々とするので腹が立ってしょうがなかったという友人の話を聞いたこともある。

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潮目が変わったきっかけは1973年、鈴木明の「南京大虐殺のまぼろし」が上梓されたことだろう。鈴木はこの本で戦時中に日本の新聞が喧伝した「百人斬り競争」がフィクションであったことを明らかにした。しかし、軍民合わせて数万人規模の殺戮があった事実そのものは否定していない。

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鈴木明が書いたのはあくまで「南京大虐殺のまぼろし」だったが、それがいつの間にか「南京大虐殺はまぼろし」にすり替えられていった過程をぼくはリアルタイムで体験している。「いくらなんでも30万人はあり得ないだろ」といった部分否定が「虐殺」自体をなかったことにする全否定にすり替えられた。

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生き証人たちの多くが鬼籍に入ると、「戦後を知らない」世代の人たちが、歴史修正主義者たちのすり替えを真に受けて、「南京大虐殺は中国共産党のプロパガンダによるでっち上げ」などと(ぼくたちの世代からすれば)非常識極まりないことを言い始めた。ぼくはそれを苦々しい思いで見つめてきた。

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今回のNNNドキュメントが優れているのは、中国側の資料に依らず、当時の日本兵が遺した日記や証言等「日本側の一次資料」から殺戮を裏付けていった点にある。こうしたことは、先に書いたようにかつての「常識」だった。その常識が通じなくなった時代に原点に立ち戻ってやり直したことに意味がある。

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ついでに書いておけば、Nスペの「日中戦争」では、両側のイデオロギーの手垢にまみれた「南京大虐殺」という言葉を一度も使っていない。政治宣伝などのイデオロギーを一切排して、客観的に認められることのみに立脚して殺戮の事実を裏付けた。始めから「見たくない」人を除けば、事実が見えるはずだ。

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ちなみにこの番組はその年の文化庁芸術作品賞最優秀賞を受賞している。つまり、客観公正な報道姿勢が「お国に認められた」(笑)わけで、決して「反日番組」といったものではありません(どこかの莫迦が勘繰るといけないから書いておくと自民党政権時代…受賞時点では第一次安倍内閣…の話ですぞ)。

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国際連盟から脱退した頃の日本の空気も今と似たようなものだったのだろうな。日本が拠出金減らしたら得たりや応と中国が増やすとなぜ考えられない?


@yapoono6 なんてケンカがヘタなのだろう。状況も見えず同じことの繰り返し。二百三高地かよ。


じゃあ今日本にある世界遺産も返上するのかな? twitter.com/kyodo_official…

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バーモントの紅葉といったら、ヒッチコックの「ハリーの災難」 #daycatch


ヨーロッパでは 社会民主主義は退潮一方らしいですが。政権についたら言ってたこと全部ひっくり返すから。ミンスみたいなものか。 #daycatch


キドラット・タヒミック監督「虹のアルバム 僕は怒れる黄色’94」監督が1980年代フィリピンの国や社会や歴史の中で生き生きと成長する3人の子どもたちをユーモアと創造豊かに描いた素晴らしいドキュメント      #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/vyvCNLQhzb

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え、実際にあるでしょう。八つも。 #ss954 twitter.com/goldensnail200…

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