「人生はビギナース」では自分の父を、これは母をモデルにした自伝的作品とのこと。前半にナレーションで母親がいつどんな風に死ぬかを告げてしまうので、その後普通に(といってもかなり変わった人だが)生きている姿がひとつひとつ大事に見えてくる。
70年代を舞台にしているあって母親を含めて煙草はぷかぷかふかすわ、もちろんネットもスマホも存在しない。
カーター大統領の演説の実写がかなり長い尺をとって挿入される。ずいぶんリベラルな主張をしていて、それを聞いていた主人公の周囲の生活者がナニを言ってんだという冷淡な態度をとる。こういう層は今でも変わらないだろう。
エル・ファニングとセックスしないで同じベッドに寝ているという図がなんだかユーモラスでもあるし、そういう関係ありうるぞと思わせる。
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