部分的に現実かと思うと幻想、幻想かと思うと現実といった描き方をしていて、同じことが繰り返される構造になっているので、ラストの後もこれで本当に終わったのだろうかという不安定な気分が残る。
監督のニール・ジョーダンが二作目「狼の血族」で赤ずきんちゃんの世界を悪夢と現実とを交錯させていた手法を思わせ、故郷アイルランドの会社が製作に参加しているから、元の体質が蘇ったかとちょっと思った。
イザベル・ユペールありきの映画には違いないけれど、ちょっとわかりやすすぎる気はした。
監督のニール・ジョーダンが二作目「狼の血族」で赤ずきんちゃんの世界を悪夢と現実とを交錯させていた手法を思わせ、故郷アイルランドの会社が製作に参加しているから、元の体質が蘇ったかとちょっと思った。
イザベル・ユペールありきの映画には違いないけれど、ちょっとわかりやすすぎる気はした。