飲むと全身火の玉になったり「童夢」ばりの超能力を発揮できたりするようになる薬を巡って、元傭兵ジェイミー・フォックスと警官ジョセフ・ゴードン=レヴィットと売人の少女ドミニク・フィッシュバックが互いに味方になったり敵対したりしながら戦いを挑む。
薬を飲むと発揮するさまざまなパワーの描写とアイデアが見もの。
少女が黒人でラッパーを夢見ているあたりは今風だし、イメージカットがぱっと入ってくる表現もちょっと余計な気もするが目新しい。
惜しげもなく見せ場を打ち出してくるからおよそ退屈しない。
関節の取りっこに会わせてカメラが回転したり、カメラワークにも工夫が見られる。