prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「1640日の家族」

2022年08月31日 | 映画
フランスの里親制度がシステムとしてしっかり確立されているのがわかる一方、その取り決めから外れたり連絡を疎かにしたりすると、果たすべき義務を果たしていないと厳しく役所の担当に言われるあたり、きちんとしているのも良し悪しだなと思わせる。

特に小さな子供が行きたいところに行きたい、会いたい人に会いたい、会いたくない人には会いたくないと言うのを理屈で説き伏せるのはムリで、難しいものだなとため息が出る。

とは言いながら子供たちは可愛い。ただこれがもっと大きくなったらどうなるのか、また別のドラマができるだろう。