prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

名探偵モンク シーズン7 #8「昨日の敵は今日の友」

2012年06月12日 | 海外ドラマ
#8「昨日の敵は今日の友」
Mr. Monk Goes to Group Therapy
演出 アントン・クロッパー Anton Cropper
脚本 ジョー・ベンチュラ Joe Ventura

※ モンクの元に、健康保険のセラピーに対する適用範囲が変わると言う通知が届く。セラピーについては、2000回までしか保険はカバーしないと言うのだ。すでに1999回、個人セラピーを受けていたモンクは、仕方なくグループセラピーを受けることにするが、そのグループには天敵ハロルドが居た!

天敵ハロルドとの関係もずいぶん変った。シリーズ大詰め感が強くなってきました。
もうムリに推理劇にすらしていない。ミステリとしてあれだけの趣向を凝らすのがさすがに難しくなってきた感じで、脚本が新しい名前が見えるようになっている。というより、アメリカのテレビシリーズでこれだけ固定した脚本メンバーでやっている方が珍しいのではないか。

IMDb - Mr. Monk Goes to Group Therapy


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「ブラッディ・バレンタイン完全版」

2012年06月12日 | 映画
1981年の「血のバレンタイン」のリメーク。スプラッタがツクダニにするほど出回った頃の一本で、どれもこれも似たり寄ったりなのをわざわざリメークって何でしょう。
完全版といっても見たのは3Dではありません。相当に飛び出す効果を狙った画作りをしているなとは思うが、正直3Dは見ずらくてキライなので。第一、3Dテレビ持ってない。今だと特に意識しなくてもテレビ買うと3D機能ついているらしいが。

犯人が炭鉱夫の格好をしていて自然に顔が見えなくなっているので犯人探しの趣向は自然に出てくるが、いささか謎解きはアンフェア。実際に起こっていないことを画面で描いておいて、後から言い訳のように実は想像した場面でしたというのは反則です。

There is another way to lose your heart.というのが、オリジナルのコピー。heartを心と心臓と両方に合わせた語呂合わせ。原題はMy bloody valentine。My funny valentineのもじり。

アメリカでは今でも炭鉱なんて掘っているのかと思って調べてみたら、掘っているも何もアメリカのエネルギー消費の25%を石炭が占めていて輸出さえしているというのだから堂々たるもの。
スプラッタ描写もツルハシに頼りすぎていて、あとスコップで頭を横にすっぱりというのが工夫している程度。せっかく色々な掘削機械が発達しただろうに、あまり生かしていません。
(☆☆★★)




6月11日(月)のつぶやき

2012年06月12日 | 映画
09:37 from gooBlog production
「ブレスレス」ゴダールだけでなくジェリー・リー・ルイスも goo.gl/yoVZA

11:10 from web
ベートーベン:交響曲第3番 変ホ長調 「エロイカ(英雄)」 op.55::セル指揮 ベルリンフィル 1957年8月9日録音 セルの同じ年のクリーブランド・フィルのと音の締まりがずいぶん違います。

13:27 from SOICHA
“日活ロマンポルノ”大盛況! zakzak.co.jp/entertainment/…池田敏春監督も自殺してなかったら自作が人気投票No.1になるのを見れたのに。

15:46 from SOICHA
元オウムの高橋がタクシーで逃げたと聞いて、そのうちタクシーの中にも監視カメラをつけようという風になるのではないかと思った。

16:22 from SOICHA
テレビドラマ見ていてこの人何て人だったっけとなって、データ放送で調べられるようにならないかと思ったりする。そういう機能がない方が不思議みたいなもの。

19:05 from SOICHA
渋谷のまんだらけに久しぶりに行ったらかなり品揃えが変わっていた。字の本が増えた。スタニスラフ・レムの単行本もある。まさかこれもサブカルではあるまいな。

by yapoono6 on Twitter

「ブレスレス」

2012年06月11日 | 映画
ゴダールの「勝手にしやがれ」のリメーク、というなんだそりゃと言いたくなる予備知識しかなかったのだが、冒頭リチャード・ギアが車を走らせながらカセットテープを再生して聞くのがジェリー・リー・ルイスの「ブレスレス」。
製作・監督・脚本のジム・マクブライトはこの後ルイスの伝記映画「グレート・ボール・オブ・ファイアー」を撮っているわけで、ゴダールに限らず好きなものを集めるのに興味がいっていたのではないかと思える。

「勝手にしやがれ」の原題À bout de souffleが初め「息たえだえ」では映画のタイトルにならないので宣伝部であれこれ考えたがいい案が出ない、やけになった部員が「ええい、勝手にしやがれ」と言ったら「あ、それでいこう」というので決まったという伝説があるが、たまたまにせよ意味が同じなのです。(字幕では「息もできないぜ」と訳していた)
リメークの作者としてはあるいは曲名からの連想でルイスの曲に引きつけることでアメリカ化あるいは先祖がえりさせるとっかかりとしたかったのかもしれない。

舞台をロスにしてあちこちにあるオールド・ハリウッドをモチーフにした壁画や広告を頻繁に画面に入れたり、鈴木清順の「野獣の青春」ばりに上映中の映画館のスクリーンの裏でラブシーンを展開したり、車の走行シーンでは昔の映画風のあからさまなスクリーン・プロセスを使ったりして、昔の「映画らしさ」を取り入れようとしている。
今だったらタランティーノみたいに好きな映画やマンガなどの引用で作るのがむしろ持て囃されたりするのだが、これが作られた1983年ではまだ手探りでやっている感じ。
映画中映画、見たことないけれどなんだろうとエンドタイトルに目を凝らしたが、それらしいクレジットなし。オリジナルにそれらしく作ったのだろうか。

もともとゴダール自身好きなアメリカ製B級犯罪映画の引用から作っているわけで、リメークでもやっていること自体はまるで違うわけでもない。
ただ、才能の違いというのは、ゴダールが苦手な人間から見てもあまりに明白。むしろ、引用して自分のものにできるかできないかで才能の有無がはっきり出るということかもしれない。

この頃のリチャード・ギアは品の悪いセックス・アピールが売り物で、ここでもベガスのステージに立って歌うのかと思わせるとんでもなくケバい服装でバカでかいアメ車を転がします。今から見るとウソみたいだけれど。
(☆☆☆)

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6月10日(日)のつぶやき

2012年06月11日 | 映画
09:09 from gooBlog production
「ミッドナイト・イン・パリ」アレン版「夜ごとの美女」? goo.gl/m0HlY

11:39 from web
Amazonのおすすめって、あんまり役に立たないのですね。こちらが読みたいのは、これまで知らなくて実際読んでこれこれと思う本なのであって、これまで読んだ本のデータだけでは推論できないのです。

14:01 from ブクログ(booklog.jp)
【本棚登録】『不可触民と現代インド (光文社新書)』山際 素男 booklog.jp/item/1/4334032…

17:27 from SOICHA
区長選挙、初の記号式投票だったのだが、特に便利になったとも悪くなったともいえず。それにしても、ひどい投票率。だからといって組織票が生きるわけでもなし。成熟しすぎというか。共産党は毎度ながら候補者を立てているけど、区長選で原発反対掲げてどうするの。

17:27 from SOICHA
あと、専用の○を押すハンコ、どこで作っているんだろう。

by yapoono6 on Twitter

「ミッドナイト・イン・パリ」

2012年06月10日 | 映画
ドラマ抜きでただパリで雨が降ってやんで日が暮れて夜になって、といった情景を積み重ねたオープニングが素晴らしい。撮影は「セブン」のダリウス・コンジ(B班が撮っている可能性もあるが)。

ウディ・アレン作品としては「マンハッタン」のオープニング以来の「街」そのものに対する愛情が出た格好だが、アレンが生まれ育ったニューヨークではないのが皮肉。ポランスキーもだが、アメリカが何かと不寛容になった現われとも思える。
興行的失敗が続いてパリに都落ちしていたロバート・アルトマンがNYを舞台にした「ニューヨークの青い鳥」のラストでカメラが引いたらエッフェル塔が見える、という人を食った演出をしていたが、アレンはアメリカには戻らないだろう。

昔はよかった、という人間が実際に昔に遡ってみたら昔の人も昔はよかったというあたりも含めて、ジェラール・フィリップ主演 ルネ・クレール監督の「夜ごとの美女」に似てますね。あちらの方が恐竜時代にまで戻ってしまい、自動車飛ばして時間軸を貫いて駆け抜けるといった具合に、奇想天外さでは上だったと思う。

今日ではどれほど高名な芸術家でも活動していた当時は悩みや煩悩を抱えた一個の人間、というのはあたりまえといえばあたりまえで、それ以前に当人ではなく俳優が扮して登場する段階で実物がまとうオーラは自動的にこぼれ落ちてしまうから、あまりぴりっとしません。

人物として機能するのはフィアンセと画家たちのモデルになった女性とガートルード・スタインといった女性たちが主なのはアレン作品の常で、芸術家たちは概してエゴイズムに支配されて他の芸術家=主人公をサポートする役にはあまり立たない。
芸術や芸術家を支えるのは他の芸術や芸術家であるよりサロンの主催者やモデルなど彼らにつくす人間たちで、特に恋の対象になる女性=ミューズということになりそう。このモデルを描くあたりが一番画面に艶が出ます。

主人公が小説を書きたがっているハリウッドの脚本家という設定なので、のちにハリウッドで脚本書きに携わって失敗するスコット・フィッツジュラルドが出てきた時は、「今映画に誘われているんだ」「やめておいた方がいいですよ」といったやりとりでもあるかと思ったら、ありませんね。酒で命を縮めるから、禁酒を勧めるかと思ったらそうでもない。
敬愛する作家が身を持ち崩すかどうかというのを気にしないものだろうか。

ブニュエルに「皆殺しの天使」のアイデアを話したら「なんで出られないんだ」と返されるあたり、あまりおもしろくないし、ちょっとブニュエルを矮小化してないかと疑問。
せっかくダリと一緒にいるところを出したのだから、掌に置いた角砂糖に蟻がたかっているのを見て騒いでいるところとか出せばいいのに。
ヘミングウェイ役のコリー・ストールがテレビの「Law & Order LA」のスキンヘッドの刑事役だとは思わなかった。髪の毛があると印象がまるで変る。
(☆☆☆★)

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ミッドナイト・イン・パリ - goo 映画

6月9日(土)のつぶやき

2012年06月10日 | 映画
08:28 from ブクログ(booklog.jp)
【本棚登録】『新藤兼人伝 ─ 未完の日本映画史』小野 民樹 booklog.jp/item/1/4560081…

09:16 from gooBlog production
「デス・レース2」 goo.gl/FuJLz

09:24 from web
野田首相の原発再稼動決断を読売新聞が大マンセー。いくら元社主の正力松太郎以来原発の旗振り役をやっていたとはいえ、これくらい首相の「決断」を歴史が評価するだろうとまでべたぼめするのは異例というより異様。

20:39 from gooBlog production
「「宙の泣き声」(シノプシス)」 blog.goo.ne.jp/macgoohan/e/dd…

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「宙の泣き声」(シノプシス)

2012年06月09日 | 映画
<登場人物>

木口真理子
木口正一
管理人
公園の若い母親
公園の赤ん坊

妊娠中の女性・真理子。夫の正一は忙しくてほとんど家には寝に帰ってくるだけの状態でほっぽり放しの状態。
「赤ちゃんが欲しくないの」と問い詰めるが、言を左右にしてはっきり答えない。
そんな日々が続くうち、隣から子供の泣き声が聞こえてくる。その泣きように何か異様な感じを受けた真理子は、虐待でもしているのか何とかしないといけないのではないかと、と正一に相談するが、正一はろくすっぽ耳を貸さずにさっさと寝てしまう。
管理人に訴えると、隣には誰も住んでいないという。管理人立会いのもとで確認するが、確かに隣室はがらんとして人が住んでいる形跡はない。
しかし、再び部屋で一人でいると、隣の子供の声はやはり聞こえてくる。
耐えかねて隣のドアのチャイムを鳴らしてみると、返事があって中から鍵が開けられる。しかし、ドアチェーンがかけられて、鍵を開けた人間の姿はほとんど見ることができないが、髪の長い女であることはわかる。
真理子は女に何をしているのか問い糺すが、ぶつぶつ意味不明の言葉が聞こえるだけで、まともな受け答えにならない。
いらだちかけたところで、女は唐突に「私の赤ちゃんを見てください」と言い出す。
真理子はむげに断ることもないので、室内に入る。

中に入ってみると、椅子がひっくり返っていたり、床の上にポケモン柄の食器がほこりにまみれて出しっぱなしになっていたりしていたり、ひどく乱雑だ。
どこからか生臭い匂いがする。どうもバスルームから匂ってくるらしい。そこでそっとドアを開けて見ると、洗い流した血がこびりついて残っている跡が見つかる。いったい、バスルームで何が行われたのか。ぞっとする真理子。
どこかから、また子供の泣き声が聞こえる。しかし、見渡しても子供の姿が見えない。
哺乳瓶がそのあたりに放り出されているが、長いこと使われた形跡がない。
「お子さんはどこでしょう」
「そこにいるじゃないですか」相変わらず顔の見えない女は答え、ベビーベッドを示す。
しかし、ベビーべッドを覗いて毛布をめくってみると、そこにいるのは赤ん坊の人形だけだった。そうっと人形を抱き上げてみる真理子。
「何をするんですっ」女の鋭い声がとぶ。
真理子は怯えた拍子に人形を取り落としてしまう。しかし、人形のはずなのに泣き声が響き渡る。混乱する真理子。
泣き声はさらに激しくなった。真理子はそれ以上耐え切れず、部屋から逃げ出そうとする。
女が追ってくる。逃げる真理子。ドアから飛び出せた、と思った瞬間、髪をつかまれる。真理子はなんとか振りほどき、そのまま廊下を駆け抜けてアパートから逃げ出す。

しばらく自分の部屋に戻る気がせず、やむなく真理子はぶらぶらする。
夫に電話をして、いつ帰るのか聞くが、埒が開かない。「声だけで姿が見えない赤ん坊ってどういうことだ。そんなのいるわけないだろう」と、にべもない返事が返ってくるばかりだ。
公園にベンチに座っていると、本物の赤ん坊連れの母親の姿が目に入る。ちょっと微妙な気持ちで見る真理子。
ベンチに座ってしばらく自分の大きなおなかを抱えていると、赤ちゃんの泣き声がする。
微妙に嫌な顔をしてそちらを見ると、さっきの母親が子供をあやしている。
それから真理子は携帯でゲームをしたりして時間をつぶして過ごす。と、また泣き声が聞こえるので、何気なくさっきの方を見てみると、誰もいない。公園には、真理子以外誰もいない。
え、となる真理子の耳に、また泣き声が聞こえてくる。どこから? すぐそばからだ。しかし誰の姿も見えない。
真理子はベンチから腰を浮かせかける。
そこに突然、顔の見えない女が後ろから覆いかぶさるように組み付いてくる。
真理子の絶叫に、赤ん坊の泣き声が大きくかぶさって…。

真理子が気がつくと、自分の部屋にいた。「いつのまに…」さっきあった出来事は夢か何かだったのだろうか。
すでに夜になっている。正一に電話するが、「おかけになった携帯は、電波の届かない場所にあるか、電源が入っていないのでかかりません」といっこうに出ない。
ドアのチャイムが鳴る。びくっとする真理子。なおもチャイムは鳴り続ける。そっと玄関ドアに近づき、外を覗く。正一がいた。
「なんで自分の家に入るのにチャイムを鳴らすのよ」と真理子はドアを開ける。
「何を騒いでいるんだ」と正一はにべもない態度でいる。
「変な女がついてきているのよ」と懸命に訴えるが、正一はほとんど興味を示さない。姿を見せない赤ん坊の話をしても、「そんな赤ん坊がいるものか」と取り合わない。
真理子は激昂し「欲しくないからそういうことを言うのよ」と正一に殴りかかる。と、正一は真理子のブラウスの中に手を突っ込もうとしてくる。
真理子は激しく拒否し、バスルームに閉じこもってしまう。
と、そこは一面血みどろで、出刃包丁やノコギリも血にそまって転がっている。
「いったい、これは…」呆然とする真理子。
外から思い切り蹴飛ばしてくる音が響く。しばらくドアの外であらん限りの罵りを浴びせる正一。
真理子は、ときおりおなかに手をやって、「安心して。あなたは必ずあたしが守ってあげるから」とおなかの中の子供に語りかける。
そこにいきなり声が響く。「何が赤ちゃんだ。赤ん坊なんていない。みんなおまえの思い込みだ」バスタブに血だらけになって横たわっている、そんなところにいるはずのない正一は語りかける。
真理子はあとずさって、洗面所の鏡の前に来る。
ふと見ると、そこに顔の見えない女が写っている。凍りつく真理子。だが、鏡の中の女が髪をおおわれた顔を上げると、現れたのは真理子自身の顔だった。
真理子はバスルームを飛び出す。
そこには、まだ血にまみれていない正一が待っている。「いつまで妄想にふけっているんだ。赤ん坊なんていない。おまえは妊娠などしていない。見ろ」
と、むんずと真理子の膨らんだ腹を鷲づかみにする。と、しゅうっと空気が抜けた風船のようにみるみる膨らんでいた腹がしぼんでしまう。
「想像妊娠だよ」
泣いていたのは真理子の子供ほしさから来た想像妊娠から生まれた、現実には存在しない赤ん坊だった。
だがそれを知った、というより思いだした真理子は逆上して、正一を殴り、刺し、首を絞めて殺す。決して正一がつきつける事実を認めようとはしない。
「赤ちゃんはいる。あんたがいくら認めなくても、いるものはいる」
そして、正一の体をバスルームでばらばらにして、小分けにしてあちこちに捨ててまわる。
ベビーベッドを買い込み、準備万端整える。しかし、肝腎の赤ん坊が生まれることは、もちろんない。
だが、ベッドには代わりに人形が寝かされている。真理子の耳には、赤ん坊の泣き声が響き続いている。しかし、以前のように神経をいらただたせることなく、うっとりと耳について離れない赤ん坊の泣き声に聞き入っているのだった。
<終>



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「デス・レース2」

2012年06月09日 | 映画

「2」とはいっても驚くほど前作そっくり。
「デス・レース」自体ロジャー・コーマン製作・デヴィッド・“オナニーしながら窒息死”キャラディーン主演、シルベスター・スタローン悪役出演の「デスレース2000年」のリメークなのだが、そのまたリメークみたい。劣化コピーとまでは言わないけれど、途中で入れ替わってもわからないのではないか。

終盤、やっと新趣向が出てくるのだけれど、本来だったら中盤に持ってくるべき。作中呼ばれるようなフランケンシュタインというより鉄仮面ですけれど、さらに続編を作るためのお膳立てか。
ゲーム的趣向を入れているのだが、自分で操作できるゲームと違って見ているだけの映画でやってもそれほど意味ない。
(☆☆★★★)

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6月8日(金)のつぶやき

2012年06月09日 | 映画
10:27 from gooBlog production
「軽蔑」 blog.goo.ne.jp/macgoohan/e/0d…

21:58 from SOICHA
sound cloudアプリをダウンロードして試してみる。まずピアソラから。これだけさまざまな楽器・ミュージシャンが演奏していたかと再認識。youtubeと違って音楽だけに絞れるので使いやすいかも。

22:03 from SOICHA
役所もちゃんとスポークスマンを置いて、一般に納得できるよう説明するようにしないとまずいですよ。役人だから身分安泰なんて時代はもう終わっているのではと思う。そういう幻想を振りまく方がいろいろ回りやすいのだろうが。

22:05 from SOICHA
昼間ずうっと地震続き?そんなはずないと思ってたら近所で家の解体をしていたのでした。どうも過敏になってます。

22:12 from SOICHA
右翼なんだか宗教なんだかわからないバカでかい宣伝用トレイラーが二台連なって走っていて、ちいさくスポンサーらしき某有名老舗煎餅メーカーの名前が入っていた。どういう事態なんだろう。

23:11 from SOICHA
#dig954 検察や警察は広い意味で裁判所や弁護士と仲間であるべきだと思う。法システム全体として無実の者を有罪にせず、犯罪者を適切に罰する働きをするべきなので、勝ち負けや失点として受け取るのは本当はおかしいのです。

23:50 from SOICHA
警察や検察のメンツなんか、外部の人間には三文の価値もない。それが傷ついたら正義や法の権威が損なわれるとか思っているのだとしたら、メンツに汲々とする矮小な姿を宣伝して、さらにその程度まで法や正義を貶めているということです。#dig954

by yapoono6 on Twitter

「軽蔑」

2012年06月08日 | 映画
女優さんのヌードが話題になるって、ずいぶん久しぶりの気がする。
CMに出るのにイメージが悪くなるので事務所がやらせたがらないというのが理由というけれど、あたくし、テレビCMはまるで見なくなってますけれど。
鈴木杏の体型はあまりストリッパーって感じではありませんが、やや野暮ったい分昭和の匂いがします。

廣木隆一監督らしく引いたサイズの長回しが多くて、テレビ画面で見るのはかったるい。劇場で見ない方が悪いには違いないが。
(☆☆☆)

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6月7日(木)のつぶやき

2012年06月08日 | 映画
09:27 from gooBlog production
「クライシス・オブ・アメリカ」洗脳による陰謀 goo.gl/zDhg5

09:48 from web
「若草の祈り」「父の肖像」I never sang for my father(VHSでレンタルビデオが出たときのタイトル。テレビ放映時は「断絶の家」)今DVDを出してほしいものに限って。#おすすめの映画晒してタイムラインを旧作レンタル100円祭りにする

09:51 from web
「夏の夜の10時30分」ジュールス・ダッシンのテクニシャンぶり 「悪魔のような恋人」ナボコフ原作 アンナ・カリーナが中年男ニコル・ウィリアムソンをいたぶりつくします。男はMではないのでなおさら残酷 #おすすめの映画晒してタイムラインを旧作レンタル100円祭りにする

10:23 from web
firefoxがどんどんバージョンアップするのはいいけど、動作が妙に重い。

10:28 from web
ヒゲの殿下の訃報で、アルコール依存症なのと癌との闘病とを別々みたいに報じているけれど、意外と知られていないけれどアルコールってれっきとした発癌性物質なんですよ。特にタバコと一緒に摂ると毒性は数倍になる。

10:31 from web
星新一がSFを書き出したのはブラッドベリの「火星年代記」を読んだから、というのだからずいぶん前のはず。亡くなったのは15年も前でしたが。

10:43 from web
ダグラス・ヒコックスで「電撃脱走 地獄のターゲット」「スカイ・ライダース」祖母がテレビで後者を見て、こんなおもしろい映画見たことないと興奮してました。へ?と思ったけれど #おすすめの映画晒してタイムラインを旧作レンタル100円祭りにする

10:54 from web  [ 1 RT ]
「バンデッドQ」 公開時ジョージ・ハリスン製作とでかでかと出ていたのはウソみたいなホントの話 #おすすめの映画晒してタイムラインを旧作レンタル100円祭りにする

11:07 from web
「抱きしめたい」ロバート・ゼメキス&ボブ・ゲイルの初期の佳作 ビートルズの実写の扱いの凝り方。あとゲイル脚本の「トレスパス」 #おすすめの映画晒してタイムラインを旧作レンタル100円祭りにする

11:29 from ブクログ(booklog.jp)
リー・ストラスバーグという偉大な演技コーチの下で姉妹のようにして過ごした著者の目から見たマリリンの姿が半...『マリリン・モンローとともに 姉妹として、ライ...』スーザン・ストラスバーグ ☆5 bit.ly/MaAXQX

11:36 from Tweet Button
維新の会と組んで一緒に沈んでくれmainichi.jp/select/news/20…民主党:鳩山由紀夫元首相 離党の可能性を示唆  消費増税法案の採決を巡り、大阪維新の会との連携に意欲?#rt_pl

14:09 from SOICHA
解体と古畳。 p.twipple.jp/bunPC

17:05 from gooBlog production
「マリリン・モンローとともに 姉妹として、ライバルとして、親友として」 blog.goo.ne.jp/macgoohan/e/54…

17:14 RT from web  [ 10 RT ]
おまー (゜д゜) メイキング再生してお茶吹いたよ eiga.com/movie/58313/vi… /  [映画ニュース] 大ヒットインド映画「ロボット」完全版 マチュピチュでのメイキング映像を入手! #映画 #eiga
映画.comさんのツイート

17:19 RT from web  [ 532 RT ]
片山さつき( @katayama_s )はフランス国立行政学院に留学していたから知っているだろうに、フランスで同じ発言をするとかなりの確率で犯罪になるだろう。日本にヘイトスピーチやレイシズムへの処罰がないことをいいことに、汚い人種・民族差別、排外主義をまき散らしやがって。
kazukazu88さんのツイート

17:19 RT from web  [ 186 RT ]
国会議員なら人権意識のかけらのない人間が議員になれるという事実から、生活保護制度の破綻よりも日本の民主主義の破綻を心配すべきだろうに。
kazukazu88さんのツイート

17:20 RT from web  [ 10 RT ]
「パチンコ産業の独占(ナチは金融業の独占と言ったけれども)、日本人は永遠の奴隷になる」とかナチの反ユダヤプロパガンダと全く同じじゃないか!しかも下に「外国人差別の意図はありません」と白々しく書いてやがる。生粋の差別主義のチラシにも関わらず。
kazukazu88さんのツイート

20:03 from SOICHA
クーラーつけっぱなしで風邪ひいたからお稽古休みます、だと? バカかおまえは。色んな意味で。

21:39 from SOICHA
加藤嘉 初舞台の役が峠の茶屋の爺さん 普段はお洒落なモダンボーイ #おじいちゃん総選挙

22:39 from SOICHA
検察を審査する検察審査会がいるな~ #dig954

by yapoono6 on Twitter

「マリリン・モンローとともに 姉妹として、ライバルとして、親友として」

2012年06月07日 | 
リー・ストラスバーグという偉大な演技コーチの下で姉妹のようにして過ごした著者の目から見たマリリンの姿が半分・自叙伝が半分で、通奏低音のように女優が(あるいは女性全般が)男あるいは男社会に敬意をもって扱われるということがいかに難しくまた稀かというモチーフが見える。

家庭的にまったく恵まれなかったマリリンと、恵まれすぎていたともいえる著者とが対照的なようで一枚のコインの裏表のよう。
多くの名声を博した俳優たちの肖像は概して厳しいタッチで描かれ、自らの人間性を曝け出さざるをえない職業に不可避のエゴイズムがありありとわかる。

先日公開された映画「マリリン 7日間の恋」ではごく簡単にしか描かれていなかったポーラ・ストラスバーグとモンローとの関係がみっちり描かれているのも、著者の微妙な嫉妬とともに興味深い。

原典にある多くの詩などの引用を、山田宏一の訳はすでにある日本語訳をいちいちどの本の誰の訳か明記して引用してあるのが良心的。



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「クライシス・オブ・アメリカ」

2012年06月07日 | 映画
朝鮮戦争を背景にした「影なき狙撃者」のリメークだが、今回は湾岸戦争がバック。洗脳というのをアメリカ人が初めて知ったのが朝鮮戦争とされているが、それからずいぶん洗脳の技術も発達しただろうけれど、どうしても映像化すると、つまり洗脳される人間の主観から離れてある程度客観的に見ていると、どうしても荒唐無稽に見える。
洗脳というより後催眠術だし、催眠暗示が目覚めるキーが単純すぎる気がする。それだったらロバート・フロストの詩Stopping By Woods on a Snowy Evening(だと思う)を使ったドン・シーゲル監督、ピーター・ハイアムズ&スターリング・シリファント脚本の「テレフォン」の方が格好いいし、ストーリーも手を広げない分、うまくできていたように思う。

メリル・ストリープの息子を支配する母親役というのは、キャサリン・ヘプバーンが「去年の夏突然に」の母親役をやったようなもの。うまくて怖くて、反感をかう。
(☆☆☆)

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6月6日(水)のつぶやき

2012年06月07日 | 映画
09:32 from gooBlog production
「ヒア アフター」メメント・モリ(死を忘れるな) goo.gl/QqPsb

14:05 from SOICHA
紫陽花 p.twipple.jp/fXss3

14:07 from SOICHA
あっちにも花 p.twipple.jp/mAGPE

14:08 from SOICHA
こっちにも花 p.twipple.jp/Rggwe

14:33 from SOICHA
神父が煙草を持って歩いてる。

14:34 from SOICHA
神父で医者。守秘義務を持つ職業を二つ兼ねてる。

22:33 from ブクログ(booklog.jp)
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