マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

自分の居場所の安らぎ

2006年02月13日 | 私の想い
北陸に行って思ったことはやはり雪の大変さ。
大阪市内はほとんど積雪がありません。
積もったとしても1シーズンに1~2回。
それも1センチくらいで、お昼には融けてしまう雪です。

それが雪の地方に行くとなかなか融けない。
永平寺では積雪が100センチとのことでした。

Hokuriku5

11日は暖かくて午後から小雨が降りました。
それが翌日朝起きて旅館の窓から外を見ると
真っ白な雪景色。
シンシンと降りしきるような雪にたじろぎました。
出発が躊躇われて、チェックアウトギリギリまで
部屋の窓から降りしきり雪を見ていました。

観光で訪れた街の雪は珍しくてきれいだと思うけれど
ここで生活する人は多くの不便を感じているに違いない。
雪に遮られることが数多くあるに違いない。
そんなことを思いました。

雪の大変さを知らない私がここで生活するとしたら
きっと数日で根を上げるに違いありません。
今年は例年になく雪の多い季節。
早く春になって雪融けが来るといいなと思いました。

大阪駅に電車が到着して、赤や青や黄のネオンを見た時
なぜか4人はホッとしました。

そして「やっぱり大阪はええなぁ・・・」なんて
妙に感嘆したものでした。

それはたぶん雪国の人が大阪に来ても
大阪のゴミゴミしたところに耐えられず
自分の家に戻ると「やっぱりここは最高だ」と思うはず。

今の場所から少し離れるだけで
そのよさがわかることはいいことだと思います。
行きは嬉しくても、帰る家があるから安心なんだと。

自分の居場所で安らぎを感じられることは幸せだと思います。




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