今日のフォト。
あべのand(あべのアンド)=複合商業施設。
大阪城公園へ、写真を撮りに行った時のこと。
この場所で、数人の叔母さんたちが、ぎんなんを拾っていました。
「たくさん落ちていますか?」と尋ねると・・・
「奥さんも、拾いなはれ」と、言われました。
「ナイロン袋を持ってないし」・・・と言うと。
「袋ならあげますがな、ぎょうさん拾うて帰りなはれ」と言われました。
ぎんなん拾いの常連の叔母さんは、足で木の幹を蹴って
ボロボロと、ぎんなんを落としてくれます。
空から雹(ひょう)が降って来るかのように
頭に当たっては地面に転げ落ちる。
ぎんなん拾いが新米の私たち数人が喜ぶと
常連の叔母さんは、更にイチョウの木を蹴って蹴って、蹴りまくった。
ぎんなん拾いがこんなにも面白くて、楽しいものだとは思いませんでした。
ものの30分ほどの間に、スーパーマーケットの袋にいっぱい拾いました。
この時のぎんなんって、メチャクチャ臭いのですよ。
家族には、臭い、臭いと言われました。
ぎんなんを容器に入れて・・・。
水を入れて、一晩漬けておきます。
そうすると、皮が軟らかくなって、ぎんなんが取り出しやすい。
・・・と、ぎんなん拾いの常連の叔母さんが教えてくれました。
こちらは一晩漬けておいたぎんなんです。
水を捨てて、ゴム手袋をして、ゴシゴシします。
お米を洗う時よりももっと力を入れて。
果皮の中から、ぎんなんが出てきます。
この時が一番匂いのピーク。 もの凄く臭いです。
果皮を捨てて、ぎんなんを取り出す。
それの繰り返し。
裏方は、こんなことになっています。
もう臭くて、臭くて。
ようやくぎんなんだけが残りました。
ご苦労さま・・・でした。
無料(タダ)で拾った割には、大きいでしょ?
これを新聞紙の上に、並べて3~4日陰干しします。
新聞紙は、毎日取り替えます。
色が明るくなってきたでしょう?
乾いてきた証拠です。
売っているぎんなんと何ら変わらない、立派なぎんなんです。
ガラスのコップに6杯もありました。
凄いでしょ?
茶わん蒸し以外で、ぎんなんの美味しい食べ方、知っていますか~?
フライパンで、炒るのかな? 茶封筒に入れて、レンジでチン?
大阪城公園では、お気に入りの写真も撮れたし、ぎんなんも拾えたし
う~ん、楽しい1日でした。
夜中の激しい雨も上がり、午前中はお日様が射してきました。
昨日に引き続き、外壁の美装です。
今日の大阪は、強風だったので、工事中に事故が起きないかと心配でした。
こびりついた埃や汚れが、吹っ飛んでいきます。
流石、プロです。
窓ガラスもピカピカになりました。
ここは1階だけれど、地下があるので、落ちると怪我をします。
おじさん、危ない、危ない。
今日は浴室に、暖房&乾燥&換気のシステムを入れました。
これ1台で、3つの機能とは、賢いな~。
今は、いいものがありますね~。
明日は土曜日、工事がお休みなので、私もホッと一息つけます。