マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

そして父になる

2013年10月27日 | 映画
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今日のフォト。 「そして父になる」を観てきました。









                 









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6年間、愛した息子を あなたなら交換できますか?
第66回、カンヌ国際映画祭、審査員賞受賞作品、「そして父になる」



カンヌでは、10分以上鳴りやまないスタンディングオベーションを受け
審査委員長からは、初めて観た時から、この作品が賞に値すると確信していたと言われた。









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主演、福山雅治。
監督・脚本・編集、是枝裕和。









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大手建設会社に勤め、都心の高級マンションで妻と息子と暮らす野々宮良多(福山雅治)
ある日、産院から電話で、6歳の息子が取り違えられた、他人の子供だとわかる。









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妻のみどりは(尾野真千子)は、気づかなかった自分を責め









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良多は、優しすぎる息子に、抱いていた不満の意味を知る。









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良多は、戸惑いながらも、相手方の家族と交流を始めるが
群馬で小さな電気店を営む、斉木雄大(リリー・フランキー)と
ゆかり(真木よう子)夫婦の 粗野な言動が気に入らない。









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過去の子供の取り違え事件では、100%、血のつながりをとると言うが









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息子に一心な愛情を注いできたみどりと
温かで賑やかな家族を築いてきた斉木夫婦は、育てた子を手放すことに苦しむ。









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先ずは、実の子を家に1泊させることから始める。









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みどりとゆかりは、母親同士ということもあって、電話で情報を交換する。









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実の子であっても、なぜか、噛み合わない。
もちろん子供も、育ての親への思慕ばかり。









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入学式が終わっても、両方の親は、結論を出せずにいた。









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大切なのは、血のつながりか、共に過ごした時間か。
突きつけられる、親としての選択。









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本当の父として、葛藤を繰り返す、福山の演技が、光る。
子を持つ親なら、子供の取り違え事件、ふと我が身に置き換えて考えてしまう。









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