今日のフォト。 赤いふんどし、白いふんどし。 元気をもらいました。
1月14日、四天王寺の六時堂で、「どやどや」が行われました。
元旦から六時堂で修正会が修せられ、14日の結願日に「どやどや」が行われる。
修正会は、毎年正月、天下泰平・五穀豊穣を祈願する行事です。
先ずは、可愛らしい幼稚園児たちがやってきました。
赤いハチマキと白いハチマキを締めて、男児は上半身裸、女児は袖無しTシャツ。
総勢300人余りの園児たちのは、寒くても元気いっぱい。
1月14日の大阪は、この冬1番の冷え込みで
最低気温が、零下0.5度まで下がり、うっすらと氷が張った。
紅白に色分けした、鉢巻とふんどし姿の中高生たちが、東と西から登場。
東の白は百姓、西の赤は漁師。 今も白組は東から赤組は西からやってくる。
そして六時堂の前にくると、大きな柄杓で、水をかけられる。
若者たちは、我先にと
六時堂の階段を駆け上がり
押し合いへし合いしながら
六時堂の上から落ちてくる、御札(おふだ)を奪い合う。
御札を取った若者は、得意げで、嬉しそうです。
どやどやには、四天王寺学園の中・高生と、清風学園の高校生が参加する。
ふんどしを締めて、どやどやに参加した人たちは、総勢千人を超える。
厚着をして、ダウンを着ていても、寒風の中にいると寒くて震える。
裸で、水を掛けられても、元気に飛び回る若者たち。
水を掛けられた若者の体から発する熱気が、蒸気となって白くなる。
寒くて、よだれも鼻水も出ます。 蒸気の中の若者の顔、最高の1枚。
四天王寺のどやどやは、日本三大奇祭のひとつです。