今日のフォト。 5月の前編に続いて、映画「64(ロクヨン)後編」を観てきました。
「64(ロクヨン)後編」が封切されたのは6月。 観たのも6月。
長い間、ブログに更新できないまま放置していましたが
前編・後編の映画なので、ここに記憶として残しておきます。
前回の「64(ロクヨン)前編」のブログは、こちらをクリック。
昭和64年1月5日の少女誘拐事件は、捜査していくうちに
少女の遺体が発見されて、殺人事件となった。
そして1月7日の天皇崩御によって、昭和は終わった。
世間の関心を集めることなく、この事件はひっそりと消えて行った。
時効まで1年となったある日、誘拐事件が起きた。
「64(ロクヨン)」の時と同じ、サトウと名乗る男から
現金2000万円。 丸越百貨店のスーツケースに入れて。
受け渡し場所も、あの時と同じ。
「64(ロクヨン)」の模倣誘拐事件。
犯人は、過去の「64(ロクヨン)」に詳しい関係者か。
「64(ロクヨン)」の被害者の父、雨宮は、唯一、犯人の声を聞いた人物。
雨宮は、犯人の声を頼りに、公衆電話から
タウンページの「あ」から、電話をかけ、犯人を捜していた。
そしてついにその声を見つけた。
小説では、犯人が保護されたというところで終わるそうですが
映画では、まだ続きがあり、その続きにも決着がつき
時効前に、ようやく犯人が逮捕された。
殺された娘の思い出に繋がる餅の花を
雨宮はどんど焼きの近くに置く。 これで終わったというように。
発生から、時効寸前までの長い時間、多くの人の心に
影を落としていた「ロクヨン事件」も、ようやく終わりを迎え
どんど焼きの火は、それぞれの出発を応援するかのように
力強い炎を 夜空に放っていた。
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