今日も含め3連休は所用で多摩ニュータウンへ出向くMAKIKYUですが、そこで走っているバスは鉄道と同様に2社があり、その一つが今日取り上げる神奈川中央交通(通称:神奈中)で、昨日は乗車はしませんでしたが何台も走っている姿を目撃、連休中に是非1度乗車できればと思っています。
神奈中(かなちゅう)は神奈川県にお住まいの方や、同県に縁のある人間(MAKIKYUもそういった人間の一人ですが…)でしたら大抵ご存知で、馴染み深いものだと思いますが、この会社はバス専業事業者(=鉄道会社以外)では現在日本一の規模(ちなみにバス日本一は九州・福岡の西鉄です)を誇っており、神奈川県内陸部に幅広く路線を持つほか、東京都内の一部(町田市・多摩市など)でも多数のバスを運行しています。
この神奈中バスは黄色と赤・オレンジ帯の塗装を纏った車両が一般的(用途の異なる車両などで異なる塗装の車両も存在します)で、三菱ふそうの販売代理店を系列に持つ事もあって三菱ふそう車の導入が多く、96年以降に導入されている三菱製の大型路線車NEW AEROSTARは、神奈中の何処へ行っても見られるほどポピュラーで、現在の同社を代表する存在となっています。
神奈中のNEW AEROSTARは、同社の路線における運賃支払方法が営業所によっては前払いと後払いが入り乱れる事もあり、本来死角確認窓(セーフティウィンドゥ)が設けられる箇所に運賃支払方法を表示する幕を設置しているのが大きな特徴で、これはNEW AEROSTAR以外の同社路線車の大半にも共通して見られる特徴です。
また導入時期が長い事から途中で車両形式が変わり、新しい排ガス規制に対応するためにエンジンなどに違いがあるほか、途中から低床ワンステップ(それまでは2段ステップながら、前扉に補助ステップを取り付けて乗降性に考慮)となり、また行先表示もLED化(一部は途中で取り替えた車両も存在)され、内装も変化(座席のモケットなど)していますので、見た目は同じ様に見える車両でも色々違いが見られ、観察されると面白いかと思います。
(この他に同社では少数派のノンステップ車も少しずつ増殖していますが、こちらは車高が低く見た目も扁平な感じですので、一目見ただけでも容易に識別可能です)
なお「MAKIKYUのページ」では本日から「カナちゃん号」(かなち様) <相互>へのリンクを開始致します。
(アドレスは http://kanachango.hp.infoseek.co.jp/です)
このページは神奈中バスを中心に、同社エリアの近隣を走る相鉄のバスや箱根登山バス、また小田急線などを詳細に取り上げており、この記事を見て神奈中バスに関してもっと知りたい…と思われる方をはじめ、上記に挙げた会社の路線バスに関心を持たれている方にはオススメです。
なおトップページへのBOOKMARK表示は、先月末にリンク開始しましたサイト様を含め、11月10日前後まで告知期間として掲載する予定ですが、その後はリンク集からのリンクのみとなりますので、お間違えの無い様ご注意下さい。
ちなみに画像の車両は大和営業所所属の新ステップ車(2段ステップ)と戸塚営業所所属のワンステップ車(この写真は過去にも掲載)です。
同タイプの車両は神奈中ではありふれた存在で、同社エリア各地で姿を見る事が出来ますが、2枚の画像を比べるだけでも、色々違いがあるのに気付かれるかと思います。