「MAKIKYUのページ」では以前、小湊[Kominato]鐵道の路線バスについて取り上げた事があり、また最近では近隣を走るJRのローカル線・久留里線に関しても取り上げていますが、今日は小湊鐵道の鉄道線について紹介します。
小湊鉄道線は千葉県市原[Ichihara]市の五井駅を基点に、大多喜町の上総中野[Kazusa-Nakano]駅までの39.1㎞を運行している路線で、沿線の大半は市原市内に属します。
沿線は東京の通勤圏に辛うじて含まれますが、同線は単線・非電化で、途中の上総牛久を境に運行本数が大きく異なり、五井寄りは概ね毎時列車が確保されていますが、末端区間は1日僅か5往復と大きな格差があります。
車両は現在写真のキハ200形1形式のみで運行されていますが、車内は通勤対応のロングシート・トイレなしで、単行運転が多いにも関らずワンマン運転に対応していないのは、近年のローカル線では非常に珍しい事です。
キハ200形は製造期間が比較的長いにも関らず、窓の違い(比較的新しい車両はユニット窓になっている)を除くとあまり大きな違いはなく、その後も冷房改造が行われている他は比較的原型を保っています。
また沿線や駅の佇まいも古風な感じの所が多く、小湊鐵道線に乗車するとタイムスリップした様な錯覚に陥ります。
この様な路線が首都圏で今もなお残存しているのは奇跡的で、東京辺りから手頃にローカル線の旅を楽しむにも絶好の路線ですが、上手く廻れば先日取り上げた久留里線とセットで廻ることも可能です。
(ただ日の短い今の時期はかなり厳しく、また小湊鐵道~久留里線を結ぶ路線バスもありませんので、周遊ルートを組む場合は本数の少ない小湊鐵道線の養老渓谷~上総中野間と、安房鴨川~上総亀山間の日東バスの時刻を上手く組み合わせる必要があります)
それと小湊鐵道線は運賃が比較的割高で、全線を乗り通すと1370円かかるのが難点ですが、1日フリー乗車券(1700円)や房総半島横断乗車券(五井→上総中野→大原:乗車は1回限りですが途中下車可で逆ルートもあり:1600円)といった乗車券も発売されています。
この房総半島横断乗車券は、小湊鐵道といすみ鉄道という趣の異なる2つのローカル線を楽しめ、普通に乗車すると2000円近くかかる所を1600円で乗れるのでオススメで、昨年MAKIKYUが小湊鐵道に乗車した際もこの「房総半島横断乗車券」を使用しました。
いすみ鉄道に関しても、機会があれば紹介したいと思います。
「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様も小湊鐵道線に乗車され、ローカルムードを満喫しながら房総半島を横断されてみては如何でしょうか?
小湊鉄道線は千葉県市原[Ichihara]市の五井駅を基点に、大多喜町の上総中野[Kazusa-Nakano]駅までの39.1㎞を運行している路線で、沿線の大半は市原市内に属します。
沿線は東京の通勤圏に辛うじて含まれますが、同線は単線・非電化で、途中の上総牛久を境に運行本数が大きく異なり、五井寄りは概ね毎時列車が確保されていますが、末端区間は1日僅か5往復と大きな格差があります。
車両は現在写真のキハ200形1形式のみで運行されていますが、車内は通勤対応のロングシート・トイレなしで、単行運転が多いにも関らずワンマン運転に対応していないのは、近年のローカル線では非常に珍しい事です。
キハ200形は製造期間が比較的長いにも関らず、窓の違い(比較的新しい車両はユニット窓になっている)を除くとあまり大きな違いはなく、その後も冷房改造が行われている他は比較的原型を保っています。
また沿線や駅の佇まいも古風な感じの所が多く、小湊鐵道線に乗車するとタイムスリップした様な錯覚に陥ります。
この様な路線が首都圏で今もなお残存しているのは奇跡的で、東京辺りから手頃にローカル線の旅を楽しむにも絶好の路線ですが、上手く廻れば先日取り上げた久留里線とセットで廻ることも可能です。
(ただ日の短い今の時期はかなり厳しく、また小湊鐵道~久留里線を結ぶ路線バスもありませんので、周遊ルートを組む場合は本数の少ない小湊鐵道線の養老渓谷~上総中野間と、安房鴨川~上総亀山間の日東バスの時刻を上手く組み合わせる必要があります)
それと小湊鐵道線は運賃が比較的割高で、全線を乗り通すと1370円かかるのが難点ですが、1日フリー乗車券(1700円)や房総半島横断乗車券(五井→上総中野→大原:乗車は1回限りですが途中下車可で逆ルートもあり:1600円)といった乗車券も発売されています。
この房総半島横断乗車券は、小湊鐵道といすみ鉄道という趣の異なる2つのローカル線を楽しめ、普通に乗車すると2000円近くかかる所を1600円で乗れるのでオススメで、昨年MAKIKYUが小湊鐵道に乗車した際もこの「房総半島横断乗車券」を使用しました。
いすみ鉄道に関しても、機会があれば紹介したいと思います。
「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様も小湊鐵道線に乗車され、ローカルムードを満喫しながら房総半島を横断されてみては如何でしょうか?