先週「MAKIKYUのページ」では千葉県のJR久留里線を走る希少車両として、キハ37形を取り上げましたが、今日はその際に少々触れたキハ38形について取り上げたいと思います。
この車両は国鉄末期に老朽化したキハ30系列の取替えとサービスアップを目的に、これらの車両の部品を一部流用して製造された通勤型気動車で、当初から冷房車として登場した事は評価すべき点です。
導入線区は八高線(八王子~倉賀野:列車は高崎まで直通)のみに限られた事から、製造は僅か7両にとどまり、少数派の車両として同線で活躍していましたが、八高線も近年は南側の八王子~高麗川間が電化されて電車に置き換えられ、高麗川以北の区間もこの際に新型気動車のキハ110系列に取り替えられた事から、キハ38系も八高線からは撤退を余儀なくされ、老朽化したキハ30形が多数使用されている久留里線に全車が転属し、現在は同線のみで活躍する車両となっています。
久留里線転属後も暫くは導入当時の白に赤帯の塗装で活躍していた様ですが、現在は他の久留里線車両と同様の同線新塗装に塗り替えられ、同系同士や先日取り上げたキハ37形との2両編成で久留里線の主力として活躍し、ラッシュ時間帯を中心に旧型のキハ30形との併結運転も行われます。
久留里線の車両の中では最も新しく、デザイン的にも見栄えのする車両ですが、座席は個別区分されたバケットタイプのロングシートを採用しており、この座席は硬い上に無理矢理区分された区画に座らせようとする代物で、それも狭苦しい感じが否めずイマイチな感じを受けます。
こればかりは個人的な好みもあるかと思いますが、他の車両と併結してやってきた際にはこの車両を避け、他の車両を選んで乗車した方が得策かと感じてしまうのはMAKIKYUだけでしょうか?
この車両は国鉄末期に老朽化したキハ30系列の取替えとサービスアップを目的に、これらの車両の部品を一部流用して製造された通勤型気動車で、当初から冷房車として登場した事は評価すべき点です。
導入線区は八高線(八王子~倉賀野:列車は高崎まで直通)のみに限られた事から、製造は僅か7両にとどまり、少数派の車両として同線で活躍していましたが、八高線も近年は南側の八王子~高麗川間が電化されて電車に置き換えられ、高麗川以北の区間もこの際に新型気動車のキハ110系列に取り替えられた事から、キハ38系も八高線からは撤退を余儀なくされ、老朽化したキハ30形が多数使用されている久留里線に全車が転属し、現在は同線のみで活躍する車両となっています。
久留里線転属後も暫くは導入当時の白に赤帯の塗装で活躍していた様ですが、現在は他の久留里線車両と同様の同線新塗装に塗り替えられ、同系同士や先日取り上げたキハ37形との2両編成で久留里線の主力として活躍し、ラッシュ時間帯を中心に旧型のキハ30形との併結運転も行われます。
久留里線の車両の中では最も新しく、デザイン的にも見栄えのする車両ですが、座席は個別区分されたバケットタイプのロングシートを採用しており、この座席は硬い上に無理矢理区分された区画に座らせようとする代物で、それも狭苦しい感じが否めずイマイチな感じを受けます。
こればかりは個人的な好みもあるかと思いますが、他の車両と併結してやってきた際にはこの車両を避け、他の車両を選んで乗車した方が得策かと感じてしまうのはMAKIKYUだけでしょうか?